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レーヴァティン

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第二百五十四話 両者の再会その一

               第二百五十四話  両者の再会
 英雄はここまで話してから久志に言った。
「こうしてだ」
「蝦夷も統一して治めてか」
「そうしてだ」
「朝廷に行くんだな」
「そうするつもりだ」
 英雄はうどんをハンバーガーを食べつつ話した、二人は今大学の中のハンバーガーショップの中にいて昼食を食べつつ話しているのだ。
「これからな」
「そうか、しかしな」
「しかし、何だ」
「ちょっとあっちでも会わないか?」
 久志もハンバーガーを食べている、そのうえでの言葉だ。
「俺達は」
「そうしてか」
「ああ、お互いに浮島を統一したしな」
「遂にな」
「それならな」
「俺達は正式に手を結んでだな」
「海の魔神と戦うべきだろ」
 こう言うのだった。
「これからは。だからな」
「それでか」
「会ってな」 
 そうしてというのだ。
「同盟を結ぶか」
「そうだな、俺達は最初共に冒険をしていた」
「その時別に何もなかったしな」
「それぞれの浮島の統一を目指してな」
「お前は東の浮島に行ってな」
「お前は西の浮島に残ったな」
「そしてそれぞれ浮島の統一を目指しただろ」
 久志はここでコーラを飲んだ、彼が飲んでいるのはコーラだが英雄が飲んでいるのはジンジャエールだ。
「そしてそれがな」
「果たされたからか」
「いい頃合いだろ」
「そうだな」
 英雄は一言で頷いた。
「言われてみるとな」
「だからな」
 これでというのだ。
「会ってな」
「そしてだな」
「同盟を結んで神託もな」
 これもというのだ。
「お互い伺ってな」
「海の魔神のことを聞くか」
「聞いてな」
 そうしてというのだ。
「そしてだ」
「共に魔神のことを知ってだな」
「魔神と戦うべきだろ、お前も俺達と同盟を結ぶつもりだっただろ」
「統一したならな」
「なら丁度いいよな」
 久志は二つ目のハンバーガーを食べつつ言った、それぞれハンバーガーを何個かずつ前に置いてそうして食べている。 
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