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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第五百十三話 ゲティスバーグの激戦その十四

「見ていて驚く位にな」
「そうだよね」
「ああ、それで当麻の旦那はな」
「その中でも特にだからね」
「幸せになることはな」
「ほぼないね」
「俺もそう思うぜ」 
 当麻を見つつ話した。
「旦那にとっては残念だけれどな」
「これだけ運がないと普通最初に戦死する」
 ゼートゥーアは言い切った。
「戦争ではまずだ」
「運がない人から死ぬね」
「そうなる、そして生き残るのはだ」
 漆にさらに話した。
「運がある者だ」
「そうだよね」
「運がないこと自体が駄目だ」
 ゼートゥーアはこうも言った。
「それがない者はまことにだ」
「最初にだね」
「死ぬ」
 そうなるというのだ。
「それが戦争というものだ」
「だが彼はその常識外れの生命力で常に生き残っている」
 ノイマンは漆にこのことを話した。
「そのことはだ」
「凄いことだね」
「全く以てな」
「だが髪の毛は助けてやる」
 ディルクはそれはと述べた。
「見ていられないからな」
「悪いな」
「礼には及ばねえ、これだけ大事なものがあるか」
 当麻にこうも言った。
「男にとってな」
「なくなるとやばいからな」
「そうしたものだからか」
「だから遠慮するな、いいな」
「それじゃあな」
「今は休め、それとインデックスもな」
 ディルクは彼女にも話した。
「噛むのはいいが毟るのは止めろ」
「それはなのね」
「幾ら何でも酷いからな」
「うん、じゃあね」
「目的の為に手段は選ばなくてもやっていいことと悪いことはあるんだ」
 ディルクはこうも言った。
「そこは知って弁えておかねえとな」
「そうだね、じゃあ皆幸せになる様にしていこうね」
 漆も言った、戦士達は戦いの中こんな一幕も迎えていた。戦いは続きそのうえで多くのモンスター達を倒していき。
 徐々にスサノオの周りのモンスター達も減っていっていた。、磯辺典子はその戦局を自分が乗る八急式甲のハッチから顔を出して観て言った。
「モンスター達も減ってきたわ」
「そうなの」
「遂になのね」
「ええ、この戦いでもね」
 近藤妙子と河西忍に話した。
「そうなってきたわ」
「じゃあこのままね」
「攻めていけばいいわね」
「いや、南北戦争の激戦地だって聞いてたけれど」
 佐々木あけびも言ってきた。
「そこで戦うだけあってね」
「激しい戦いになってるわね」
「そうよね」
 あけびは典子に話した。
「今回も」
「私達の戦いらしくね」
「本当にね」
「こちらに八十体程きます」
 空から二葉あおいが言ってきた。
「注意して下さい」
「わかったわ」
 典子はあおいの言葉に応えた。
「それじゃあね」
「ここは私達で戦いましょう」
「八十体ね、相手に不足はないわ」
 ファムもいる、その手に剣を出しての言葉だ。 
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