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或る皇国将校の回想録

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第二部まつりごとの季節
  第三十四話 千客万来・桜契社(上)

 
前書き
今回の主な登場人物

馬堂豊久 駒州公爵家重臣団の名門馬堂家嫡流 陸軍中佐

新城直衛 戦災孤児であるが駒州公爵・駒城家育預として育てられる。
     敗戦後の政争により近衛少佐に就任する。

笹嶋定信 水軍中佐 統帥本部戦務課参謀


駒城篤胤 駒州公爵・駒城家当主 半ば引退しているが<皇国>陸軍大将でもある。

駒城保胤 駒城家長男 <皇国>陸軍中将にして駒州鎮台司令官

実仁親王 皇主の弟にして近衛衆兵隊司令官である近衛少将
     駒城閥と協力関係にある。 

 
皇紀五百六十八年 五月十六日 午後第三刻 小半刻前
桜契社大会堂 〈皇国〉水軍中佐 笹嶋定信


 水軍士官である笹島は陸軍士官の擁するこの会館に足を運ぶのは初めてであり、軍人貴族を象徴するかのような質実さと典雅さが複雑に入り混じった造りを興味深そうに眺めながら大会堂に足を踏み入れた。
「・・・・・・これは、なんとまぁ」
 待ち合わせ先の円卓に揃った面子を見て笹嶋は駒城保胤中将と新城近衛少佐、俘虜交換式でも帰還式典でも見たことがないほど畏まっている馬堂中佐――そして駒城篤胤大将が円卓についていた。敬礼を交わすと駒城の老公が深みのある声で少壮気鋭の水軍中佐を歓迎するべく新城へ視線を送った。
「直衛、お前の友人に紹介される栄誉を与えて貰いたいのだが」
「はい、殿様。此方は笹嶋水軍中佐です」
「笹嶋中佐?」
 わざとらしく目を見開き、笑みを浮かべると老練な政治家として知られる姿とは違った稚気が伺えた。
「成程、お前達が北領で共に戦った人物か?笹嶋君、噂は伺っておりますぞ。儂の末子と家臣が世話になったようですな。お礼を申し上げたい」
 白々しいがこれも儀礼の一種であった新城が駒城の末弟として紹介するのでもなければ大将と中佐か馬堂中佐(家臣)の友人と主家の当主として話す事になってしまう。
「それでは、儂の長男を紹介させて貰いたい」
「はっ、光栄であります」
 保胤中将もこうして紹介される事で中将ではなく貴人として扱われる。挨拶の交わしかただけでも形式次第では非常に面倒な事になるものである。
「それと君も知っているだろうが、馬堂家の嫡流である馬堂豊久だ」
「お久しぶりです、笹嶋中佐」
 将家の重臣らしく控えていた中佐とも礼を交わし、笹嶋は勧められた馬堂中佐と新城少佐の間の席につく。
 ――私が座っても席がまだ三席空いているが誰かが来るのだろうか?
「随分と居心地が悪そうだね。北領の時とは随分と違って見えるな」
 事情を知っているであろう隣に座った青年中佐に囁くと
「陪臣にとって、主家はある意味では皇族以上に分かり易い畏怖の対象なのですよ。軍務内や完全に私的な場なら上官か友人で通りますがこうした場では育預殿も主家に連なる末弟殿でして。ここでは皆様が目上なので私はひたすらに畏まるのみです」
と豊久もそう言って苦笑する。
「育預といえども末弟か。随分と私が知っている将家と違うな」

「はい、今は五将家の雄と言えど元をたどれば駒城は豪農から身を立てた家ですからね。そう言った家風なのですよ――ちなみに、私の家はそこの馬丁上がりです。」
 そう言って馬堂中佐がにやりと笑う。
「まぁ、主家がそう言っているのですから、然るべき人望があれば万事がその通りに扱われてもおかしくないのですが――本人の対人関係構築能力に問題がありまして、よほど酔狂な連中しか寄ってこないのですよ。実際、これまで匪賊討伐や辺境での反乱鎮圧で結構な功績を上げていますし、もう少し上官達と上手くやっていれば良かったのですがね。そうであったら北領に赴任する前に大尉か上手くすれば少佐になっていてもおかしくありません」
 わざとらしく笹嶋にヒソヒソと囁く。
「聞こえているぞ、酔狂者の筆頭格め。」
 口元を歪めた駒城家の末弟が軽く笑いながら口を挟んだ。
「酷いですね、御育預殿。私はこれでも陪臣格の間では良識派で通っているのですよ?」
「恐妻派見習いの間違いだろ?
相変わらず婚約者から逃げ回っているそうだが?」
 哀れ、良識派は苦笑を浮かべて沈黙してしまった。

