男の娘メイドもまたよし
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。
ページ下へ移動
第二章
中畑はこう言ってだった、そのうえで。
その店に帰った、そうして紅茶とパフェそれにメイド独特の萌えを堪能した。その翌日彼は田代に言った。
「男の娘もよかったよ」
「そうですか」
「女の子もいいけれど」
それでもというのだ。
「男の娘もだよ」
「いいですか」
「はじめて帰ったけれど」
「女の子みたいですか」
「それでいて、だから」
実は性別が違うからだというのだ。
「独自の雰囲気そうした萌えがあってね」
「よかったですか」
「ああ、だからな」
それでというのだ。
「また行くよ、いやメイドは女の子もよくて」
「男の娘もですか」
「これが女の子と変わらない位可愛くて」
そしてというのだ。
「萌えもあってね」
「いいですか」
「だからまた行くよ、そして奥さんにも」
「お二人だとですね」
「メイドだよ、しかし一番のメイドは」
中畑は真顔で述べた。
「人妻メイドつまりは」
「奥さんがメイドならですか」
「いいな、だからこれからもメイド喫茶に行って」
そうしてというのだ。
「奥さんもメイドになってもらって」
「楽しみますか」
「メイドの雰囲気を萌えをね」
その両方をというのだ。
「そうするよ、浮気はしないで」
「奥さん一筋ですね、俺は」
ここで田代は自分のことを話した。
「バニーガールで相手は」
「バニーガールは露出高いから危ないだろ」
「だから奥さんと二人きりの時にです」
「バニーガールになってもらってるか」
「いつも。これが俺の萌えです」
「萌えは人ぞれぞれか」
「そういうことですね」
二人で笑って話した、そうしてだった。
中畑はメイドの萌えを楽しんでいった、その中には男の娘もあった。だがあくまで浮気はせず第一はあくまで妻のメイドであった。
男の娘メイドもまたよし 完
2024・6・18
ページ上へ戻る