仮面ライダー エターナルインフィニティ
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第五百三十九話 強敵達に勝っていきその六
その技はカブトがあっさりと受けた、そして。
ライダー達は技を防がれ身体の動きを止めた彼に総攻撃を浴びせた、それが決め手となってだった。
シグルドは倒れた、それでもシドの姿に戻り立ち上がったが。
「終わりだな」
「くそっ・・・・・・」
シドは変身を解いた天道の言葉に憎々し気に応えた。
「俺がここまで簡単に負けるなんてな」
「言った筈だ、あんたは弱いとな」
「確かに弱かったな」
「そうね」
「俺達もそれなりに戦って来たけどな」
「お前さんは最弱と言っていいのう」
でろりんとずるぽん、へのへのにまぞっほも言う。
「なっておらんわ」
「俺達にこう言われるなんてな」
「正直私も思いもしなかったわ」
「あんた弱過ぎるぜ」
「俺は強い、それを見せてやる」
「勝手に言っていろ、結果は出た」
天道はまだ言うシドに冷淡に告げた。
「見届けてやる、死ぬことだ」
「覚えてろよ」
「忘れはしない、これでいいか」
「くそっ、最後まで馬鹿にしやがって」
この時も忌々し気に言ってだった。
シドは倒れ爆発の中に消えた、戦士達は天道の言葉通り彼を見送った。
九内は煙草を吸いつつだ、戦極凌馬に言った。
「何でもない相手だな、あんたは」
「私がか」
「ああ、只の草った果物だ」
こう言うのだった。
「それだけだ」
「言ってくれるな、私もライダーなのだがね」
「出来損ないのな」
「おう、お前なんて何でもねえぜ」
モモタロスは戦極を指差しつつ喧嘩を売る様にして告げた。
「所詮小者なんだよ、小者」
「そうだな、お前なんて速攻で倒してやる」
キラー=クイーンも威勢よく言う。
「だからはじめるか」
「その言葉後悔しないかな」
「誰がするか!」
「わかったよ、じゃあはじめよう」
「野上行くぞ」
戦極が変身に入ったのを見てだ、桜井は良太郎に声をかけた。
「俺達にとっては何でもない相手だが」
「それでもだね」
「そうだ、戦ってだ」
そうしてというのだ。
「勝つぞ」
「その為にも」
「変身するぞ」
「今からね」
良太郎も応えた、そうしてだった。
ライダー達はイマジン達と一つになりそれぞれの最強フォームとなった、そのうえで仮面ライダーデューク戦極が変身したそのライダーとの戦いに入った。
戦ってだ、霧雨は軽く言った。
「本当に忠のシャバ僧だな」
「私が弱いということかな」
「現にあんた俺達の誰も傷付けてないのにな」
それでもとだ、霧雨はデュークに告げた。
「あんたは戦いがはじまってすぐにそうじゃねえか」
「もう傷だらけだな」
「そうね」
桐野は田原の言葉に応えた。
「正直ここまで弱いとね」
「ある意味笑えるな」
「私を弱いと言うとは」
「これが現実だよ」
ウラタロスが電王から言ってきた。
「君本当に弱過ぎるよ」
「まだ言うのかな」
「事実だからね、ライダーだから強いんじゃないんだよ」
こうデュークに告げた。
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