「笹嶋君、君の噂は直衛から聞かされていた。
今の配置は統帥部参謀だったね?
水軍は陸軍よりも信賞必罰についてきちんとしている。」
保胤中将がそれを笑って眺め、言った

「第十一大隊が築いた軍功のお零れと言ったところです。
まぁ、自分は貰えるものは貰っておけ、と云う性分ですので有難く頂戴いたしましたが。
えぇ、それに有望な人脈も得られる事は統帥部参謀としても有り難い事でして。」
少々露悪的な口調で言うと公爵大将が面白そうに体を揺らした。
「成程な、直衛達が気にいるだけの事はある。」
 ――どうやら駒州公からみたら私も酔狂者らしい。
「それにしても、新城少佐が近衛に配属されたのは驚きました。殿下は衆兵隊の改革に熱心だったそうですが、これもその一環でしょうか」
 笹嶋の言葉に隣に座っている馬堂中佐が僅かに身じろぎした。
大店の若番頭が客に向けている様な顔つきは変わらないが、保胤中将に向けている目つきだけが鋭くなっていることに笹嶋も気づいていた。
 主家の若殿もそれを微笑で受け止めながら笹島へ言葉を投げかけた。
「えぇ、実仁親王殿下が強い御希望なさってね。
北領でいよいよ必要だとお考えになったのだろう。君も確か――」
「えぇ、最後まで北美名津にいらっしゃいましたので幾度か拝謁の栄を。」
 保胤は笹嶋に軽く頷くと二人の陸軍佐官に視線を向けた。
「直衛、馬堂中佐」
「はい」
「はっ」
 ――誰だ、お前ら。
そんな阿呆な言葉が笹嶋の脳裏をよぎるほどに らしくない返事を二人がした。
――駒州の若頭領の声望はけして過大ではないようだ。
 笹嶋の感心を余所に保胤中将は刻時計に目をやりながら話題を続けた。
「暫くしたら実仁親王殿下がおいでになる」
「――」
ぴくり、と笹嶋の横で馬堂中佐の方がはねた。
「お忍びで近衛少将としてお見えになる。将校としての礼のみで十分だと仰っていた。
殿下は――いや、実仁少将は新しく幕営に加わった将校と親しく言葉を交わす事をお望みだ」

「それは光栄な事です」
 新城の答えはその内容に反してなんの感慨もこもっていない声であった。

「あぁ、それと――」
 ちらり、と自身の陪臣に視線を送り。
「それと戦地で文を交わした将校にも、だ。」
「――――う。」
 野戦昇進した少佐の身でありながら水軍中佐に伝書竜をやらせた男はだらり、と額に汗を浮かべた。
 その様子を、笑みを浮かべた駒州公が眺めている。
「笹嶋君もよろしく願いたいのだが。」
「はい。」
会話の合間に給仕達が弱めの米酒と軽いつまみを円卓に並べる。
これで実仁親王殿下が到着するまで間をもたせるのだろう



 小半刻もすると場もほぐれてきた。尤もそれを分かりやすく示したのは新城少佐だった。
細巻を楽しみながらつまみと杯を口に運んでいる。
 一方の馬堂中佐は最初に杯を交わした後は二杯目を半分まで空けてからは頭をふらふらさせている。気がついた新城少佐が苦笑を浮かべてつまみと水を追加で持ってこさせてからはもそもそとつまみを水で流し込みながら黙って耳を傾けていた。駒城親子と笹嶋は杯を傾けながら世間話をしている。

「――是非とも笹嶋君には御家族ともども我が屋敷の庭宴においでいただきたいですな。」
「えぇ、喜んで伺います」
 先程の言葉の通り、笹嶋にとって駒城との縁を築く事はけして損ではない。ましてや守原が他の将家の囲い込みを始め、その戦略方針に納得出来ない以上はその利益は水軍の衆民将校達の大半へと還元されるだろう。

「あぁ新城少佐、君の猫をその時に子供達にもみせてやってくれないかな?
私の話を聞いてからは随分とお気に入りでね」

「えぇ、分かりました。千早も幼子の扱いには慣れていますし、問題無いでしょう。
千早にも磨きをかけておきますので、中佐殿も楽しみにしていてください」 
 新城少佐が嬉しそうに言った。
「――幼子? 千早が内地で婿でも見つけたのですか?」
 口数を減らしてもっぱら飛び交っている話に耳を傾ける事に専念していた豊久が首を傾げて新城へと尋ねる。
「幾ら何でも3ヶ月でそれは早すぎだ。」
「ならば人間の子供ですか?だとしたら随分と豪胆なことですね。哀れな未来の剣虎兵将校候補生ですか?」
 水をすすりながら豊久は茫洋とした口調で問題発言をする――が
「なに、初姫様にそんなことをさせるわけにもいかんさ」
「初姫――さま?」
「「ブッ」」
それをあっさり上回る問題発言が飛び出した。
「ゲホッ――おい、待て、それって――」
 噎せこみながら馬堂中佐が話し出した。
「――失礼、御育預殿の監督の下なら問題無いでしょうが。」
驚きのあまり酔いが醒めたのだろうか、口調が戻っている。

