猫と馬の家族
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第一章
猫と馬の家族
エマ=マッシンゲールイギリスのノース=デボン=でィストリクトで馬の調教師をしている彼女は家に犬を飼いつつ馬達への仕事をしている。中には飼っている馬もいる。
その中で彼女は友人から二匹の猫を引き取った。その猫達はシャム猫に似ていて色は白と黒だ、兄妹だったが兄の方が黒いものが多く兄猫の顔は黒かった。
兄猫はルイ、妹猫はレミと名付けて家に迎え入れた、そして家族と顔合わせをした。
家の犬黒犬のエドワードと合わせて同時に馬達と合わせるとだった。
「ワン」
「ニャア」
「ミャウン」
エドワードとすぐに仲良くなってだった、馬達ともだったが。
ルイはその中でだ、白い毛で足は黒い雌馬のコメットだった。
「ニャア」
「ヒヒン」
すぐに打ち解けた、そして。
いつも一緒にいる様になった、二匹は仲良くしていてだった。
そのうえでだ、さらにだった。
「今ではああしてね」
「一緒になの」
「お散歩もしてるのよ」
エマは今はアイルランドにいる仕事仲間が家に来た時に二匹を見せて話した。見ればエマは金髪の美人だ。
「一緒ね」
「猫と馬が?」
「ええ、コメットに鞍を付けたら」
そうしたらというのだ。
「そこにね」
「猫ちゃんが乗って」
「そう、そしてね」
そのうえでというのだ。
「乗馬するみたいにね」
「お散歩するの」
「一緒にね」
「猫が馬に乗るなんて」
友人は信じられないといった顔で述べた。
「そんなことがあるのね」
「どうやらね」
「それは初耳ね」
「いつも一緒にいて」
見れば今もそうだった、ルイは妹そして犬のエドワードと共に馬達がいる牧場で馬達と仲良く一緒にいるが。
コメットと一緒だった、コメットの背中に乗っている。
「ああしてね」
「お散歩にもなのね」
「行くのよ」
「そうなのね」
友人はこの時はこんなこともあるかと思っただけだった、だが。
次の年に今度は自分がアイルランドに来たエマをある牧場に案内してその光景を見せてそうして話した。
「この通りね」
「ここでもなのね」
「一緒にいるわ」
「そうね、猫と馬がね」
「ニャア」
「ヒヒン」
見ればだ、黒と白の毛で尻尾が縞模様で大きな耳の猫がだ。
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