白ひげ海賊団の副船長
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第八話
マリンフォード
訓練場
「お前は俺を殺さなければこの場で死ぬ事になる本気で来い」
「ちょちょちょっと待ってくださいよ」
「喧しい行くぞ」
とそのまま覇気なしで右ストレートを顔面に叩き付けた、そのまま拳の威力が訓練場の壁に叩き付けられ破壊された。
たかが風圧だけで
これを見ていた全員がクザンは死ぬと確信した。
「氷河時代(アイス・エイジ)」
オリシスは凍りついた。
「勝ったのか?」
ピキ・パキパキ・バキと身体から氷がはがれて行くオリシスから.....
「何だ勝ったと思ったのか、兎に角死ねよ」
その後にクザンはボコボコにされ死を覚悟したのだった。
俺はクザンの右手を持ち、地面に叩き付けそのまま右足で顔を蹴りクザンは回転し、逆に右足の踵で顔を蹴りそれを繰り返した。
これをやられると頭がグルグル回り思考能力が無くなる、上級者でもこれに嵌ると動けなくなる。
和の国で合気道の師匠から教わった技だ、格下には逃れる事が出来ない最悪な技であったのだ。
俺は海賊の間では最強の一角と言われるが、師匠には敵わない今でも80過ぎの爺さんに一門も10万人を越えている。
覇気ありでなら勝てるがそれでは公平では無いので、覇気無しで何時も修行に励んでいる。
話は戻り
俺は覇気を体に纏い手加減しながら、無論クザンが意識回復してからだが。
顔面から下に攻撃を移し身体の骨を砕いていった。
本人の意識が無くなれば覇気で治してやり、三時間程半殺し...九分九厘殺していたかな?
「随分と派手にやったな、サカズキ連れて行け」
「ん!どした」
「ワシとも勝負してくれんかいのう」
「良いぞ、明日なそれと問題児の三馬鹿を全員集めろ、時間は13:00時に此処にな」
「....それはワシも入ってるのですかいのう」
「そうだよ、おやっさんが三馬鹿と言っていたんでね」
「本当の事だしな」
「サボり魔・無差別破壊・強制する正義だ、本当に三馬鹿だぞ」
「分かりました明日」
「で!バルサ中将は何をしてるんだ」
「戦いたくてきました」
「却下だ、被害がデカくなる」
「少しくらいは?」
「俺にも勝てないのに無駄な時間を作れん」
「バルサお前さんがガープ中将と互角になったら相手してやるよ」
「それにオリシスは忙しいんだ、今回の件では色々とあるんだ」
オリシスが海軍本部にてこの仕事を受けたのには理由が有る、それは白ひげの心臓病だ。
今は良いが今後悪化の一途をたどる事になる、欲しい薬は聖地マリージョアで天竜人の為の薬として確保して有る。
白ひげ海賊団やその情報網を使い何とかその存在を確認した、しかしどうすれば手に入れられるかを悩んで居た時にゼファー大将からの連絡で薬と交換で今回の任務を引き受けた。
白ひげ海賊団の情報網は世界中から情報が舞い込んで来る、今迄の白ひげの行動がそれで合った。
一般人には手を出さない、飢饉の時は食料を運び、誘拐された家族や友人などを助けたりと海賊らしくない行動をとっていた。
それが世界の情報を知らせてくれる切っ掛けだ、義理・人情・仁義を大切にし決して裏切らない白ひげに皆が信用していた海賊にだ、海軍よりもその信用度は高くあった。
しかし、それはオリシスが来てからはより一層信頼度が大きくなっている。
オリシスの行動は白ひげに恥をかかせない事を第一に行動している、また縄張り内では人気が高く見合いの要請が数多く合ったが......
本人は逃げていたが..
その事で白髭は頭を痛めていた、全員が全員好意で申し込んでくるのにオリシスはこの件に関してだけは逃げている息子に...
オリシスの能力は覇気で怪我を治療、雷を自在に使えるが自分が死んだ原因の雷を使うのを拒んでいた。
三つ目は未だにわかっていない、戦闘に関する物か、その他のモノなのか未だに分からずに将来か今少しの時間かは分からないが....
ゼファー大将宅で毎日寝泊まりし、息子のジークを弟と呼び覇気の使い方を教えていたが天性の才と言うのだろう毎日成長していく姿が誇らしくもあった。
未来の三大将をボコボコにし、説教をして少しだけ勤勉になった事を確認しバルサとは毎日暇を見つけては話をしていた。
ガープ中将は書類整理しているが逃げ出したりしている、人間そんなに直ぐに性格は変わらない。
逃げている姿を発見され、おつるさんに見つかり洗濯された事もあった......
