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転生!DRAGONBALL THE WORLD!!

作者:山葵。
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サイヤ人編
  第二話 痛恨のミス

 
前書き
7つのドラゴンボールを集め、シェンロンを召喚したワサビ。
孫悟空の父、バーダックを生き返らせるという願い事を叶え、拳を交えたのであった。 

 
バーダックはスカウターに手を当て、計測を始めた。

ワサビ「何してるんだ?」

バーダック「戦ってる途中から妙な気配がしてよ…確かあっちだったんだが…おっ、スカウターに反応したな?戦闘力18000…戦闘力4000、それと戦闘力1500ぐr…」

ワサビ「ちょっと待て‼詳しく聞かせてくれ‼」

バーダック「あっちに戦闘力18000の奴がいるんだ…まさかと思うが、てめぇ日にちを間違えたんじゃねぇのか?」

ワサビ「ダニィ⁉」

(確か、一日ずれてサイヤ人が来るのじゃなかったか?ブルマさんから連絡がきたのは…いつサイヤ人が来るんだったっけ…でも戦闘力が18000に4000だと…そんなのサイヤ人の王子様達じゃねぇか‼)

「すまん!バーダック。日にちを間違えていたかもしれん!大急ぎでその場所に向かうぞ!!!ついてきてくれ!」

バーダック「何やってんだ…」

ギュン!!! バシュン!!ワサビとバーダックは武空術で戦いの場所まで向かった。

飛んでいる途中、ふいにバーダックから声をかけられた。

バーダック「おい、ワサビ。カカロ…孫悟空はどんな見た目だ?」

ワサビ(へ⁉今名前で呼ばれた⁉⁉)「ああ、悟空は山吹色の道着にバーダックと同じ髪型をしてる。というか見ただけですぐわかると思うぞ。それと悟空の子の名前は孫悟飯だ。多分紫色の服をしてるぞ。」

バーダック「ああ、分かった。」


____________________________________________

場面は変わり、クリリンsideへ

クリリン(ちくしょう…ピッコロまでやられてしまった…はやくきてくれ…悟空!)

そんな弱音を心の中で吐いていたクリリンだったが、2つの気がこちらに近づいてくるのに気付いた。

クリリン「悟飯…この気は…」

悟飯「お父さんの気ではないんですがどこか似ているような…それと、ワサビさんの気も感じれます。」

ベジータ「ほう?カカロットではないらしいが、新しくお仲間がやってきたようだな。」

ナッパ「へへへ…戦闘力500と戦闘力10000か、片方はなかなかの強さだがベジータの敵ではないな!」

そうやって話し合っているところにワサビたちが到着した。

バーダック「誰かと思えば、ベジータ王子とその下っ端じゃねぇか。」

ワサビ「クリリン、悟飯、遅れてすまなかったな。」

クリリン「ああ、俺たちは大丈夫だ。でも、ヤムチャさんに天津飯にそれにピッコロも…あいつらにやられちまったんだ…」

ワサビ「そうか、わかった。クリリンと悟飯は離れていてくれ。俺たちであいつらは食い止める。
悟空ももうじき来るだろう。」

クリリン「大丈夫か?それにさっき戦闘力500って…」

ワサビ「大丈夫だ。必ず勝つからな。」

クリリン「わかった。お前を信じるよ。それで…一緒にいる悟空に似てる奴は誰なんだ?」

ベジータ「そいつはバーダック。カカロットの父親だ。下級戦士のくせによく生きていたな。運がいい奴だ。だが、のこのこと俺の前に出てきたのは失敗だったな。一緒にいるお仲間もたったの戦闘力500とは…笑わせるぜ。」

バーダック「ふん、そうやって笑ってると、痛い目見るぜ、ベジータ王子。」

ベジータ「雑魚のくせに粋がりやがって…カカロットが来る前に貴様らを殺してやろう。」

ナッパ「おい、そこのチビ。俺が相手をしてやるぜ。いいのか?お前では相手にならねぇぞ?仲間と共に戦った方が賢明じゃないか?」

ワサビ「俺一人で十分と判断したまでだ。」

ナッパ「カッコつけやがって…あの世で後悔させてやる。」

こうして両者の戦いの火ぶたが切られた

「ダァァァァァァ!」奮起の声とともにバーダックはベジータの懐まで一瞬で詰め寄り、腹部に強烈な一撃を入れた。しかし、ベジータは腹で受け止めそのままバーダックをつかんで投げ飛ばし、殴りや蹴りで畳みかける。しかしバーダックも飛ばされる勢いを徐々に弱めつつベジータのラッシュに応戦する。
ベジータが一瞬隙を見せた。バーダックはそこを見逃さずに両足でベジータを蹴り飛ばし手に青白い気をためてベジータに迫り、気を爆発させた。
しかし、ベジータには大したダメージは入っていないようだ。

