伝説となった狩人達
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二十五人目
BLACK CLOUDS
七話
な…なんだ…
あいつは…
邪龍の、その圧倒的な強さに…
息子も酒を飲む事を止めておったよ。
大砲。
馬鹿でかい弓。
いろんな攻撃も、黒龍にはたいして効いておらんかった。
一人…二人と兵は消え…
半分の人数になった時…
一人の兵は言う。
隊長!
お世話になりました!
何かを悟ったのじゃろう。
自分と歳の変わらぬ…
十七、八の一人の若い兵は、龍に突っ込んだ。
それを合図のようにして、次々と突っ込んだよ…
隊長にしっかりと挨拶をして…
恐さ半分のはにかむ笑顔でなあ。
皆、大事な人のため。
自分を犠牲に…
それで少しでも大好きな人が…
生きていられるように…
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