ドリトル先生と山椒魚
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第二幕その二
「そこから毒は入らないからね」
「心配無用だね」
「襲われる心配はないね」
「そうした種類じゃないね」
「先生に教えてもらったよ」
「食べたら大変なだけで」
ヤドクガエル達はというのです。
「襲われることはないよ」
「そうだね」
「それでヤドクガエルって名前は矢の毒に使うから」
「だからだよね」
「ヤドクガエルって言うんだね」
「そうだよ、ヤドクガエルはね」
本当にというのです。
「そこからの名前だよ」
「現地の人達が蛙の毒を矢に使う」
「その身体から取って」
「それでだね」
「そうだよ、だからね」
それでというのです。
「ヤドクガエルなんだ」
「そうだね」
「その名前の由来だね」
「それで中南米にいるんだよね」
「アマゾンに」
「そうだよ、アマゾンは実に色々な生きものがいて」
そうしてというのです。
「それでだよ」
「両生類もそうだね」
「蛙にしても」
「色々な種類がいて」
「それで暮らしているね」
「アマゾンの自然は独特だからね」
広い世界の中でもです。
「広くて大河が流れていてね」
「物凄い密林でね」
「鬱蒼と生い茂っていて」
「しかもとても暑くて」
「雨が多くて」
「湿気も凄いわ」
「そうした場所だから」
それ故にというのです。
「生態系は独特でね」
「色々な生きものがいて」
「それでよね」
「蛙もそうで」
「毒を持つ蛙もいて」
「こうした蛙もいるよ」
平たい蛙としては大きいダークブラウンの種類も見ました。
「コモリガエルもね」
「その蛙も凄いよね」
「背中に卵を産み付けてね」
「背中が交尾の時に柔らかくなって」
「それでそこに卵を産んでね」
「子供達をそこで育てて」
「大人になって出て行くんだよね」
「こんな不思議な生態をした蛙もいるんだよ」
アマゾンにはというのです。
「凄いよね」
「全くだよ」
「外見も平たくてお口が大きくて」
「かなり独特だけれどね」
「こんな蛙もアマゾンにはいるんだよね」
「そうだね」
「そうだよ、しかもアマゾンにはまだよくわかっていないから」
調査しきれていあい場所がまだまだあるのです。
「未発見の生きものも多いと言われているね」
「そうだよね」
「まだ不思議な生きものいるかもね」
「蛙にしてもね」
「そうなんだ、では他の両生類達も見て行こう」
こう言ってさらにでした。
先生は他の生きもの達も見ていきます、すると本当に色々な両生類達がいます。
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