「姫様が随分と気に入って下さったようでな。」
口元をほころばせて軽く手を振る。

「直衛がついているのならば間違いは起きない、千早ならば尚更だ。
君も昔から分かっているだろう、中佐?」
微苦笑を浮かべた保胤中将が口を挟む。

「――はい、申し訳ありません、出過ぎた真似を致しました。」
陪臣の顔で謝罪する馬堂中佐に、
いいよ、と軽く手を振る姿は衆民が漠然と抱いている将家の理想を絵にしている様だった。



小半刻程、雑談を交わし空気がほぐれると保胤中将が顔を引き締め、
私に本題を訊ねた。
「――それで笹嶋君、統帥部戦務参謀として聞きたいのだが
水軍は現況をどう見ている?」

さて、ただの会食の筈はない、これからが本番か。
「内地侵攻の阻止は不可能です。
如何せん現有の戦力では数が足りません。
統帥部と皇海艦隊司令部ではそう結論しております。」
東海洋艦隊司令部の浅木司令長官達は総反攻推進派だった、今では流石に大人しくなっているが――

「まとまりそうかね?」
駒州公が茫洋とした表情のまま私に尋ねる。
「努力は払われています。」
楽観は難しい、統帥部の中にだって守原派は居るのだ。

「まさかとは思いますが、艦隊決戦なんて考えているのですか?」
馬堂水軍名誉中佐が面白そうに口を挟んだ。
「計画自体は持ち上がっている、見てみるかね?」
「結構です、それで華々しい戦果を上げても次に続かないでしょうしね。」
肩をすくめ、首を振る。
 ――素人考えですが。 と断りをいれて馬堂中佐は口を開いた。
「四十隻で〈帝国〉辺境艦隊の相手は厳しいでしょう。
上手く撃退出来たとしても、消耗した後に再度揚陸を試みられたら後方攪乱すら不十分になる可能性が高いでしょう。
私ならば当面は見せ札に徹しますね、水軍は|我々(ほうへい)以上に金を食いますからね。
相手を引きずりだすだけでも十分に敵の懐に穴を空ける事が出来ます。」
 ――さすが馬堂家と言うべきか、金勘定に目を着けるか。

「私も同意見だ。四十隻の集中投入を防ぐ為には最低でも三倍――百二十隻は必要になる。」
「一度に百二十隻も、ですか?確か――辺境軍が所有する艦隊の総数とほぼ同数ですね。
敵の水軍総てを複数の補給線・港湾の防衛に充てる事を強要する、総計はどの程度になりますか?」
そう笹嶋に訊ねる馬堂中佐の顔つきは参謀のものだった。
「現状では最低でも二百四十隻以上、内地侵攻の際には六百隻の大台に乗る。
まぁ、理論上の話であって向こうがそれだけ用意するには一年近くかかるだろう。」
興味深げに笹嶋の話を聞いている保胤中将に視線を向ける。

「――それまでは此方も通商破壊と艦隊の拡充に全力を注ぐしかないですな。当面は陸の方に苦労してもらわなければなりません。」
「その後は何としても生き残る、〈帝国〉の国庫が底を覗くまでは。
それしか勝ちの目はない、か。水軍の戦争指導も此方と同じようだったか」

「陸軍も同様ですか」
「努力が払われていると云う点も、だがね」

「〈帝国〉も大国としての悩みを抱えています。凱帝国にアスローン、現在は一時的に凪いでおりますが〈帝国〉は西の国境においても火種を抱えているのは事実です。あちらも騒がしくなれば多少は楽になるのですが」
 馬堂中佐が額を掻きながら言う。
「在外公館も動いているがそれを当てにする分けにもいかない。御国もこれから更に傷つくだろうな」
 保胤中将が悲しげに頷く。
「国力がちがいすぎるのです、義兄上。」
 義弟が慰める。
「直衛、お前の予想は如何なものだ?」
駒州公が自身の末子に目を向ける。
「義兄上の仰る通りです。碌でもない事になる事だけは確信しています。
正面きっての大会戦による短期決着は論外です、長期消耗戦に持ち込むしかありません。」
 新城も躊躇なく断定する。
「昨今の戦では戦費の増大に拍車がかかっています。
短期決戦が行えない以上はよほど上手くやらないと〈帝国〉軍に手を引かせる事に成功しても大量の財政赤字が残ります。
そして、〈帝国〉も〈皇国〉に負けたとは思わないでしょうから賠償や領土割譲で損失を埋める事も期待出来ないでしょう。
戦後の事を考えると恐ろしいくらいです。――まぁ、尤もこうした事に関しては義兄上の方がよく御存知でしょう。」

