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おぢばにおかえり

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第七十三話 態度が少しその十四

「すらりとしてるわね」
「太ってないですか」
「スタイルいいわ」
 雑巾をなおしてかんろだいに手を合わせてから言いました。
「本当にね」
「そんなにですか」
「ええ、部活入っていなくてもなのね」
「まあ普通に動いてますと」
「太らないのね」
「そうですね。僕夜遅くも食べないですし」
「それよくないのよね」
 夜遅く食べると太るというのは私も知っています、だから私も気をつけて夜遅くは食べない様にしています。
「それもしないから」
「あと炭酸飲料も飲まないです」
「飲みものも気をつけてるの」
「他にも甘いものは飲まないです」
 炭酸飲料以外もというのです。
「糖分なしのお茶とかしか飲まないです」
「コーヒーや紅茶にもお砂糖入れないの」
「はい、そうなんです」
「それで余計に痩せてるのね」
 新一君のこのことも知りました。
「そうなのね」
「はい、部活しなくても」
 神殿の階段を一緒に降りつつ私に言いました。
「それでもです」
「そうなのね」
「本当に部活は嫌いなんで」
「入る前に見てよね」
「顧問の先生の暴力を」
「まあそんな先生普通はいないから」
 どう考えてもです。
「安心してね」
「ええ、ですがそれでも」
「入らないのね、部活は」
「もう印象として強烈なんで」
 それでというおです。 
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