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新人アークスの俺は

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アークステストは大変だ

 
前書き
ヒューマン、ニューマン、キャスト。この三つの種族によって構成された外宇宙への探索船団「オラクル。」
技術が進み、外宇宙への進歩が可能になり、新光歴238年。「オラクル」に搭乗しているその三つの種族の中で、新惑星が見つかった際に行動する、「アークス」というものが存在していた。
「アークス」とは軍事的な役割や探索を行うものであり、主人公であるキャストの「バディオ」はひょんなことから新しい「アークス」の一員となる。  

 
ーッヴィイイイイイイイイイン!!!!!!!!!ー
「うおおお!?!?!?」
それまで熟睡していた僕は耳をつんざく音に僕は目を覚ました。
なんだ・・・・・・ビジフォン(アークス研修生に渡される今で言うスマホのようなものだ)の目覚ましアラームか・・・・
「・・・・・む、もう朝か・・・」
眠たい目をこすりながらベッドから降りる。
すると、支給されたビジフォンからバイブ音が流れ出す。
どうやらメールが届いたみたいだ。
メールを開くと、入軍適正テストの規約とテストが行われる場所、時間が記載されていた。
ふむ、結論から言おう。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・遅刻、というやつだね☆


「・・・・・・・で、お前は病気の母親に手紙を書いていて遅れたのか?」
遅刻した僕が集合場所のドアを開ければ、ニューマンであるいかにも鬼教官といった顔つきのオジサン(仁王立ち☆)が立っていた。その後ろにはたくさんのアークス研修生が並んでいる。

「ハイ!!ビョウキノハハオヤガシンパイデ!!」
「そうか、そのお前の母親からビデオレターが届いている」
「・・・・・HA?」
「再生してやろう」
そう言って教官はビジフォンからビデオレターを再生した。
空中に映像が映し出されると・・・・・・・

『はぁ~いバディオちゃ~ん!!元気してるかしら!!ママは元気ハツラツだからね!!バディオちゃん、たっくさんお友達作って頑張るんだよ!!』
・・・・・・僕のお母さんはきっと僕を殺そうとしてるに違いない。

「・・・・・・・・・。」
「・・・・・・・・・。」
「すいませんでした教官っ!!」
「・・・・・・・・・・・。フン、まぁいい、お前の処罰はあとにする。時間がもったいない。そこに並べ、テストをはじめるぞー」
「・・・・はい・・・・・」




「諸君!!諸君らアークス研修生は、オラクルの安全と平和のため、日々精進し、自身に厳しくあらねばならない!!よって、生半可な気持ちでテストを受けてもらっては困る!!わかったな!!それではテストをはじめる!!」

「「「「「「「「「「はい!!!!」」」」」」」」」

「それではテストをはじめる。行うのはフォトンを扱うテストだ。全身のすみずみにまで力を行き渡らせるのをイメージし、それを一気に体の外へ放出する・・・・やってみろ。」

「はい!!試験番号1番、アリエス、行きます!!」
《ヒュンッ・・・・・》

・・・・なんだ?風がふくだけか?


《・・・・・・ッズバババババババババァァァァッ!!》

「うむ、見事な風のフォトンだ。合格。次!!」

~そして三十分後~
「試験番号345番、バディオ、行きます!」
体中の隅々にまで力を行き渡らせ・・・・・

《ブゥゥン・・・・・》

一気に放出する!!!

《ドゴォォォォォォォォォッン!!》

「・・・・・・あ・・・・・・。」

なんだか知らないけど向こう側の壁が吹っ飛んだ。AHAHAHAHAHAHA。

「あの・・・・教官・・・・・」

「・・・・・・・。」

「ちょっと・・・やりすぎt・・・」


「合格・・・・。」

「やったああああああああああああああ!!!!!」

こうして僕の正式な入軍が決定しました。

あと僕への罰則はアークスシップのトイレ掃除でした。

・・・・・・・キャストでも関節は痛くなるんだということを知れた一日でした。


ー第二話 ENDー









 
 

 
後書き
神代騎龍さん、アドバイスありがとうございます!!
情景描写を頑張ったつもりなのですが、やはりまだ初心者なので書き込みが足りなかったのかもしれませんね・・・・。これからも頑張って続けていこうと思いますので、よろしくお願いいたします!

 
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