ラブライブ Sのメモリを持つ探偵
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第1話 Mの燃え上がる事件に現れるS
恭介は片手にロストドライバーとスカルメモリを持ちながら秋葉原を歩いていた。
「スクールアイドル?」
そう恭介は聞き覚えのない文字にじっと見た。
「あれ?君何してるの?」
後ろから声が聞こえて振り向いたそこにはオレンジ色の髪の女子高生が立っていた。
「いや、ちょっとな」
そう恭介は片手をポケットに入れた。
そこに1枚の紙が入っていた。
「あっと、場所を探しててな」
そう恭介は白い帽子を被って言った。
「そうなんだ!」
女子高生はじっと恭介を見た。
「何だよ?」
恭介はそう女子高生に聞いた。
「君名前は?」
女子高生はそう恭介に聞いた。
「俺は、私立探偵の鳴海恭介だ」
そう恭介は女子高生に名乗った。
「探偵?恭介くんいくつ?」
女子高生は恭介に年齢を聞いた。
「17歳だ」
そう恭介は歩きながら言った。
「えっ?同い年?」
女子高生はそう恭介に聞いた。
「ああ、みたいだな」
恭介はそう言って辺りを見た。
「なぁ、お前この場所わかるか?」
恭介は地図を女子高生に見せた。
「お前じゃないよ!高坂穂乃果だよ」
そう穂乃果は恭介に名前を言った。
「どっちでもいいが。これ解るか?」
恭介は片手に持った地図を穂乃果に見せた。
「えっと!あれ?これうちの近くだよ!」
そう穂乃果は恭介に言った。
「そうか、なら案内してくれ」
恭介はそう穂乃果に言った。
「うん!」
穂乃果はそう頷いた。
ーーー和菓子屋・穂むらーーー
恭介は穂むらの隣の建物の前に着き穂乃果に手を振ってそこから別れた。
「やれやれ、面倒だな」
恭介はそう言って片手にロストドライバーを持ちながら事務所[?]に入り部屋の中を見た。
ーーー鳴海探偵事務所ーーー
片手にロストドライバーとスカルメモリを持ち戦力強化の為に恭介は二つのメモリを製作し始めた。
「とりあえず、これでいいかな」
そう恭介は水色のガイアメモリを持ちながら言った。
「とりあえず、寝るか」
恭介はそう言って眠りに入った。
ーーー次の日ーーー
恭介はマグカップにカフェオレを入れて片手にブルーベリーのジャムで塗ったトーストとハムエッグを食べながらニュースを見ていた。
「この世界ではスクールアイドルっていうのが流行ってんのか」
そう恭介は言った。
コンコンッ!
誰かがドアをノックした。
「どちら様ですか?」
恭介はそう飯を食べ終えてドアを開けた。
そこにはベージュの髪の女性が立っていた。
「あの何か様ですか?」
恭介はそう女性に聞いた。
「あなたに依頼があるの」
そう女性は事務所に入り込んだ。
「それで依頼とは?」
恭介はそう女性に聞いた。
「音ノ木坂学院で奇妙な噂が流れてるんです!」
そう女性は真面目な顔をして恭介に言った。
「噂?」
恭介はそう女性の言葉に耳を貸した。
「最近見たこともない怪物が女子生徒を襲っているんです!だからお願いします!その怪物の正体を突き止めてください!」
そう女性は恭介に言った。
「依頼なら引き受けましょう!」
恭介は片手に帽子を持ちながら言った。
「なら、音ノ木坂に入学ということで」
そう女性は封筒と書類を恭介に渡した。
「たしかに!わかりました!」
恭介は音ノ木坂という高校に頭を傾げた。
ーーー次の日ーーー
恭介は片手にカバンと帽子を被りながら音ノ坂学院に向かった。
「知り合いは居ないがあんまり乗る気じゃないんだよな~」
そう言って恭介は片手に音ノ木坂まで昨日徹夜で改造したスカルボイルダーに乗り走り出した。
ーーー音ノ木坂学院ーーー
恭介は片手にヘルメットを置いて辺りを見た。
女子生徒達が恭介をじっと見ていた。
恭介は片手に帽子を被りながら歩き始めた。
「やれやれ」
そう言って恭介は職員室に向かった。
ーーー2年の教室ーーー
