ドリトル先生と不思議な自衛官
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第六幕その一
第六幕 舞鶴を観終わって
先生達は堀与さんの案内を受けて舞鶴の基地に軍港に学校そして兵器を観て回っています。その中でです。
教育隊の基地もお邪魔しましたが動物の皆はそちらに入って口々に言いました。
「ここに入隊した人達が入って」
「それで最初の教育を受けるのよね」
「自衛官としてはじめての」
「そうした場所だね」
「そうだよ」
先生は皆にその通りだと答えました。
「こちらはね」
「そうだね」
「そうした場所だよね」
「教育隊は」
「教育課程によって三ヶ月か五ヶ月位の教育を受けて」
そうしてというのです。
「教育を修了して」
「そしてだね」
「そのうえで部隊に行く」
「そうなるんだね」
「うん、ただ軍事関連の組織はね」
先生は自衛隊も含めたそうした組織のお話もしました。
「何かあると教育を受けるよ」
「教育隊で終わらず」
「その中に学校もあって」
「それでだね」
「この舞鶴にも学校があるね」
今いるこの街にもというのです。
「経理や補給のね」
「うん、あるね」
「そうした職種について教育を受ける」
「そうした学校があるね」
「術科学校といって三つの自衛隊全部にあって」
そうしてというのです。
「それぞれの職種ごとに課程があってね」
「皆教育受けるんだね」
「そうしてその職種について学んで知識を手に入れる」
「そうなるんだね」
「そうだよ、その術科学校もそれぞれの自衛隊で複数ずつあって」
それでというのです。
「海自さんだと江田島と横須賀と下総とこの舞鶴にあるんだ」
「合せて四つだね」
「四つもあるんだね」
「海自さんは」
「勿論陸自さんと空自さんも幾つかずつあるよ」
海上自衛隊だけでなくです。
「そうなっていてね」
「しっかり教育受けているんだね」
「それも凄いね」
「教育隊で終わらないなんて」
「それも兵隊さんと下士官、先任下士官ごとに受けるから」
その教育をです。
「かなりしっかりしたね」
「技量と知識を身に着ける」
「そうした軍人さんになるのね」
「軍隊にいると」
「近代の軍隊はね、勿論士官の人達もね」
この人達もというのです。
「何かあればすぐにね」
「学校に入って教育を受ける」
「そうなるね」
「指揮官になる人達も」
「部隊と学校を行き来すると言ってもね」
その様にというのです。
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