| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

八条学園騒動記

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第六百六十三話 最強のロボットを造るその十二

「わしもな」
「そして頭も働かなくなりますね」
「そこは人間と同じじゃ」
 まさにという口調での言葉だった。
「左様じゃ」
「そうですよね」
「だからな」
 それでというのです。
「わしも食べておる、そして食べるならな」
「楽しまれますね」
「エネルギー補給では済まさぬ」
「そうですよね」
「どうせ食うならな」
 それならというのだ。
「それならじゃ」
「味も楽しみますね」
「そうじゃ」
 まさにというのだ。
「だからな」
「それで、ですね」
「今朝も楽しんだしな」
 それにというのだ。
「これからもじゃ」
「食事を楽しまれますね」
「そうする、そしてな」
「そのうえで、ですね」
「今回も開発、製造をしてな」
 九頭龍のロボットをというのだ。
「そしてじゃ」
「そうしてですね」
「戦う」
 連合軍の超巨大戦艦と、というのだ。
「そうする」
「そうですね」
「強いがな」
 しかしというのだ。
「やるぞ」
「強いですか」
「兵器自体はな」
 連合軍はというのだ。
「傑出しておるからのう」
「他の国と比べてですね」
「うむ」
 そうだとだ、博士は答えた。
「他の国と比べて三百年はな」
「凄い開きですね」
「民間分野がそうでな」
 他の国と比べて三百年進んでいるというのだ。
「そしてな」
「軍事にもそれが活かされて」
「それでじゃ」
「それだけ進んでいて」
「強い」  
 その兵器はというのだ。
「極めてな」
「そうなんですね」
「その連合軍の最新兵器と戦うと思うと」
「何かと楽しみですか」
「左様、楽しんで開発、製造を行ってな」
 そうしてというのだ。
「戦うぞ」
「そうされますね」
「これよりな、これで練度が高いとな」
 将兵のそれがというのだ。
「尚よかった」
「本当に連合軍って訓練度低いんですね」
「しかも緊張感も低いしな」
「弱いんですね」
「平和な国でじゃ」  
 連合のことも話した。 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