ベジータ「下級戦士にしてはよくやるな。誉めてやろう。」

バーダック「それは、光栄なこった…」

ナッパ「よそ見してる暇はあんのか‼」

そういうと、大振りに右腕を振ってきたのでそれをかわし3歩下がった。

ワサビ「悪いな、少々考え事をしていてな。」
(ここで一気にナッパを倒し、バーダックに加勢するか…悟空が来るまで待つか…どっちが正解なんだろうな…)

ナッパ「俺を前にして考え事とはアタマにくるヤロウだぜ…)

ワサビ「気に障ったらしいな、謝ってやろうか?」

ナッパ「このガキが!」

ワサビ(怒らせると、攻撃も単調になるだろう…時間稼ぎに徹するか。)

考えがまとまったのでワサビも動き出した。

ナッパは再び右腕を振りかざしてきたが、顔を後ろにそらしてかわし、背後に回る。
ナッパ「ちょこまかと…小賢しいやつ…だ!」つぎに肘打ちが飛んできたので左側に避けた。
が、少し体制が崩れたところに蹴りを入れてきた。
ワサビはとっさに防ごうとするが、それすらも貫通し、岩にたたきつけられる。

ナッパ「食らいやがれ!デラックスボンバー!」
黄色い閃光がワサビの身を飲み込む。

ワサビ「バカ火力が…」

ナッパ「どうした?チビ?」

ワサビ(分かりやすく煽られたな…)
「いいだろう…乗ってやる。テメェは俺がかたずけてやろう。」

ナッパ「ん?笑わせてくれるじゃねぇか。この名門出のエリート戦士ナッパ様に向かって生意気な口をききやがって。」

ワサビ「自分で様をつける時点でテメェの強さは知れてんだよ!」
返しの煽りを食らわせてやったところで。ワサビは紅の気を開放する…
「界王拳!」

刹那。ナッパの背後をたやすく取り、回し蹴りを食らわす。「ぐふぉあ!」
「ギュン!!」武空術で相手の前に先回りし、腹に渾身の拳をめり込ませる。「バ…バカな…」
「トドメだ!メテオラッシュ!」
腹、腕、足 すべての箇所に殴りや蹴りをかます。「ダリャァァ!」
最後に蹴りを顎に食らわした。

手ごたえはあった。ナッパの足元はふらついている。時期に倒れるだろう…
「チクショォォォ!! 俺が…俺が負けるか…!!」
まっすぐこちらに突っ込んでくる…さすがに不意を突かれた。ガードも間に合わない。
ピンク色の気を腕にまとったナッパに殴り飛ばされた。

少しキズが付いたが致命傷ではないようだ。

ワサビ「ふざけたタフさだ…」
これほどタフな敵はこいつが一番だろう…それほどまでに感じる耐久力だ。

ナッパの方を見ると、口にエネルギーをためている。"カパッ"をするつもりだろう。

「正直、3倍をここで使いたくはなかったんだがな。これ以上ダメージも受けれねぇな。」

覚悟を決めて気を高める。お互い一撃で決めるつもりだ。

ナッパ「ガキ!死んだ仲間の元へ送ってやる!地獄でナッパ様に挑んだことを後悔しやがれ!」

ワサビ「後悔するのは貴様の方だ!界王拳3倍だ‼」

ナッパの口からエネルギー波が放出される。

ワサビ「か め は め…波!!」

こちらも本気のかめはめ波を放つ。
拮抗はしなかった。エネルギーの渦にナッパが飲み込まれていった…

ナッパ「ち…ちくしょう…ちくしょぉぉぉぉ!!」










 
 

 
後書き
戦闘描写がなかなかうまく書けません…

戦闘力
ワサビ 3300→3500(ナッパとの戦いの最中に少し上がった) 界王拳3倍で1万500
ナッパ 4000 (耐久力だけなら8000ぐらいありそう…)

 
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