恭介は片手にカバンを持ちながら2年の教室で自己紹介をするように教師に言われた。
「鳴海恭介だ!好きなものはカフェオレ。嫌いなものは風を汚す奴いや、街を泣かせる奴だな」
恭介はそう自己紹介をして頭を下げた。
「それじゃ、お前の席は南の隣だ」
そう教師は恭介に席を言った。
「わかりました」
恭介は片手に帽子を持ちながら自分の席に向かった。
隣の席を見ると昨日の朝に来たベージュの髪の女性と同じ顔立ちの女子高生がじっと恭介を見ていた。
「よろしくな」
そう言って恭介は席に座り外を見ていた。
「よ、よろしくね、鳴海くん」
女子高生は恭介にそう言った。
ーーー昼休みーーー
恭介は片手にスカルメモリを持ちながら中庭でコーンマヨパンを食べながらカフェオレを飲んでいた。
「あれ?恭介くん?」
どこかで聞き覚えのある声に恭介は振り向いた。
「よう、確か穂乃果だったな」
恭介はそう言ってスカルメモリを片手に持ちながら言った。
「穂乃果知り合いですか?」
青髪の大人びた女子生徒は穂乃果に聞いた。
「うん!」
穂乃果は恭介に向かって走った。
「やれやれ、あんまり騒がしいのは好きじゃない」
恭介はそう言ってスカルメモリをポケットに入れて言った。
ーーー放課後ーーー
恭介は辺りを見ながら片手にカバンを持ちながら帰ろうとした。
「ん?」
恭介は何かを見つけた。
それは1人の男性だった。
「何だ?あいつ?」
恭介はそう言って片手にバッドガジェットにメモリを差し込み追跡させた。
ーーー中庭ーーー
穂乃果とベージュの髪の女子生徒の南ことりが話をしていた。
「それにしても鳴海くんって無愛想だね」
そうことりは言った。
「そうかな?」
穂乃果はそう言った。
「君たち」
後ろから誰かが穂乃果とことりに話し掛けた。
「貴方誰ですか!」
穂乃果はそう言った。
「君の王子だよ!」
そう言って男は片手にガイアメモリを持ちながら二人に言った。
「さぁ、燃える恋をしようか!」
[マグマ!]
男性はそう言ってガイアメモリを右腕に差し込んだ。
「きゃあああああ!」
ことりはそう悲鳴を上げた。
「さぁ、二人は僕の花嫁になってもらうとしよう!」
マグマドーパントは炎を放ちながら穂乃果達に近づいた。
「やれやれ、面倒事は苦手なんだがな!」
そう白い帽子を被りながら歩いて来たのは鳴海恭介だった。
「お前等隠れてろ!」
恭介はそう右手にロストドライバーと左手にスカルメモリを持ちながら言った。
「お前の相手は俺だ!」
そう言って腰にロストドライバーを装着してスカルメモリのボタンを押した。
[スカル!]
「変身!」
[スカル!]
黒い風が起こり恭介は仮面ライダースカルに変身した。
「さぁ、お前の罪を数えろ!」
そう言ってスカルは走り出して回し蹴りを放った。
「っぐ!ナメんな!」
マグマドーパントはそう言って拳で殴り始めた。
だがスカルは愛用銃のスカルマグナムで攻撃を仕掛けた。
「へへっ、俺の射撃は天下一品だ!」
スカルはそう言ってスカルメモリをメモリスロットに差し込んだ。
[スカル!マキシマムドライブ!!]
スカルのボディから巨大などくろのエネルギーが出現した。
「必殺!スカルエクストリーム!」
スカルの必殺技は縦に回転してマグマドーパントのボディに直撃した。
「終わったな!」
そう言ってスカルの変身を解除して辺りを見た。
「恭介くんが、変身してたの?」
穂乃果はそう恭介に聞いた。
「ああ、今変身したのは仮面ライダースカルだ」
恭介はそう言ってスカルメモリを片手に持ちながら言った。
「あの、鳴海くん」
ことりはびくびくしながら恭介に話し掛けた。
「恭介でいいよ!俺達仲間だろ」
恭介はそう言ってことりの肩をぽんと叩いた。
「恭介くん。これからよろしくね!」
ことりはそう言って恭介の隣を歩き始めた。
続く
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