ヘタリア学園
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第七千二百二十一話 物価が高い
第七千二百二十一話 物価が高い
富士山には休憩所もあります、そこで泊まることも出来ますが。
そこでカップラーメンの値段を見てロシアは言いました。
「あれっ、何か」
「高いですね」
「うん、日本君の街で買うよりもね」
「ここまで運ぶだけでも大変なので」
日本は何故高いのかを説明しました。
「ですから」
「それでなんだね」
「街で買うよりも高いです」
「それもかなりだね」
「そうです、ですから買われるなら」
そう思うならというのです。
「覚悟して下さい」
「ううん、まあ買えるだけでもいいかな」
「それはどうしてでしょうか」
「だってね、売ってないよりましだよ」
このケースを言うロシアでした。
「ソ連時代の最後の頃なんてね」
「あの頃ですか」
市場にものが全くなくて大変でした、これには幾ら無欲なロシア人も困り果ててどうしようかとなっていました。
第七千二百二十一話 完
2018・8・17
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