真説魔法少女リリカルなのはエトランゼ改
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1部 稀有な人生の始まり
2章 妖狐
魔窟 さざなみ女子寮 波乱
寮の中に入ると大きなリビングルームに案内された。
神咲が俺に何かをするとは考えられないから、霊感、魔力の感覚だけは切っておこう。
この家自体なぜか力場が高い。
山の中特にここの付近に来ればわかるが、それ以外はわからないように細工見たいのがされてる感じだ!
俺はリビングでくつろいでると神咲が冷蔵庫から食事とコンロの上に置いてあったスープを温めなおしている。
俺が出されたものは、ご飯とスープそしてハンバーグなのだが、対面に座る神咲はご飯とスープ
これ本当は神咲のご飯なのだろう
「俺はこのスープとご飯だけでいい、ハンバーグは神咲が食え」
「い・・・いえ。約束ですから」
「だがなぁ」
「お酒は出せないけれど、ご飯なら出しますって言ったのは私ですし」
この町の女は全員親切が服歩いてる奴らばかりだが、強情なやつしかいないのか
「ばかか、男が女の飯を食らうなんてできるか」
「え・・・えっと・・・そう・・・実は・・・ダイエット中で・・・」
おろおろしながら恥ずかしそうに言ってるが。
こいつ嘘つくの下手すぎだし、どこにダイエットが必要なんだ
身長が155ぐらいで高1だから胸は成長するかもしれないが、
少し残念な感じな子の女がどこにダイエットする要素があるっていうんだ!
俺がそれを思っていたら笑い声が聞こえた。
「くっ綾、君はおもしろいね、確かに那美のその身体にダイエットがある要素が必要か確かにないな」
「リ・・・リ・・・リスティさん」
「僕が思ったわけじゃないよ那美、綾がそう思ったから僕が代返してあげただけだよ」
こいつそういえばサトリみたいな読心術っポイの使えたっけ
神咲の声が大きかったのだろう、部屋の扉が開いたのだが、巨大な男性が部屋の中に入ってきた。
俺の身長が123だったっけ、男の身長は多分2M超えてるから、今の俺から見たら巨人にも見える。
「あぁ、那美ちゃんお仕事お疲れ様、リスティあんまりからかってはだめだぞ、
お客さんかい。初めまして、ここの管理人の槙原 耕助です。君は?」
「南條 綾 9歳 小学3年生だ」
「「え~」」
リスティと槙原二人が大声で声を上げた。
「えっと、南條ちゃんは迷子か家出人かい?」
「ちゃん?てめえの目は節穴か?俺は男だ」
「「え~」」
今回2回目の悲鳴で、上から大急ぎで折りてくる奴が来た。
「耕助、リスティてめぇ仕事中って知ってやがるだろうが、邪魔するんじゃねえ・・・だれ?」
眼鏡をかけたYシャツにデニムとラフな眼鏡をかけたもう中年の女性が下りてきた。
中年と言ったが昨今の美魔女のたぐいって言った方がいいだろう
「おばさん、誰って聞く前に自己紹介は自分からってのは知らないの?」
「おばさんだと・・・てめえ」
「南條綾9歳小学3年生だ」
「なんで小学生がこんな夜更けに来てやがるんだ!家出人か、それとも神咲妹に保護されたんか?」
「保護したのは俺の方なんだが、酒を飲もうとしたら浄霊なんて無理なのに最後まで浄霊しようとしたた馬鹿がいたから手伝ったんだ
しかも秘蔵の酒龍使いまでパーになったから、新たな酒よこせって言ったら、食事ならということで、
こんな山奥に連れてこられたんだよ
来たら来たで、超能力者や神咲よりも高い霊力持った戦える管理人、ラフな格好の凄腕のペンダコを持った剣士、巫女さんに妖狐ってこの世の魔窟か何かかここは?」
「君は?」
「耕助待ちな!なんであたいが剣士だって?」
「ペンダコは見ればわかるでしょ、剣士は立ち方と動き方
観る人が見ればわかる、リスティはさっき心を読まれたから魔法か超能力
でも魔力は感じなかったから多分超能力だ。
狐と神咲は知り合いで以前も木の上で月見酒をしてたら浄霊してたから知ってる
おばさんこれで良い?」
「だから誰がおばさんだ、このガキ」
「名前知らないんだし、30行ってたら、9歳から見たらおばさんだ
何か問題でも?」
「はぁ~、あたいは二村 真雪だ
南條何かやっただろう」
「どうゆうことですか真雪さん」
「考えてみろ、こんな大声で話してるのに誰も来てねえっておかしいだろうが」
「これ以上人が来ても説明が面倒だから防音の術をかけさせてもらった」
「もう一個聞いても良いか?」
「なに?二村さんでいい?」
「坊主、実際の年齢は何歳だ?」
今度は俺が驚く番だった?
俺は警戒の順番を変えた
リスティと槙原は警戒してたが、
この人は凄腕かもしれないが多分体力がない
このセリフで一番警戒しないといけないのはこの二村だ!
「どういうことか?」
「真雪さん?」
「考えてもみろよ、まぁ知佳やリスティ、他にも幼いながら人外の能力を持ってきたのをみたのは経験あるだろう」
「ええ、美緒もいますし、それに知り合いにもいますよね」
「こいつは見た目や身体は9歳かもしれねえが、あたいもなんて言っていいかわからんが
何かが違う。綾、てめえ何もんだ。ことと次第によっちゃ」
「ま・・・真雪さん。お願いですから喧嘩ごしにならないでください。
南條さんは何度も助けてもらったいい人で久遠もなついています。」
「うるせえぞ!神咲妹!あたいはここの女子寮に来た人間は身内だと思ってる
危険なやつは正体を知らねえと気が澄まないんだよ!」
「実際に9歳だ。所属も聖祥大付属小学校だし・・・」
「まだしらばくれるのか・・・耕助、リスティ」
「あんまり気が載らないんだけどね」
「真雪さん」
「てめえも管理人で神咲一灯流の使い手だろうが」
「あい、南條表に出やがれ」
「良いよ、だれであれ俺に喧嘩を売ったことに後悔するといいよ」
「あ・・・あのやめてくださいみなさん」
「那美・・・やめてやりたいんだけどね、真雪の言い分もわかる
今は、綾の思考も読めないしね、確かに得体が知れないかも」
「だからって」
「それにここを襲う奴らもいる可能性があるって那美も知ってるだろ」
「そうですが・・・でも」
「良いよ神咲・・・食事を食いに来たはずがこっちの食事なんて・・・まったくのサービスだ
それ相応の代金をもらうよ」
「言ってろよ」
面倒なことになった
喧嘩を買ったはいいけれど、槙原は間違いなく強い
リスティもテレパスだけならいいけれど、多分違うな
二村も長時間はむりかもしれないが、技術は一級品だろう
神咲が手を出してこないのはいいことだ
なぜか久遠はこんなにうるさいのに寝てやがる
反対に敵になったら勝ち目がほぼなくなるから助かったんだが
この町の女は、頑固すぎるぜ!
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