燃えるかなと思いマッチで火を付けたが残念燃えなかった。
その時には流石のカープも死を覚悟したらしい
俺は燃えなかったので代わりに秋刀魚を油が良い具合にのっている秋刀魚を!大事だから二回言ったぞ。
秋刀魚をいつの間にか隣にいたセンゴクさんと二人で焼いて食べた.....それだけだが
ガープ中将は咽ていたが気にはならなかった。
代わりにBGMが最高だと....
その後、ガープ中将は秋刀魚が嫌いになったらしい、センゴクさんの手紙に書いてあったよ。
一度海兵達が白ひげの悪口を行った時には最悪だった。
オリシスが覇気を剥き出しにし、暴れ回ったのだ海軍本部で中将達には遠慮なしで暴れ、軍艦は17隻が大破し覇気で辺り一帯が破壊され、ゼファー大将は不在で俺と(センゴク大将)ガープが相手し何とか落ち着いたのだった。
本来はシキが大暴れした時の出来事がオリシスの手で起きたのだった。
俺はキレていたのでその惨状は酷い物だった、俺は悪くないバルサが「挑戦はもう少し強くなったらします」
って言っていた。
「馬鹿者が天災クラスのオリシスをその者は降格しろ、海賊の最強の一角を怒らせればどうなるか分かっただろう」
「まったく、白ひげにオリシス困ったものだな」
「早めに薬を渡して帰って貰おうかの」
「それがいいな、バルサ中将も今回でオリシスの事を分かってくれただろうしな」
「損害が大き過ぎるが」
「オリシスが本気で暴れてこれなら被害が少ないだろう」
「死者も出なかったのは朗報だろうな」
「本気ではないだろうな、オリシスが本気ならマリンフォードが無くなっているぞ」
「手加減してこれか、偶然見て来たが覇王色の覇気は本気ではなかっただろう」
「本当か」
「間違いない、その証拠に中将と少将まで何とか意識があった」
「バルサ中将に送らせよう」
三日後にはオリシスは帰宅していった。心臓病の薬を受け取りバルサ中将が途中まで送り....
その途中で海賊を見つけると二人は競い砲弾を投げて船を沈めていた、他の海兵は人外を見る事になり呆然としていた。
そして、迎えがモビーデック号3番艦が俺の御座艦が迎えに来ていた、それに乗り込みオリシスは本拠地に帰って行った。
モビーデック号2番艦は親父の医療施設を完備した艦で戦闘艦ではないのだが、俺が無理言って医療船に改造したのだが
新世界
春島
「帰ったぞ」
「副船長が帰宅したぞ」
「それで薬は?」
「手に入れた、数は幾つか多くなこれからこいつを実験で増やす事にするんでな」
ヤバイ説明になると長くなるぞ
「親父が待ってるよい」
「はいよ」
そのまま桜の下で酒を飲んでいる親父の元に
「親父帰ったよ、酒も持って来たよ結構美味かったから買って来たよ」
「良く帰ったな息子よ、お前が酒を買って来るなんて珍しい事だ。槍でも降るかグララララ」
「おい、親父に酒のつまみを用意してくれや空腹で飲んでは身体に悪いからな、それと親父飲んでくれ」
でかい杯に酒を注ぎ
グビグビと音をだして飲んでいるがどうだろう
「美味いな、辛口で度数も良い感じだ」
「そいつぁ~ 良かった、他にも買って来たから後で飲んでくれ」
「それで副船長薬は?」
「これだよ、親父序に飲んでくれ。毒は無いのは調べたから大丈夫だ」
「わざわざすまんな海軍本部まで行ってまで」
「気にしないでくれ、頭にきて海軍本部を破壊してきたんでね」
「「「「「「何してんすか副船長!」」」」」
「そいつぁいい、何したんだ」
「覇気をその辺にぶつけて、軍艦を10隻位破壊してガタイが良い准将と少将と中将を殴り付けてきたよ、それで追い出されたんだけどね、テヘ」
「副船長めちゃくちゃっすね」
可愛くないです。
「アトモスよ、親父の悪口を言われたんだぞ黙っていられるか?」
「それは無理だ」
「だろ、俺は悪くないぞ」
誰も文句は言わなかった、オリシスの性格上親父の悪口は禁忌なのだから。
オリシスは破壊した軍艦の数を誤魔化したのは愛嬌だ
後書き
如何だったでしょうか?
最近評価が無いのでこれって読んでも面白く無いのかなって感じになってましたが!
白ひげ海賊団の副船長
日間ランキング4月20日に[2位]を頂きました。
ありがとうございます。
それと他に銀河英雄伝説の二次小説で!
転生貴族の銀河
日間ランキング4月20日に[8位]を頂きました。
皆さんありがとうございます。
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