真説魔法少女リリカルなのはエトランゼ改
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2部 ジュエルシード事件
2章 ロッカー
脱出
前書き
今回の話は、クトゥルフ神話TRPGのシナリオ
shinaeさんが作ったロッカーを題材に2章を書いていきます。
TV版2.5話又は、漫画版1巻の話の最中です。
また変な関西弁になりますがよろしくお願いします。
クトゥルフTRPGをやっていてロッカーをやっていない方は、
ネタばれになってしまいます。
―――ここにはロッカーがある。
ここにはロッカーしかない――――
丁度俺がロッカーを閉めた瞬間、壁に扉が現れ二箇所で音がする。
そしてあいつの声が聞こえた
「ふうん。つまんないわね。
まぁそうなることはわかってたけれど、偶然って怖いわね。
またいいわ、もう少しすれば面白いことも起きるから、それまでの暇つぶしだったし」
≪またね綾君≫
≪てめえは何をやろうとしている?≫
≪ゲームはしてったら面白くないでしょ?
それまでの余興よ≫
≪関係ない奴まで手を出してるんじゃねえよ≫
≪綾君がここに来たのは偶然だからそんなに怒らないで、それじゃあね≫
「・・・君、綾君どないしたんや」
「あぁ何でもない」
「本当にびっくりさせへんでな」
「あぁ、多分、あそこの出口に行けば出れるんじゃないのか」
「なら僕が開けよう」
そうして野見山が開けてくれて、俺たちはそこを通った。
扉をくぐると眩しい光に包まれ、次に目を開けた時には最初に自分が気を失った場所に立っていた。
時計をみると時間は5分ほどしか経っていない。
本当に悪趣味な・・・
≪ティア大丈夫か?≫
≪綾様、それを言うのは私の方だと思いますが?≫
≪お互い無事でよかった≫
≪はい、では向かいますか?≫
≪行かないとうるさいしな≫
俺は何事もなかったかのようにプールについたのだが、
なにやらアリサとすずかは俺の顔を見るなり顔を真っ赤にしていた。
「どうしたんだ二人とも?」
「何でもないわよ、あんたがいなくてよかったわ」
あんな恥ずかしい夢言えるわけないじゃない
「あ・・・綾君・・・う・・・うん何でもないよ。・・・うん」
あれは夢だったんだもの、急に綾君が来てビックリしただけ
「そしてなのははなんでそんなに疲れているんだ」
「にゃはは、そんなことないよ」
「あれフィレットがいるって聞いたんだが?」
「ユーノ君の事、多分先に帰ったんじゃないかな?」
「は?帰省本能でもあるのか?」
「ユーノ君頭が良いから」
「そんなものか?」
「うん」
この時俺は深くなのはに聞いておくべきだった。
そうすればあいつの遊びに付き合わなくて済んだかもしれない。
その時の俺にはなのはの言う事を正直に信じてしまった。
あの事件が開け一日が経った日、俺はゆっくりとひとりで学校に向かっていた最中
目の前を大きなリュックサックを背負った男が歩いている。
「せんせーおはよー」という元気な生徒の声にその男は優しく微笑む姿を見た。
「おはよう、今日の算数は九九だよ。一緒に頑張ろうね」
今度会ったら必然なのだろう
なるべくならこちらに来ない方がいい
きっと巻き込まれただけだと思いたい。
そして少しの間だが平凡な小学生ライフが再開された。
後書き
すごく時間がかかりました。
はやてを少しだけ早く出したかったので、
YouTubeやニコ動でも見かける。
クトゥルフTRPGshinaeさん作
「ロッカー」をこれにて終了とさせていただきます。
本当は先月で終了予定だったんですがTRPGをやりすぎて書く時間がなかっただけです。
3章から本編に戻りたいと思います。
流石に、関係のない話ばかり持ってきたら
話がぐだりますし、まだうまくまとまってないんですよね
どうするのか
でもできれば明日迄に改と真説合わせて2.3本書きたいと思ってます。
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