白ひげ海賊団の副船長
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第六話
原作開始28年前
新世界
白ひげ海賊団本拠地
春島
「それでは皆さん、シキのインペルダウン収監に乾杯」
「「「「「乾杯」」」」」
「ビスタこれシキから貰って来たんだがいるか」
全員が奪っての間違いだろうと思ったが誰も突っ込みはしなかった
「自分は自分のが有るので」
「そうか、だれかいらね~の?」
「誰もいらないそうだ、お前が使えばいいグララララ」
「俺ってさこの身体しか使わないのだが・・・・」
「副船長は身長2・5メートルでイケメンで強いし腰に名刀二本を差せば絵になるっす」
「却下だ、武器何ぞ使った事もないし黒腕で十分だ」
「それなら誰かにっていないか」
「飾っておく事にするのが良いんでは 」
「グララララ、好きにしろ」
「おい、ロジャーがきたぞ」
「出迎えるか、親父いいか」
「良い酒持って来たんだろうな」
「おい、席を用意しろ」
「へい」
既に春島に乗り込んできたロジャー海賊団の面々に若い世代?
「オリシスのお迎えかよ、今話題の未来の最強海賊殿」
「何だよそれ」
「知らないのか? 今巷では噂になってるぞ、一般人には手を出さない飢饉の時は食料を運んでくる、悪さする海賊は必ず潰す、イケメンで強くて物腰も柔らかく誰に対しても差別しない」
「・・・・合ってはいるがな、でも俺は海賊だ正義の味方ではないしな。良い酒持ってきたんだろ親父が待ってる」
「いい酒かは分からんが俺が一番好きな酒だ」
「ならいい酒さ、それと場所は何時もの滝のところな、二人が覇気出すと雰囲気が悪くなるから」
「わかってる」
そうは言っても何時も喧嘩になってるだろうが、まったくいい性格してるわ
「他の人はその辺で飲んでくれ、席は空いてるから」
そのまま滝の近くで桜が綺麗に咲いている場所で二大巨頭が飲み始めた。
心配事はスカラが近くで寝ている事だった。
頼むからスカラを怒らせないでくれ、親父は知っているが馬鹿が何時も怒らせるからな学習能力無いのに戦いは・・・・
「どうした」
「ん レイリー近くでスカラが寝てんだよ」
「そうか・・・・・」
レイリーは聞かなかった事にして去っていく・・・
「レイリー 二人程少年を見かけたが」
「新入りの雑用だ、シャンクスにバギーだ将来有望かもな」
「あの麦わらを?」
「シャンクスだな昔の自分に似てると言ってな」
「なるほどね、飲もうか」
二人はこの後 如何に金に食料に云々を語り合った。
アレレ、シャンクスって未来の四王・・・四皇だなうん、ルフィ―の帽子はロジャー⇒シャンクス⇒ルフィ―だったよな・・・・・
後でバルサに聞いておこう、良く分かんないからなこの世界は
「おい、お前等こっちにこい」
「「はい」」
「此奴が白ひげ海賊団の副船長のオリシスだ賞金額は13億3000万ベリーだ、挨拶しておけ」
「オリシスだよろしくな」
「シャンクスです、宜しくお願いします」
「ばぎーです」
「緊張してんな二人共、先日あのシキを捕まえたんだ怖いか、大丈夫だぞ白ひげの悪口言わなきゃ優しい兄ちゃんだ」
「質問良いですか」
「良いぞ」
「ロジャー船長やレイリー副船長と戦って五分で戦えるって聞きましたが、本当ですか」
「本当だ、本気で戦った事は無いがね」
「そうなんですか」
「不思議か本気で戦うと仲間も何もかもが被害甚大でな」
「以前に本気で・・・・・島だったんだが本気で殺し合いしたら島が無くなるわ、全員怪我するし重傷者も多くてな潰し合いになって以来戦うのは止めたんだ」
「稀にだがオリシスがロジャーに喧嘩しにくるがね、鬱憤晴らしにな」
「レイリーもそれに混じって色々とやってるだろう」
「面白いからな、喧嘩よりもな」
「確かに」
「船長に説教出来る数少ない人間がこのオリシスだ、怒らせるとシキでも潰すしでもな一番怖いのは何だと思う」
「「えっ 一番怖いのですか」」
その言葉で白ひげ海賊団は凍りついたのだった
二人は何故に場の雰囲気が変わったのか想像も出来なかった
「覇気ってやつですか?」
「違う、バギーは何だと思う」
「説教?」
場の雰囲気や直感力があるバギーは言い当てたが
「その通りだ、良いか白ひげ海賊団で一番の恐怖はオリシスの説教だ。因みにロジャーも一番怖がっている」
「おいおい、レイリーそれはないんじゃないか」
「お前は分かってないんだよ、一度ガープにも説教したろ」
「・・・・したな、公金横領・命令違反・器物損壊・書類の提出拒否等々・・・・」
「待ってください、海軍中将に説教って?」
「海軍のコング元帥が直々にな要請してきたんだ、ゼファー大将・センゴク大将・おつるさん等々の署名と五老聖の署名もあったな」
「あったね、また来たけどね、バルサ中将も一緒にってね」
「またか、行くのかい」
「いくよ、ゼファーのおやっさんにも家族にも会いたいしね」
「何処で説教するんですか?」
「海軍本部だ」
「「はい?」」
「海軍本部だ、オリシスは『一般人を守る正義』を押し出してな昔に海軍の勧誘を断り、そして白ひげ海賊団で一般人を守っているんだ。
世界政府もこの新世界で一部の地域では平穏な場所がある事に異論を挟めん」
「自由人が二人も居るしね、追加でもう二人頭が痛いよ。何で俺が」
「センゴクから連絡でな、今回は容赦なくやって欲しいらしいぞ」
「マジでそっちにもいってんの話が」
「今回はかなりお怒りだぞ、何とかしてくれと言われてな、そこの二人も連れて行ってくれ」
「行くか?」
「「副船長?」」
「海軍本部だ、言って来てみろ海賊が堂々と行ける場所ではないぞ最後のチャンスだ」
「隠れて行くがね」
「お前らは世間を知った方がいいな」
「それと、将来自分の海賊を率いるのならな、一般人に手を出したら俺が潰しに行くぞいいな」
「「はい」」
それからは静かに飲み会は終わった・・・・
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