FAIRY TAIL〜黒き妖精王〜
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9話 破邪の光と妖精王
side レイン
さて、ガジルは潰したしエレメントは……ナツ達に任せるか
「ジョゼ辺りと遊んでくるか」
流石にマスターやってるんだから強いだろ
雑魚だったらがっかりするぞ
「どこにいるのかな〜っと換装、ホルスの瞳
ジョゼは〜っと今は上か……あっガジル探すときもこいつ使えばよかったな」
床(天井?)ぶち抜く必要無かったな
ジョゼは闇系の魔法使うらしいし何があったっけ……あーもー!何を造ってたか忘れた!
ピーン!
いいこと考えた!
※今から読者の皆さんにレインが造るときのプロセスを解説いたします
「欲望の造形魔法……装備変更」
名前はこれでよし
ランクは1でいいか
形状は……指輪型
性質は
基本性質に俺がこれまで造った道具の一覧、性質解説
そして、道具を選択することでそれに換装する
ついでに装備箇所別とか装備系、アイテム系にも分けておくか
起動方法はこいつを着けた指で上から下になぞるように動かす
これでよし!
※プロセスとしては名前の決定→ランク設定→形状設定→性質の決定(数は自由)→特別な起動方法があればそれの設定
なお、ランク10を造るときはそれなりの準備をしてからでないと造れない(膨大な魔力と集中力を消費するため※エーテリオン2発分ほど)
たまに予期せぬ性質が付加されるんだよな……俺はこれを神の気まぐれと読んでいる。なぜかレビィとデートしたあとに造るとマイナスな効果が付く。冥王の鎌と言う道具を造ったときには何故かしら自分が死ぬ性質が付加されていた。何故だ……
あのときはマジで危なかった
鑑定眼《カウントコンタクト》付けてて良かった……
もちろんハーデスはベルゼズホールで喰った
コォォォォオ……
「うん見た目はよし。いろいろ性質入れたからな……ちゃんと動いてくれよ……」
俺は人差し指に嵌めなぞるように動かした
すると……
某ゲームであっても遊びてはないがキャッチコピーのデスゲームのようなメニュー画面が開いた
※原作知識はほとんど有りませんが、レインは転生者です。正直作者も転生者だと言う事を忘れてました。
「おお!いいなこれ。フムフム……装備系かアイテム系かは俺の認識によるってところなのか。お!ランク別に分けられてる!便利だな〜」
今回はプラスの効果が付加されていたってところか
ついでだ、今まで何を造ってたのか見てみよう
「ふんふん……ゲッ何だよこれ……マジで恋する5分前?ああ!これ何年か前に受けたクエストの時に造ったやつだ!懐かしいな〜
他にはっと……おっ、これなんか丁度いいや戦騎神の槍これはたしか……去年らいに闇ギルド潰した時のだ!懐かしいな、あれのときに造ったんだよな〜。性質は…あらゆる闇を打ち祓い邪を滅する槍かこれなら幽兵が来ても祓える」
そろそろ行くか
装備変更〜
傲慢なる天使の羽
ついでにコートも着替えよう
どれがいいかな〜おっ、これなんかいいんじゃね?
天使長の衣
黒を基調にしていたコートが消え白地に黄色、金色の紋章が入ったコートが現れた。
こいつには特に変わった性質は無い
ただこの組み合わせだと見た目がかっこ良くなるただそれだけ
「あの辺にジョゼいるな……天井凍らせるか」
ヒュォォォオ!
「撃ち抜け、グングニル!」
ドヒュン!
バキィン!
グングニルは凍った天井を突き破った
そして俺は気づく
「あ‼グングニル投げても帰って来ねえんだった‼」
side out
side ジョゼ
ガジルさんがやられましたか……
まあ、仕方がないでしょう…
何でしょう少し冷えて来ましたね……
「グポォ!」
さっきルーシィさんにやられたティンタマの痛みがぶり返して……‼
すると、突然私の鼻先数センチの床が凍り始めたではありませんか
バキィン!
何かが鼻先床を打ち抜いて鼻先数センチをかすめていきました
「ギャアアアアアア⁉」
ビィィィィィイン!
床をぶち抜いた何かが天井に突き刺さってます
それも深々と
ついでに額に氷の破片が刺さりました
「何ですかあれは⁉目の前の床ぶち抜いて来ましたよ!」
すると、穴から氷の羽を持った天使……もとい妖精王が来ました
寒っ‼
冷えたのは彼のせいですか!
「いやっはっはっは!わりーわりー!ちゃんと狙ったんだけどねあんたを」
「やっぱり狙われてたんですか私は!と言うか、不意打ちで私を倒そうとしてたんですかあなたは‼」
「えー、だってまともに聖十とやりあうのって面倒だからさ楽できたらいいなーって思って」
「楽できたらって……まあ、いいでしょう。あなたも聖十の称号を持つ者。私と闘うという事は天変地異を起こす事と同じですよ。分かってるんですか?」
「天変地異だぁ?んなもん俺一人で起こせるし起こっても俺が何とかできる。だから安心して全力でかかってこい」
いや……あなたが乗り込んできたんですからそれは私のセリフかと……
それに天変地異を起こせるって……
ですが、妖精程度が私に叶うはずもありません
「いいでしょう……後悔するなよガキィ‼」
side out
side レイン
「よっと……」
ズボッ
にしても深々と刺さってたな
「ハァ‼」
ジョゼは手から紫色のエネルギーを俺に放ってきた
「いきなりかよ!闇を祓えグングニル!」
そのエネルギーはグングニルに触れた瞬間霧散した
「何ですって⁉」
「今の俺に闇は効かない。俺も攻撃させてもらうぜ?オラァ!」
「ちぃ!いきなさい幽兵達!」
「白い舞踏!」
俺は踊るようにグングニルを振るい全ての幽兵達を祓った
「くっ……!ならばくらえ!デッドウェイブ‼」
ジョゼから怨霊の様なエネルギーが放たれ俺の足元まで迫った
「聖なる……刃‼‼」
俺は飛び地面にグングニルを投げつけた
するとグンクニルから白い波動が流れデッドウェイブを消し去った
「なっ!」
「そろそろ終わらせていいか?ジョゼ」
「くっ……私は負けない!私は、最強の幽鬼だ‼幽兵!ダークショット!ダークサンダー!ダークブラスト!デッドウェイブ‼」
闇系の魔法は効かないって分からないのかねあの人は……
「天聖の一撃‼」
グンクニルに光の魔力が集まり巨大な槍を形成した
そして俺はそれを構え
投げた
「う…うわあああああああ‼」
目の前を強い光が包んだ
to be contenued
後書き
技の元ネタ分かるかな?
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