ドリトル先生とラーメン
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。
ページ下へ移動
第七幕その一
第七幕 アンケートをはじめてから
学校の人達へのアンケートをアプリではじめてからです、先生は動物の皆にお家でこんなことを言いました。
「いや、ラーメンの凄さをね」
「実感するよね」
「食べれば食べる程」
「そして学ぶと」
「うん、こんな食べものはね」
それこそというのです。
「カレー位かな」
「日本だとね」
「カレー位凄いわね」
「カレーも凄いけれど」
「ラーメンもだね」
「明治維新になって」
そうしてというのです。
「日本人は二つの偉大な食べものを生み出したね」
「そう言えるね」
「最初のラーメンは水戸黄門さんが食べても」
「やっぱりラーメンは明治維新からよね」
「カレーと一緒に」
「そうなるよ、その前から麺類はあったけれどね」
日本にはです。
「おうどんやお蕎麦がね」
「それにお素麺だね」
「そういったものがあったね」
「ちゃんと」
「けれどね」
それでもといいうのです。
「ラーメンも生まれて」
「尚更だね」
「日本の麺類は凄くなったね」
「そう言っていいわね」
「パスタも入って来たけれど」
明治維新からの日本にはというのです。
「ラーメンだってね」
「中国の麺類が入って」
「ラーメンになった」
「そうなってね」
「今ではね」
それこそというのです。
「カレーと並ぶだけの」
「偉大な日本のお料理になったね」
「色々な種類があって」
「そしていつも大勢の人が食べる」
「素晴らしいお料理だね」
「そう言うしかないよ、僕はカレーも好きだけれど」
先生は動物の皆に満面の笑顔でお話しました。
「ラーメンもだよ」
「日本に来てからね」
「はじめて食べて」
「それから好きになったわね」
「そうなったよ、それこそインスタントラーメンも」
こちらまでもというのです。
「大好きになったしね」
「カレーはイギリスにもあってね」
「よく食べてるよね」
「先生もそうだったしね」
「けれどラーメンはね」
こちらはというのです。
「イギリスにはなかったしね」
「中華料理はあってね」
「中華街もあって」
「それで麺類もあるけれど」
「ラーメンじゃないんだよね」
「そう、本当にラーメンはね」
この食べものはとです、また言う先生でした。
「日本独自のものだよ」
「日本の人達は中華料理と思っていて」
「中華料理店で食べられるけれど」
「それでもだね」
「そうだよ」
まさにというのです。
ページ上へ戻る