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オズのエマおばさん

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第十幕その六

「あちらだね」
「そうなの、メインはチーズフォンデュでね」
「デザートはチョコレートフォンデュだね」
「そうなの」
 こうお話するのでした。
「フォンデュ尽くしよ」
「そうだね」
「赤いチョコレートだね」
 弟さんはそのチョコレート見て言いました。
「カドリングの」
「そうでしょ、あちらもね」
「楽しむんだね」
「そうするのよ」
「どちらもいいね」
「そうよね」
 ドロシーはそのスカーレッドのチョコレートを見つつ応えました。
「本当にね」
「そうだね、じゃあ今は」
「チーズフォンデュだね」
「こちらを食べましょう」
「こうしてね」
 弟さんは言いつつです。
 自分の串に茸を刺してチーズの中に入れます、それを食べてからそのうえでこんなことを言ったのでした。
「いや、本当にね」
「美味しいわね」
「チーズがね」
 こちらがというのです。
「最高の調味料になっているよ」
「チーズってそうなのよね」
「そのまま食べても美味しくてね」
 そうしてというのです。
「お料理に使ってもだよ」
「最高なのよね」
「特に溶けると」
 今の様にです。
「そうなるとね」
「特にね」
「凄くね」
 まさにというのです。
「美味しいよ」
「そうよね」
「そう思うとチーズフォンデュはね」
「最高の調味料で食べる」
「最高のお料理だね」
「そう言っていいわね」 
 ドロシーも笑顔で応えます。
「本当に」
「全くだよ」
「チーズの美味しさがわかれば」
 教授はジャガイモをお鍋に入れてから言いました。
「こうしてだよ」
「お料理に使えばいいわね」
「チーズは美味しくて栄養があって」
 そうしてというのです。
「保存も利くし」
「調味料にも使える」
「最高の食材だよ」
「そのうちの一つね」
「オズの国にもあってね」
 そのチーズがというのです。
「どれだけよかったか」
「そうよね」
「私としてはね」
 教授はさらに言いました。
「ワインとも合うし」
「このこともいいことね」
「それでだけれど」
 ドロシーにあらためて言いました。 
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