死神と呼ばれた転生者
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第8話
さあ、じゃんけん大会が終わるまで寝るかと思ったんだけどな。
全員一致でマクロスフロンティアと決定したそうだ。
理由は単純で折角マクロス作ったからだと。
新しく組織の名前も変えた『ゼウス』と、そのままじゃねぇか。
私設武装組織ソレスタルビーイングは、いつまでも使えんしいいか。
さてマクロスFにこのまま行っても、既にPMCとしてSMSがいるからな。
ユーリ「昔は物資で釣ったよ」
リュウイチ「そうかアイランドを物資満載で、戦力と物資の押し売りをすれば行けるかも」
リズ「面倒だからアイランドは、ペンダントで20個作ったわ」
リュウイチ「後は向こうの世界で、フロンティア船団が必要としている物資をだせば」
そう言う作戦で早速アイランドと小惑星基地を、ペンダントに収納し転生した。
そしてアイランドを出して連結させると、今フロンティア船団が欲しがっている物資をアイランド20個に満載した。
後は白々しく近辺を通りかかったフリをして、押し売りすればいい。
艦長「リーダー。機影4個こちらに来ます」
リュウイチ「多分偵察だな。上手くいけばいいけど」
通信員「その機から通信が入ってきました」
リュウイチ「艦内にもスピーカーで流してくれ。俺が出る」
オズマ「・・・ちら、フロンティア船団所属SMSスカル小隊。そちらの所属を聞きたい」
リュウイチ「こちらPMC兼物資販売のゼウス。リーダーのリュウイチだ」
オズマ「ご同輩って奴か。だが物資の販売には興味が上にはあると思う」
リュウイチ「悪いが分割販売はしていない。PMCとしても雇ってくれるなら、物資は多少無料進呈してもいい」
オズマ「分かった。上層部には伝える。そのままのコースで出会う。じゃーな」
リュウイチ「ありがとう」
よしエサには食いついた、後は針に掛かってくれるかどうかだ。
2日後フロンティア船団から先遣隊として、シャトルと護衛機がやって来た。
リュウイチ「ようこそ。PMC兼物資販売のゼウスのリーダー、リュウイチと言います」
まあ予想していたがレオン三島補佐官・キャサリン中尉、SMSオズマ・ギリアム・ミハエル・ルカ・統合軍から2人・後は役人や商売人が10人。
キャサリン「まずお聞きしますが戦闘員は何名ですか」
リュウイチ「全員で120人、全員が戦闘員だが通常80人だ」
キャサリン「アイランドには何人おられます」
リュウイチ「0だ。あれは純粋に物資のみを積んでいる」
キャサリン「20基全部ですか」
リュウイチ「そうだ」
既に役人や商人は物資が、気になって仕方がないらしい。
リュウイチ「取り敢えず商品を見て貰いましょう。悪いが案内を頼む」
隊員「分かりました。こちらへどうぞ」
残ったメンバーは戦力の確認だな。
リュウイチ「こちらは戦力の確認ですね。どうぞこちらへ」
オズマ「何だ、ロボットばかりじゃねぇか」
リュウイチ「そうですよ。我々にはこれで充分ですので」
ルカ「でも高速戦闘に付いていけるのですか」
リュウイチ「ウチにもバルキリー好きがいて、メサイヤに乗っていますが余裕ですね」
オズマ「まあ契約が取れたら模擬戦でもするか」
リュウイチ「ウチは構いませんよ」
その時レオン三島が走って来るのが見えた、釣れたかな。
契約は成立した、そしてアイランド5基を無料進呈する約束をした。
リュウイチ「ちょろいな」
ユーリ「それは仕方無いよ。居住可能惑星探して彷徨っているんだから」
リズ「補給出来る時にしとかなきゃねぇ」
それから1日後フロンティア船団に合流した。
グラス大統領と挨拶を躱し、契約の約束通りにアイランド5基をそのまま渡した。
10日後にSMS、統合軍、ゼウスで模擬戦をやる事になった。