「嫌な話を持ち出す。私も子供の内に駒城の内情を見せすぎたな。」
 そう言いながら保胤中将が軽く頷いて賛同の意を示す。
「事実、弾薬の消費量は恐ろしく跳ね上がりましたね。
第十一大隊が苗川で戦闘した際には消耗を避ける為に白兵ぬきでしたから尚更でしょうが。
予想よりも消耗が早かったので、冷や冷やしました」
そう言って馬堂中佐は目を伏せた。

「君の父――豊守准将が伝えてくれたのだが弾薬消費量についての報告が上がってきた。
金穀の総額は未だ終わっていないようだが。」

「どうでした?」
 笹嶋も興味を示した。陸兵隊の事も考えれば水軍もけして無関係ではない。
「天狼――は二刻程度で大崩れしたからあまり参考にならないが、
その後の遅滞戦闘などの統計によるとおおよそ三刻で銃兵は三百発以上、砲兵は一門につき約二四〇発と出ている。」
「いいですね、計測出来る幕僚が居て」
 しみじみとある意味泣ける事を呟く砲兵中佐に新城も深く頷いた。
苦労人達を無視して保胤は台詞を続ける。
「今後、正面からの大会戦――それに類するものが発生した場合、一日で当砲には一門あたり千発、銃兵には一人あたり千二百発を用意せねばならない。
更には兵站の増強も必要だ。弾薬の増産備蓄に工廠の増設、――更には後備の動員。
戦費の工面に苦労するだろうな」
 苦い顔で〈皇国〉最高と評された軍政家がこれからの苦労を語る。
「水軍はいかがですか?」
 馬堂中佐に促され、笹嶋も口を開いた。
「我々は北領で戦闘を行わなかったがそれでも消費弾薬の増加傾向が著しいのは確かだ。
だが問題はそれだけではない」
「艦の新造かね?熱水機関を積んだ船が活躍したと聞いたが。」
駒州公が興味深そうに聞いた。
「えぇ、これからは艦艇の熱水機関化、それに伴う黒石の買い付けに保管。
兵站の面倒は陸軍に負けませんな。それに今の所、艦艇用熱水機関だけでも既存の巡洋艦に匹敵する値段でして、予算の問題もまた然り、です。」
 自然と乾いた笑いが出てくる。外からの刺激は今、この国の心臓部も揺るがしている。
「それにしても、あれだな」
 それを理解しているであろう保胤中将が心配そうな顔つきで自身の義弟に話しかけた。
「お前も戦争だけではなく戦後まで憂うか」
 義兄の暗い声に醒めた口調で義弟が答えた。
「自分のような立場の軍人は関わるべきではない、とも心得てはいますが自分の関わらない事にこそ、考えてしまうものです。その手の事で一席ぶつ奴も居ますから」
 そう言って軽く笑う。
「将校であるならば一席ぶてる程度は当然だ。前線の空気を知らないのも論外だが、政治を理解できない将校も同じ程度に性質が悪いと思うがね。我々は軍事指揮官であると同時に行政官でもあるのだから」
 豊久の言葉が無自覚に旧友の何かを刺激したのか一瞬だけ新城は皮肉な笑みを浮かべた。
「堂賀さんに気に入られるわけだな。いや、彼に教えられたのかな?」
いかにも若手情報将校らしい口ぶりに保胤が面白そうに笑った。
「なるほど、馬堂の者だな。豊長も若いころは鼻息を荒くして軍の未来を語っておったわ。
今も鼻息こそおさまったが大して中身はかわってないがな」
 笑いながら篤胤は髭を軽くなでると豊久に視線を向けて云った。
「――ならばいっそのこと聯隊の面倒を見る仕事をおえたら保胤のところでなく儂のところで面倒をみてやろうか?」
つまるところ皇都で篤胤の補佐役として動いてみないか、ということである。
「父上、それは困ります。私の方もなかなか厳しい状況ですからね。貴重な実戦を知ってる若手は宝石よりも貴重なんですよ」
 主君の親子の間で視線を迷わせている豊久に苦笑を浮かべた保胤が抗議の声を上げた。
「わかった わかった。まあこの話はまた状況が変わったらの話だな。そろそろ新たな客人達も到着する頃合いだ。拝謁の用意をしようではないか」
 篤胤の言葉と同時に大会堂の扉が開いた。
 
 

 
後書き
下は明日か来週にでも投稿させていただきます。
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