仮面ライダー エターナルインフィニティ
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五百二十五話 伝説の決戦の地でその六
「そんな奴よりはな」
「遥かにいいな」
「そう思う、だからな」
「二ノ宮はいいんだな」
「俺としてはな」
「二ノ宮さんって確かに困ったところもありますが」
芳佳はまた言った。
「ですがそれでもです」
「いいか」
「はい、努力をされて」
そしてというのだ。
「法律やルールはです」
「守るからか」
「いいと思います」
「俺はましか」
「ましというかれっきとした人間です」
そうだというのだ。
「まことに」
「ではこのままな」
「人間としてですか」
「生きていく、では包帯を使ってくれ」
二ノ宮は届いた包帯を見て言った、それは実際に役に立った。傷は治されそうして戦いに戻ることが出来た。
その中でだ、ゴブタは言った。
「いやあ、さっき大怪我したっすが」
「あんたさっき右腕吹き飛んだからね」
「痛かったっすよ」
共に戦うアクアに話した。
「本当にっす」
「そうよね、けれどね」
「それを治してもらってっす」
「そうしてよね」
「頭の方も怪我してたっすが」
それがというのだ。
「無事にっす」
「手当てを受けてね」
「そうしてっすよ」
「包帯巻いてね」
「すぐに治るっす」
「やっぱりものがあると助かります」
リリルカは弓矢でベルの援護をしつつ話した。
「それだけで」
「全くっす、包帯が足りないとっす」
「ゴブタさんもですね」
「頭の怪我の治療がどうなっていたかっす」
「はい、包帯にです」
リリルカはさらに話した。
「他の治療用品も揃っていて」
「安心して戦えるっす」
「いいことです」
「あんたの腕は私が魔法で治したけれど」
ここでまたアクアが言ってきた。
「頭の方はね」
「包帯があってっす」
「本当によかったわね」
「全くっすよ」
「そうよね、あんた回復滅茶苦茶早いけれど」
「それでも腕が吹き飛ぶとっす」
そうなると、というのだ。
「大変っす」
「そうよね」
「それでものがあるとっす」
「それで助かるわね」
「そうっすよ」
「私も思うわ。ものがあるとね」
アクアも言う、回復魔法で戦線を支えている。
「やっぱりね」
「かなり助かりますね」
「現実としてね、疲れた時寝袋に入って休まないと」
リリルカのサポートを受けているベルに話した。
「風邪引くしね」
「あの、前から思っていたんですが」
そのベルが言ってきた。
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