仮面ライダー エターナルインフィニティ
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第五百三十七話 続けて出て来る強敵達その六
「強いわ」
「そうだよな」
「多分ね」
リーザはさらに言った。
「相手も考えてよ」
「これまでの怪人と違ってな」
「そのうえで戦ってきているからよ」
「強いな」
「そうよ、だからね」
それでというのだ。
「私達もね」
「そのことはわかっておかないと駄目か」
「頭使うことは苦手でも」
リーザは何気にガジャルを見て言った。
「ちゃんとよ」
「俺見たの何でだよ」
「決まってるでしょ、けれど兎に角ね」
「考えていってか」
「戦わないとね」
さもないと、というのだ。
「勝てないわよ」
「今の戦いはそうか」
「間違いなくね」
「そうだ、考えてだ」
まさにとだ、カリスも言って来た。当然彼もワイルドになっている。
「そうしてだ」
「戦うことですか」
「具体的にはこれまでと同じだ」
ガジャルにこうも言った。
「これでわかるな」
「ええ、まあ」
「連携してだ、敵の動きを見てだ」
「隙を見てですね」
「攻めることだ」
「そうしていけばいいですね」
「幾ら強敵でもだ」
スパイダーファンガイヤがそうであってもというのだ。
「必ずだ」
「勝てますか」
「そうだ、だからな」
それでというのだ。
「いいな」
「これまで通りですね」
リーザは強い声で応えた。
「戦うことですね」
「いいな、経験を忘れないでな」
「そうしていきます」
「俺もそうしていく」
カリス自身もというのだ。
「そうするぞ」
「わかりました」
「そうしていきます」
リーザもガジャルも頷いてだった。
そのうえで戦いに入った、そのうえで。
スパイダーファンガイヤを攻めていく、そのトリッキーな動きも歴戦の戦士達が協力し合って戦っていくとだった。
ファンガイヤも追い詰められ遂にだった。
ライダー達は肩で息をした敵にだ。
総攻撃を浴びせてだ、その動きを止めた。
「やったわ」
「うん、そうだね」
ハルはミウの言葉に頷いた。
「これはね」
「決まったわ」
「はい、勝ちました」
ちょこも笑顔で言う。
「これで」
「ガーーーリッククククク、その通りだ」
ファンガイヤは糸矢の姿に戻り再び動きだして話した。
「俺はこれで終わりだ」
「終わらない筈がないよな」
上城もそれはと応えた、ライダー達も変身を解いている。
「今のでな」
「そうだ、最高だった」
糸矢は楽しそうに笑いつつ応えた。
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