FAIRY TAIL〜黒き妖精王〜
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7話 幽鬼と妖精王
前書き
次回からバトルパート!
「レビィちゃん……」
友人の姿に驚愕するルーシィ
「ジェット!ドロイ‼」
そして、グレイ
エルザは怒りのあまり言葉も出ないようだ
ザッザッザッ
歩いて来たのはマスターマカロフだった
三人の様子を見た後顔を伏せた
「ボロ酒場までなら我慢できたんだがな……ガキの血を見て黙ってる親はいねぇんだよ……」
バキィ‼
マカロフは手に持っていた杖を握りつぶし
「戦争じゃ」
これまで見た事も無いような怒りの形相でそう言った
ギルド幽鬼の支配者
「だっはー!最高だぜ!」
「妖精の尻尾はボロボロだってよ!」
「ガジルの奴そのうえ三人もやったらしいぜ」
「「「フーーー‼」」」
「そういや、マスターの言ってた“奴”って誰の事なんだろうな」
「さあ?」
「手は出すなとか言ってたけど」
「乾杯!」
「おっといけねえ、こんな時間だ」
「おいおい女かよ」
「まあまあいい女だ。依頼人だけどな。脅したら報酬2倍にしてくれてよ」
ギャハハハ!と彼は笑った
「俺なら3倍はいけるがな」
「言ってろターコ」
すると………
トッガァァン‼‼
出ていこうとしていた男は吹き飛ばされ反対側の壁を貫いた
そこにいたのは
「妖精の尻尾じゃああああ‼‼」
「おおおおらああああああ‼‼」
先陣を切ったのはナツだった
ちなみに、さっき扉を吹き飛ばしたのもナツだ
「誰でもいい!かかってこいやあああ‼」
「調子に乗りやがって……やっちまえー‼」
コォォォォ……
「ア?」
グレイは周りの敵を凍らせ
「ぬぉおおお‼」
エルフマンは棘のある腕で殴っていた
他のメンバーも次々とファントムのメンバーを倒して行く
「マスターマカロフを狙え‼どうせ老いぼれだ!」
「かあーーーー‼」
「ば……ばけもの‼‼」
「貴様らはそのバケモノのガキに手を出したんだ人間の法律で自分をまもれると思なよ」
しかし事態は一変する……
sideマカロフ
「これはこれは……お久しぶりですマカロフさん」
こやつ……ふざけおって!
ガキに手を出した事後悔させてやるわ!
トゴォ!
「世間話しに来た訳じゃねえんだよジョゼェ」
「ほほほほ」
こやつ……まさか!
「思念体じゃと‼ぐっ……」
こんな時に……発作が……‼‼
スウウウウウウ……
そして儂は後ろにいた男に気づかなかった
しまった!こやつ気配が無い‼
「かっか…か…悲しい‼」
すると突然体に力が入らなくなった
こ……これは……‼
ギルド一階
ズドォオオオン
「え⁉」
「何が落ちて……」
ザワッ…ザワザワ…!
「マ、マスター⁉」
「ま、魔力が……ワシの魔力が……‼」
エレメントの謎の攻撃によりワシは魔力を失ってしまった
side out
side エルザ
くっ……マスターが戦闘不能になってしまった今戦力の低下よりも士気の低下が問題だ!
くっ……仕方ない
「撤退だ‼全員、ギルドへ戻れ‼」
「バカな‼」
「漢は引かんのだ‼」
「俺はまだやれるぞ!」
「私も‼」
「マスターなしではジョゼには勝てん‼撤退する!命令だ‼‼」
「こんな所で退けるかよ!レビィ達の仇をとるんだ‼」
グレイ……しかし今は…‼
「頼む…今は退くしかないんだ……マスターの抜けた穴は大きすぎる……」
くそっ……くそっ……‼‼
レイン達にこのことを知らせなければ……‼
side out
sideレイン
とある特殊な山
「よし!」
コントロールもバッチリだ!
これで常に全力で戦える‼
長かった…10年くらい掛かったか…?
ピュイン
すると、通信魔結晶に通信が入った
「どうした、何かあったのか?」
そこにいたのはミラ、そして同じく通信魔結晶を使っているラクサスだった
「………ラクサスもか、これは…本当に何かあったな」
「実は……ギルドが襲われたの」
「何⁉」
「それに、何人かファントムに襲われたわ……そして、エルザ達がファントムに乗り込んだの……そしたら、マスターが……やられちゃって……」
「な……何だと⁉」
「今マスターはポーリュシカさんの所に運ばれてるわ…」
「で、ラクサスに協力を求めたが断られて俺の所に通信を入れたってことか」
なるほどな……
to be contnyued
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