出るのは俺、ユーリ、コウタの3人にした。
不思議と不満が出なかった。
当日、会場が騒めきに満ちた。
SMS12機・統合軍24機・ゼウス3機。
オズマ「ゼウス。お前等舐めているのか」
リュウイチ「いや。これで充分です。これでも多かったですか」
オズマ「すぐに片付けてやる」
リュウイチ「お手並み拝見と行きましょう」
開始の合図が変わった。
全機一斉に飛び立たなかった、ゼウス3機とSMS1機がまだいた。
SMSは狙撃体制を取っており、ユーリのヅダからペイント弾を大量に貰った。
ゼウスのバルキリーもバトロイドになっているが立っていた。
そして一斉に上昇中の機体に、攻撃を仕掛けた。
この攻撃でSMS8機・統合軍20機が脱落した。
ようやくゼウスも上昇を始めたが、先に飛びあがった機体を追い抜いたのだ。
そしてまた攻撃SMS3機は躱したが、統合軍4機は脱落した。
それからはSMSが躱すだけで、ゼウスの後ろが取れない。
SMSの1機がじれたのかガウォークに変形し後ろを取ろうとしたが、ヅダが信じられない急制動を掛けガウォークの後ろに止まった。
ペイント弾を大量に貰い、SMS1機脱落。
SMSはVF-25メサイヤでゼウスの1機と同じはずが、スピードが違うのだ。
スーパーパック付きなら分かるだが、同じノーマル状態で何故こんなに速いのか分からない。
結局逃げきれずに、ペイント弾を大量に貰い脱落。
残りはオズマのアーマードだけだったが、ゼウスの2機は下に降りて見学の体制を取った。
オズマ「とことん舐めてくれるな!! ゼウス」
リュウイチ「いいえ、最初から舐めていませんよ。ウチのパイロットで相手を、下に見る奴はいません。それは死につながるから」
オズマ「・・・・・・・・」
リュウイチ「あなた方が舐めているのでは。ウチは全力でいつもやっています」
オズマ「・・・・・・・・」
リュウイチ「我々はPMCです。今回は我々の実力を見る為と思い3機にしましたが、そうでなければ80機全力で出しました」
オズマ「・・・・・・・・」
リュウイチ「どうしますか」
オズマ「分かった。俺の負けでいい」
模擬戦は圧勝でゼウスだった。
キャサリン「ウチは話にもならないわ」
ジェフリー「何と言う強さだ。ファイターモードより速いロボット兵器彼らは一体」
リュウイチ「少し意地悪だったか」
リズ「あのSMSはともかく統合軍、なにあれ弱いにも程度があるでしょ」
ユーリ「軍隊があれじゃねぇ。この先無理だね」
コウタ「俺でもあそこまで酷く無いですよ」
リズ「機体はいいのよ。純粋にパイロットの腕よ」
リュウイチ「機体ならいくらでも、チートにしてやる。だが腕はねぇ」
リズ「話が変わるけどグレイス対策は、ちゃんとしておいたから」
リュウイチ「そっちもあるんだよな」
コウタ「それにしてもウチの連中、応援に来ないなんて」
リュウイチ「何だ、コウタお前シェリル見たくないのか」
コウタ「見たいですよ。何故?」
リズ「今日がチケットの販売日で、バカどもは5日前から並んでいるわ」
リュウイチ「今からじゃ無理だ。諦めろ」
コウタ「そんな」
また神様から転生者のプレゼントだ、いらないです。
今度は100人合わせると220人もういっぱいです。
神様に訳を聞くと戦闘をやっている転生者の、最大勢力で死亡者0と言う安全な所らしい。
それは分かりますがこれ以上増えると、管理も出来ず艦も足りんのですよ。
これじゃクォーターじゃなくマクロス自体を作ればよかった。
それはそうと神様何人ミスで殺しているの、『死神』の称号あげましょうか。
取り敢えず今回は受けますが、今後は別の所に回してくださいと言っておいた。
さあてこの100人どうやって、合流させようかな。
考えるのも面倒だ、ペンダントで元々居た事にしょう。
