| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

仮面ライダー エターナルインフィニティ

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第五百十一話 グロンギとの死闘その十

「そしてまたね」
「歌いましょう」
 リコッタも笑顔で応えた。
「そうしましょう」
「そうするわね」
「是非共」
「さて、もう歌は決まってるし」 
 留奈は燦にも言った。
「ステージに上がるわよ」
「そうするけえ」
「パパ達も戦ってるしね」
 見ればルナパパも瀬戸山も戦っている、相変わらずに圧倒的と言うべき強さを戦場で披露している。
「わたくし様達もね」
「歌って」
「そうして見せましょう」
「ここまでは来させませんので」
 政が畏まって言ってきた。
「安心して歌った下さい」
「ここに政さんがいてくれて有り難いです」
 リコッタはこのことを素直に喜んだ。
「若し何かあってもです」
「それでもですか」
「万全だとです」
 その様にというのだ。
「思えるので」
「そうですか、ですがあっしだけではありやせんぜ」
 政は畏まったまま応えた。
「永澄さんもいやすぜ」
「俺も頑張るよ」 
 その永澄も言ってきた。
「事実ここにもグロンギは来るしね」
「あの連中は尋常じゃありやせん」
「だから俺達も戦うからね」
「そしてステージには近付けません」
「だから安心してね」
「我々もおります」 
 コキュートスはガルガンチュワと共に出て来た。
「それが今のステージ前の最後の防衛ラインとなっています」
「そして私もいざとなればです」
 リコッタも言ってきた。
「砲撃がありますので」
「それとです」
 ねこにゃーもいた。
「私達の三式中戦車もあります」
「何時でも戦えるからね」
 ももがーも言ってきた。
「安心してね」
「山岳戦も出来るから」
 ぴよたんは今の戦場の話もした。
「任せてね」
「これだけの人達がいれば大丈夫ね」
 ミルヒオーレはその顔触れを見て笑顔になった・
「じゃあ私達はね」
「安心して歌うけえ」
「それで踊るわよ」
 燦然と留奈も言った。
「そしてそのうえでね」
「皆を励ますけえ」
「では歌っておくんなまし」
 政は優しい笑顔で応えた。
「ここには蟻一匹通しませんので」
「こうした時にやらないとな」
 永澄も言うことだった。
「人間って」
「私は身体は人間ではないですが思います」
 デミウルゴスも応えた。
「ここは通す訳にはいきません」
「・・・・・・・・・」
 ガルガンチュワも無言で頷いて応えた。
「では今からですね」
「ここは私達で守りましょう」
「そうしましょう」
 ねこにゃーとももがー、ぴよたんも応えてだった。 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