仮面ライダー エターナルインフィニティ
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第五百三十六話 種族を超えてその十二
遂に一斉攻撃で倒した、スーパー姫は姫の姿に戻り。
倒れても立ち上がったがこう言った。
「今ので決まったわ」
「僕達の勝ちだね」
「ええ」
変身を解いた宝生に答えた。
「私はもう戦えないわ」
「それならだね」
「また会った時は」
蘇り、というのだ。
「その時はね」
「まただね」
「戦いましょう」
「相手させてもらうよ、僕達もね」
「その時は私達も一緒です」
真夢も言ってきた、ステージは今は終わっている。
「そうさせてもらいます」
「また一緒に戦う時はね」
「お願いします」
「こちらこそね」
「そうしたらいいわ、ではお別れよ」
自分から言ってだった。
姫は前から倒れ焔に包まれその中に姿を消した。これでまた戦いが一つ終わった。
ヒトツミを見てだ、クルミは万丈に剣呑さを感じつつ尋ねた。
「あの、ヒトツキって」
「ああ、魔化魍の中でも特に強いからな」
万丈はクルミにこう答えた。
「二口女でな」
「そうでしたね」
「だから用心しろよ」
「これまで戦ってきた魔化魍よりもですね」
「遥かに強いからな」
「わかりました」
「ええ、私は強いわ」
ヒトツミ自身こう言った。
「そのことは言っておくわ」
「そうよね、けれど幾ら強くてもね」
「私達は逃げません」
遥と葵が言ってきた。
「絶対に」
「これがやらないといけないことだから」
「ああ、そうした戦いだからな」
桐生も言った。
「頼むな」
「はい、これからこそ」
「宜しくお願いします」
「ここまできたらもう迷うものか」
ビリー田中も言った。
「全力で戦うぞ」
「そうするしかないっしょ」
サロメも言ってきた。
「今は」
「そうですね、それじゃあ」
「今から皆さんで戦いましょう」
めぐるとすみれも言った、そうしてだった。
戦士達は戦いに入った、ライダー達はそれぞれの最強フォームに変身し。
ヒトツミは二口女になった、そして早速だった。
激しい攻撃を繰り出す、テスラはそれを見て言った。
「これはかなり」
「予想を超えているよ」
ナインも言った。
「もうね」
「それもかなりね」
「しかしだ」
二人にローグが言う。
「負けることはない」
「私達がですね」
「そうなることはないですね」
「そうだ、これまでのことを思い出せ」
ローグは二人に言った。
「どういった戦いを潜り抜けた」
「いつも死にそうでした」
「とんでもなく激しい戦いでした」
二人も答えた。
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