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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第五百十九話 牧野の死闘その七

 そこに実際にシャカのオームが来た、シャカは技を放ってから平然として言った。
「避けたか。ならよし」
「あの、俺達攻撃されたところにいましたから」
「覚えておいて下さいね」 
 亀吉と春鹿で言った。
「危なかったんですよ」
「避けなかったから」
「避けたらいいではないですか」
 目を閉じ平然としたまま答えた。
「では次の攻撃に移りましょう」
「若し死んだらどうしてたの?」
 サフィはシャカに問うた。
「シャカの攻撃で」
「それもまた運命」
 サフィにも平然と答えた。
「それに生き返らせてもらうのでいいではないですか」
「これがシャカなんだよ」
 デスマスクが三人に話した。
「よくわかったな、俺でも技出す時はよけろって事前に言うだろ」
「はい、そうしてくれます」
「積尸気冥界波とか積尸気蒼鬼炎とか出す時は」
「そうするわね」
「危ない技だからな」 
 広範囲を攻撃し多くの者を巻き込むからだ。
「言うんだよ」
「俺のエクスカリバーも然りだ」
 シュラも自分の技について話した。
「振った先を遠くまで両断するからな」
「やっぱり言ってくれますね」
「エクスカリバーを出される前は」
「事前に」
「私のロイヤルデモンローズやピラニアンローズも危険なので」
 アルロディーテも二人と同じであった。
「警告を出します」
「お陰で助かっています」
「アフロディーテさんの薔薇は毒がありますからね」
「奇麗だけれどね」
「戦いでは犠牲はあるものです」
 シャカは次の攻撃の準備をしつつ述べた。
「そして死ぬのもまた運命」
「いや、運命でもですよ」
「犠牲は付きものでもです」
「その前に言って欲しいから」
「皆さんならよけるでしょう、よけなければそれまで。では再びオームを出します」
 こう言ってだった。
 シャカはまたオームを出した、今度は味方は最初からいなかった。その為亀吉達も今度は言わなかった。
 アリアはキバをサポートして銃撃を行いつつ共にいるキンジに話した。
「いい?このままね」
「ああ、攻撃を続けてだな」
「そうしてね」
 そのうえでというのだ。
「敵をやっつけていきましょう」
「そうだな」
「紅さん助けてね」
「悪いな」
 キバットがベルトから言ってきた。
「お陰で助かってるぜ」
「こっちもね、やっぱりライダーの人達は強いわ」
「その戦い方は勉強になります」 
 キンジも銃を使いつつ話した。
「それで見させてもらっています」
「僕なんかでそうなるのだったらね」
 他人の手本にとだ、キバは応えた。
「凄くね」
「いいですか」
「嬉しいよ」
 こう応えるのだった。
「僕としてもね」
「そうなんですね」
「だから僕でよかったら」
 キバはさらに話した。 
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