白ひげ海賊団の副船長
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第十四話
原作開始25年前
シャボンディー諸島からの帰還部隊と合流し本拠地に戻った。
その間に天竜人に焼き印押された全員の焼き印を消し、怪我や病気の者の治療し全員が回復に向かっている。
全員に今回の流れを....
「全員聞いてくれ、焼き印も消えたがシャボンディー諸島等に返してもまた奴隷になる可能性がある。
そこで提案だ、我々の白ひげ海賊団の縄張り内にある町や港で暮らさないか?」
「質問いいですか」
今では既に我々と信頼関係が築けているので普通に会話が成立している状態だ。
「いいよ」
「自分達が住むのに安全ですか」
「安全だ、縄張り内ではうちの家族が見張っているし、又何時も目を光らせているので誘拐などはここ数年は起きていない。海賊も叱り、白ひげ海賊団には喧嘩を売って来ない安心して良いぞ。
海軍も港に来るが住民達が目を光らせ、何か有れば連絡が来るからな」
「家族に連絡したいのですが」
心配そうに聞いて来るが、全員の顔が緊張している成る程ね
「心配ない、うちで保護した者達は家族に連絡を入れているし、家族を縄張りに呼んで暮らして居る者もいる」
「家族を呼んでもいいのですか?」
「良いぞ、迎えにうちの船をやるから。それと何故そこまでするか不思議だろう。
それは白ひげ海賊団が家族を大事にするからだ。それに人口が増えれば活気に満ちて白ひげ海賊団が潤うからだな、しかし金を要求したりはしない酒等を月に一度補給させては貰っているがね」
「仕事は幾らでもあるから心配するな」
「すまんが俺は白ひげ海賊団に入りたい、懸賞金は1億3500万ベリーで名前はオックスだ」
「家族になるのに資格は無い、ただしだ。家族を裏切らない他にもあるがそれが一番だ、一般人にも手を出さない、悪党やチンピラは別だがな」
「是非にお願いしたい」
海賊でも此奴は真面目なほうか...
「良いだろう、暫くは俺の下に付ける事にするが書類整理は出来るか?」
「出来ます、海賊船の主計係をしていたので」
「決まりだな、しかし一月ほどはここの全員と同じ町で暮らして貰うぞ。理由はその内分かる筈だ」
聖地マリージョア
奴隷が居なくなり建物は壊れていた。
天竜人は怒り海賊、破壊神オリシスの討伐命令を出していた。
しかし、それも叶わない願いであった。既にオリシスは縄張りに帰りガープ中将に戦いでガチのタイマンで勝利している。
今から戦えば白ひげ海賊団に傘下の海賊に縄張り内の住民を敵に回すだけだ、海軍にも世界政府にも何も利益はない。
天竜人に手を出し、三人が重症で完治は無理と宣言され高貴な者に....
世界政府に海軍本部は困り果てていた。
「それでどうしますか」
「手が出せんぞ、オリシスは覚醒した。白ひげも覚醒者だ覚醒者二人でも手に余るのに白ひげ海賊団に傘下の海賊団を敵にすれば......」
「海軍本部は無事では済まない、戦力が半減であればまだいいが。白ひげの海震で殆どが海の藻屑になるだろうな」
「ゼファーは本当に大将を辞めるのか」
「もう決めた事だ。センゴクには迷惑を掛ける、補佐はするさ」
「オリシスの件で責任を感じてるのか?」
「違うなカイドウだ。大将が完全に力で負けたんだオリシスには言ってあるし、カイドウの件は何とかしてくれるらしいぞ」
「本当か! それは助かったぞ」
センゴクは心底ホッとしてるのが分かる。
「懸賞金は幾らにすれば良いか分からんな」
「20億は超えるでしょうが、この際無しにしますか」
「懸賞金は不明か.....」
「ロジャー・白ひげ・冥王レイリーと同格か」
「いいんじゃないかい、もう既にカープに勝っているんだ覇王色の覇気も半端じゃないしね」
「ガープはどうなんだ。もう十日もすれば復帰できると聞いたが」
「はい間違いなく、ガープ中将をガープ大将に出来れば問題は半分が片付くが」
「無理だろうな、天竜人と関わり合いになりたくはないしね」
「コングさんどうする」
「ゼファーの大将は継続だ、形だけな後任が出来るまで我慢してくれ」
「・・・・・形だけですよ。それと休暇をくれないかな」
「休暇か構わんがどうした」
「大将になってから家族に心配ばかりで家族サービスをな」
「すまんな、明日から休暇に入ってくれこっちは大丈夫だ。海軍に残って貰えるなら十分だ」
「オリシスの所に行く」
「大丈夫かい?」
「大丈夫だ、息子に妻が合いたいと言ってな我儘も偶にはな。序に白ひげと酒でも飲んで来る」
「現状の把握か?」
「現状では白ひげの戦力も分からんしな、少し調べて来る」
皆すまん、本当は家族の為だ......
「うむ、構わん形はそれで行けばいいさ。楽しんで来いこの仕事人間が」
コングさん・センゴク・おつるさんに俺は互いに笑い出し場の雰囲気も和んだ
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