スーパー戦隊超決戦
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第三話 ヨドンヘイムの戦いその十七
「実はな」
「そうだったんですね」
「一度キョウリュウジャーの諸君に会ってだ」
そうしてというのだ。
「どういった者達か知りたかった」
「あの、それなら」
オトは長老の考えを聞いて答えた。
「すぐに会えますよ」
「そうなのか」
「だって一緒に戦うんですから」
だからだというのだ。
「そうですから」
「すぐに会えるか」
「はい、そうです」
「そういえばそうよね」
ういはオトのその言葉に頷いた。
「言われてみればね」
「そうだな、焦ることもなかったか」
「はい、気持ちはわかりますが」
仲間になる者達と早く会いたいと思うそれはというのだ。
「ですがすぐにです」
「会えるからか」
「焦ることなく」
そうしてというのだ。
「今は待ちましょう」
「会う時をだな」
「はい」
そうだというのだ。
「今は」
「そうだな、ではな」
「落ち着いていきましょう」
「ではだ」
長老はあらためて言った。
「何か食べるか」
「おやつの時間だね」
龍井は時間を確かめて言った。
「それならね」
「お菓子食べる?」
「アイスあったかな」
アイスクリームがというのだ。
「それが」
「冷蔵庫にあるわよ」
「ならそれを食べよう」
こう娘に答えた。
「それじゃあな」
「今からね」
「アイスを食べて」
そうしてというのだ。
「冷たい紅茶も飲むか」
「アイスティーね」
「冷蔵庫にあったよな」
そちらもというのだ。
「それじゃあな」
「そうしたのを食べて」
「飲んでな」
「今は落ち着くことね」
「お腹が空いていたら」
その状態ならというのだ。
「どうしてもね」
「落ち着かないわね」
「そうなるからだよ」
だからだというのだ。
「ここはね」
「おやつを食べるのね」
「甘いものをね」
「飲みものも飲んで」
「そうしてだよ」
おやつを楽しんでというのだ。
「そしてね」
「待つか」
「今はね」
龍井は長老に笑顔で応えた、そうしてだった。
残った面々は今はおやつを楽しんだ、そしてそれは戦士達もだったが彼等がそのことを知るのは暫く後であった。
第三話 完
2023・12・23
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