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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第五百三十九話 強敵達に勝っていきその四

「今から」
「ああ、そしてな」
「戦いをはじめましょう」
「そうしような」
 響鬼はあえて明るく気さくに応えた、そうしてだった。
 ライダー達はそれぞれの最強の姿の鬼となり楽器も出した、そして烈火達と共に戦いに入ってだった。
 ロシュオを攻めた、だが。
「流石にね」
「タフだよな」
 土門は風子に応えた。
「こいつは」
「ええ、随分攻撃してるけれど」
「まだ倒れないな」
「びくともしない感じよ」
「いや、ダメージは与えている」
 水鏡は眉を顰めさせる二人に冷静に話した。
「だからこのままだ」
「攻めていけばいいの」
「そうなんだな」
「心配は無用だよ」
 こうもだ、水鏡は話した。
「この戦いは」
「まあ無敵の存在なんていないしね」
 小金井は水鏡の話を聞いて言った。
「絶対に」
「如何に強い存在でも絶対ではない」
「そうだね、それじゃあ」
「このまま戦っていこう」
「うん、皆でね」
「よし、そう言うならな」
 土門はここまで聞いて言った、本気になった顔で指を鳴らしてさえいる。
「やってやるか」
「そうね、弱音なんて吐いてもね」
 風子もその顔で言う。
「何にもならないしね」
「それじゃあな」
「戦おう」
「ああ、全員でな」
 こう話してだった。
 戦士達は戦っていった、そうしてデェムシュを徐々にでもだった。
 ダメージを与えていった、そうしてだった。
 最後はライダー達の総攻撃が出た、それを受けてだった。
 デェムシュは動きを止めた、響鬼はそれを見てだった。
 変身を解いてだ、こう言った。
「これでな」
「決まりましたね」
「ああ、間違いなくな」
 こう轟鬼に応えた。
「今のでな」
「そうですね」
「まだ立てるけれどな」
 それでもというのだ。
「それがだ」
「限界ですか」
「その通りだ」
 デェムシュも言ってきた。
「これでだ」
「終わりか」
「無念だが」
 それでもというのだ。
「そうなった」
「そうなんだな」
「ではまただ」
「俺達と戦うんだな」
「そうする、そして」
 そのうえでというのだ。
「今度こそだ」
「そうか、じゃあな」
「まただ」
「ああ、またな」
 響鬼は笑顔で応えてだ、そうしてだった。
 デェムシュが倒れるのを見送った、彼は前からそうなって爆発して消え去った。こうしてまた一つ戦いが終わった。
 ポップはダイに顔を顰めさせて言った。 
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