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『Necessary』

作者:零那
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『後悔』


こんな風に美しく
都合良く繋ぎ止めてるだけなのか。
そんなことはないよね?
此れは現実で夢じゃない。
君達との事だって消せない現実。

思い出は美しくなんて
そんなことないよ。やけにリアルに
残酷な日々がフラッシュバックする。
綺麗な思い出は少な過ぎるくらい。

温度が在る思い出は悲しい。
触れたいのに2度と会えない。
其の笑顔も見ることは無い。

そっと優しく抱き締めたかった。
あの日の貴女の背中がもどかしい。
もっと強く引き留めたかった。
君の後ろ姿が悲しくてたまらない。

あの時もっと僕が。
後悔しかない僕は永遠に
思い出と共に生きてくだろう。

 
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