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GSネギま

作者:星 ハヤト
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仮契約の果てに

 
前書き
横島は不運なことにのどかと仮契約
さて今後どうなってしまうのか
 

 
カモにお仕置きを据えた小竜姫だったが心はまだ晴れないままであった。
(まさかこんなことが起こるなんて、本当に横島さんって不思議な運命に導かれるものね)
自分が置いていかれないようにしなくてはと考えをまとめる小龍姫に対し
横島の方はというと…
学園長室から出た二人はカモとネギを連れて帰って行った。
『カモ!もう二度と一般人を巻き込むような事をするんじゃないぞ!そのせいで俺は…』
横島はまだ立ち直れずにいるのだった。
(このままでは俺のジャスティスが崩壊してしまう、なんとかしなくては)
自分の鉄の掟であるロリコンにはならない、まして中学生とキスなんてもってのほかにならない
そんな横島に対し、カモが口を開いた。
『横島の兄貴、ちょっといいか?』
『どうした?』
カモは横島にカードを見せた。
『なんだこれは?ただのカードって訳ではないみたいだが。しかもこれって宮崎さんだよな』
受け取ったカードにはのどかが描かれていたのだった。
『これはパクティオカードですぜ』
『これでなんかできるんか?』
説明しよう!
魔法使いの能力によっては、各パートナーごとに潜在能力をさらに引き出すことができる固有のアーティファクト(魔法のアイテム)が与えられる。
更にアーティファクトは魔法使い側のマスターカードから召喚するか、従者用のコピーカードより召喚できる。
『俺は魔法使いじゃないんだけどな、大丈夫なんか?』
『それはやってみないとなんとも言えないって感じですぜ』
カモも初めてのケースに怒られた事には恐怖したが
ワクワクした気持ちを抑えられずにいた。
『それよりもまずは宮崎さんへの謝罪が先ですよ、横島さん』
『確かに。このままって訳にも行かないですからね』
小竜姫の言葉通りまずは謝罪することを優先に動くことにする
横島でした。
それから時間が経ち放課後に小竜姫はのどかに声をかけた。
『宮崎さん、放課後に少し時間はありますか?』
『小竜先生、はい大丈夫ですが』
急なことに戸惑うのどかであったが特に用事がある訳ではないので大丈夫と伝える。
『実はですね、私の友人が宮崎さんにどうしてもお話があると言うのですが良いでしょうか?』
事情が飲み込めないのどかの前に横島が現れた。
『本当に!すいませんでした!!』
『えっ!?』
横島渾身の土下座!
のどかはオドオドと小竜姫の方を見た。
『この前は不慮の事故とはいえ、俺はとんでもないことをしてしまいました!こんなことで許されるとは思わんが、できることは何でもするからどうぞお許しを!』
のどかは極度の男性不信である。
だが、何故か不思議と嫌悪感を抱くことはなかったのだ。
(あれ?他の男子とは何か違うのかも)
『いえ、私の方こそおっちょこちょいでごめんなさい』
『あれは俺がもっと上手くやれば避けれたはずだ、本当に申し訳ない』
『もう大丈夫ですから、まずは立ってください』
その言葉で横島は立ち上がりのどかは安堵した。
『宮崎さん、私からも謝りますので彼を許して上げてくださいね』
『はい、もう大丈夫なので謝らないでくださいね』
のどかはいつもの笑顔になっていた。
『笑うと本当に可愛いな、宮崎さんは』
『そんな、名前で呼んで貰っても大丈夫ですよ』
『そっか、じゃあのどかちゃんで呼ばせてもらうね』
急に横島とのどかの距離が近づいたことに小竜姫は少しながら
不味い予感を感じていた。
(何かこのままでは良くない方向に進む予感が…)
『では謝罪も終わりましたので、横島さん帰りますよ!』
『はい!じゃあのどかちゃんまたね!』
『小竜先生、横島さん、さよなら』
3人はそれぞれが帰路についたはずだった
『これはチャンス!!』
ただカモだけはこの隙を見逃すことはなかった。
 
 

 
後書き
お久しぶりです。
また書いて行きたいと思います!
良かったら温かい目で見てください 
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