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GSネギま

作者:星 ハヤト
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実力発揮!?

 
前書き
再び戦います!? 

 
横島の前に現れたのは
『刹那、どうするつもりだ?!』
『龍宮こそ、どうするつもりだ?!』
剣士は刹那、銃の使い手は真名だった
横島はまたも絡まれたことに疑問を持った
『待て!!2人は何者だ?』
『楓と一戦まじえたんだろう?その実力試させてもらう』
『もしかしてお嬢様に手を出す者かもしれん、私が相手になってもらう』
どうやら楓から連絡を受けて来たみたいだった
『楓ちゃん!!何の恨みだ!!』
『とても強そうには見えないんだが』
『見た目に騙されるなってことかもな』
2人は臨戦態勢をとる
『ちくしょう!ってことは2人とも中学生なんか!?剣士の子はめっちゃ可愛いくて、銃を持つ子はナイスバディの持ち主なのに!!なんて不幸な日なんだ!!』
楓だけでも大変だったのに
刹那は凄く可愛い
真名はとても魅力的な体の持ち主と来たもんだから
横島としては我慢を更に重ねていく
『可愛い!?何を急に!』
『刹那、動揺し過ぎだぞ!まあ面と向かって言われると多少は恥ずかしいものだな』
刹那も真名もいきなり褒めらたが
やはり嫌な気持ちにはなってなかった
『そうだ、今から3年後ぐらいにまた迎えに来てくれたら大歓迎するぞ!それではごきげんよう·····』
2人を褒めちぎり
この場を逃れようとしたのだが
(バァン!!)
足元に銃を撃たれた
『危ないだろう!銃なんて持ったらあかんだろう!銃刀法違反って知らんのか??』
『これはエアガンだから問題ない』
『嘘つけ、改造しとるだろう!』
『学園には許可を取ってある』
真名の言葉に
(学園長のやつこんな女の子にも仕事させとるんかあ)
真名に気を取られていると
刹那が剣で切りかかってくる
もちろん反撃する訳にも行かないので避ける
その不規則な動きに戸惑う2人
『2人の実力は良くわかった!えっと刹那ちゃんに真名ちゃん、とにかく話せばわかる』
『なぜ反撃して来ない?私達を馬鹿にしてるのか?』
『戦う理由がない!そして俺は可愛い子とは仲良くするのが礼儀だと思ってる!!』
あくまでも戦う意志を見せない横島に対して
『神鳴流奥義、斬岩剣!!』
『追撃は任せろ!』
剣を避けた後に銃を撃たれ
かなり避けるのには苦労するが当たることはない
神鳴流はかなりの使い手だが
やはり小竜姫と比べればと思ってしまう
『ちっ!当たらない』
『こっちは本気出しているというのに』
『俺だって本気で避けとるわい!!』
あくまでも攻撃することない
防御することもなく避けるのみである
しばらく刹那と真名が攻め続けるが
戦況は変わらない
『あれは?横島さん?それにあの2人は!!』
帰りを心配して迎えに来た小竜姫が
横島達の戦いを見つけた
『何をしてるんですか??』
『姫奈さん!!助けてください!!』
横島は素早く小竜姫の元へと逃げた
『小竜先生!?』
『桜咲さん、龍宮さんこれは一体どういうことですか?きちんと説明してください!横島さんは私の友人なんですから!』
『実は楓から連絡がありまして、横島忠夫という人物を見極めるために来ました』
『結局、私達では1発も当てることは出来なかったが』
刹那と真名は小竜姫と知り合いとは知らなかった
素直に敗北を認めていた
『横島さん本当にすいませんでした』
『楓の言う通りかなりの実力者だったよ』
『逃げるのだけは天下一品だからな、次はこんなことではなくてデートの誘いに来てくれたら嬉しいな、3年後ぐらいで!』
顔を少し赤くする刹那と余裕の笑みを浮かべる真名
そして軽く嫉妬する小竜姫だったが
『とにかく2人は帰りなさい!明日学校で詳しく聞きますから』
『はい、では失礼します』
『わかりました』
2人は大人しく帰ることにした
結局の所、楓、刹那、真名の実力者でも
横島に1発も当てることは出来なかったと言う事実を
学園長が知るのは次の日だった
『小竜姫様!もっと早く来てくださいよ』
『横島さんが霊力を抑えているから居場所までは特定できなくて、しかしあの2人もなかなかの実力者でしたが』
『そうですね、実は森の方でも楓ちゃんに攻撃されたんですよ!それで帰ろとしたら刹那ちゃんと真名ちゃんが!もう散々な日になりましたよ』
『それってみんな私のクラスの生徒じゃないですか』
『これもネギが悪いんだ!!』
事の始まりを伝える
ネギを心配して起こした行動で
自分の実力を少なくとも3人にバレてしまったこと
『まあ俺は避けただけですけど』
『流石の危機管理能力ですね、こればっかり美神さんしか教えることは出来なかったですからね』
『なんか懐かしい感じになってしまいましたね、小竜姫様と2人この世界でやって行くと決めてから、なんかいろいろと昔を思い出してしまいましたよ』
『横島さん、帰りましょう』
2人は仲良く家へと帰ることにした
よく動かされたことによって多少の疲れはあるものの
ダメージはない
『そういえば神鳴流ってなかなかの剣術でしたよ』
『そうですか、クラスの名簿にもそう書いてあったので1度は交えてみたいものですね』
『小竜姫様·····じゃなくて姫奈さんに習えばもっと強くなれますよ、学園長に進言してみようかな』
『横島さんったら早く慣れてくださいよ、名前気にいってるんですから』
ほのぼのとした帰り道だった
逆に刹那と真名は
『楓の言った通りだったな、私達でも1発も当てることができなかった』
『龍宮、どうみた!?』
『向こうからの攻撃はなかったがどう見ても悪い奴ではない、それにかなりの実力者だな』
『そうだな、それに小竜先生とも知りあいのようだし、もしかしたら先生の方もかなりの実力者ってことか』
『それにどうも引っかかるものがある·····私の眼にも良く分からなかったからな』
『私のことを可愛いって、よくも攻撃を受けてるのに言えるなって、それぐらいまだ余裕があるって事なのか』
今日1日で3人の学園実力者によって攻撃を受けたが
無傷で全てを避けたことにより
逆に凄い実力者であることを印象付けてしまった
『刹那、お前·····実は嬉しがってるんじゃないのか?』
『えっ、何を言ってるんだ、そんな訳ないだろう』
顔を赤くしている刹那に対して
真名は余裕の笑みを浮かべていた
『とりあえず様子を見よう、もし怪しい動きをするようなことがあればその時にやればいい』
『そうだな、今日はなんかすごく疲れた』
2人は寮へと帰って行った 
 

 
後書き
遅くなりました
更新できるようになって良かったです 
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