それで後はリズの科学工作部隊へ行きたい奴と聞いたら20人いたので行って貰った。
戦闘員160人になった面倒なので、コウタとユーリ後2人スズキ隊員とマユミと言う女性隊員をサブリーダーに格上げした。
今回女性も多いので問題が起きない様にする為だ。
各チーム40人程で編成し、女性はマユミに任せ残り3人で編成して貰った。
俺は個人で動く。
4チームで1チーム約40名が出来上がった。
それと機体をどうするかは個人に任せるが、Σ装甲をつける様にだけ注意した。
Σ装甲とは前にPS装甲とエネルギー偏向装甲とサイコフレームと超合金NZαを、混ぜ合わせて作った装甲をリズが長すぎるとΣ装甲としたのだ。
そんな中シェリル・ノームが、フロンティア船団にやって来た。
街はお祭り騒ぎとなった。
コンサートは5日後と言う事は、バジュラ襲来も5日後か。
コンサート当日になった、チケットを買った奴は行かせてやった。
どうせ途中終了だ。
それとアイランド1に入ったバジュラには、手を出すなと言っておいた。
アルトのSMS入隊フラグが、立たなくなる可能性があったからだ。
そして遂にバジュラの襲撃が始まった。
SMSは出て行ったが、ウチには連絡がこない。
バジュラの襲撃は終わった、だが何故ウチにも要請が来なかった。
調査して分かった。
SMSオーナービルラーが統合政府に圧力を掛けて、俺達を出さない様にしていやがった。
面白いウチにケンカ仕掛けて、無事で済むと思うなよ。
リズ達にあらゆる銀行に、数千億の預金口座を作らせた。
そしてビルラーの関与している会社の株を、どんどん買い占めて行った。
SMSも例外で無く既に40%押さえた。
ビルラーの保有する会社の6割を、奪い取ったところでビルラーに連絡をかけた。
リュウイチ「ゼウスの『死神』だ。ウチにケンカ売るなら最後まで買うぞ。次の出撃に余計な圧力を掛けて見ろ、お前を裸にしてやる。『死神』を舐めるな!!」
面白いから株は俺達が、この世界から去っても返さん。
無限の資金力に有限の資金が、勝てる訳が無いだろう。
それ以来余計な圧力は無くなった。
2度目のバジュラの襲来が来た。
今度はウチにも出撃要請が来た。
リュウイチ「ブルー出る」
初めてのバジュラ戦、ユーリに詳しい特性は聞いたのでコウタ、マユミのチームで、周りを囲んで1匹残らず殲滅する事にした。
ブルーにツインバスターライフルを持たせると引き金を引いた。
小さな群れが消滅した、各所でゼウス所属の機体が暴れていた。
リュウイチ「数が減って来たし、格闘戦に変えるか」
ツインバスターライフルを片付けると、シシオウブレードを抜きバジュラに向って行った。
バジュラのミサイルの様な物は躱し、バジュラと交差する一瞬でバジュラを両断していた。
リュウイチ「コウタ、マユミ1匹も逃していないな」
コウタ「大丈夫です」
マユミ「私の所も大丈夫です」
リュウイチ「そろそろ終わりにする。囲みを縮めて来い」
バジュラ達の逃げ場が無く、中央に全部集まって行く。
リュウイチ「ユーリ。止めを頼む」
ユーリ「了解」
ヅダが群れの中へ突っ込んでいった。
オズマ「おい、死ぬ気か」
リュウイチ「まあ、見ていな」
ユーリ「サイフラッシュ!!」
突然バジュラ達の中から青白い光が出ると、バジュラ達が消滅していった。
ユーリ「終了、リーダー帰ろう」
リュウイチ「オズマ。戦域の責任者はお前だろ」
オズマ「・・・ああ、ルカ反応は」
ルカ「ありません」
オズマ「戦闘終了、帰還だ」
SMS、ゼウス共に撃墜された機体はいなかった。
統合軍は言わないでおこう。
リュウイチ「リズ、統合軍に何か使える装甲は無いか。Σ装甲はダメだが」
リズ「PS装甲単体なら教えていいんじゃない」
リュウイチ「そうか。PS装甲の設計図出ろ」
俺は統合軍の開発局に行き、PS装甲の図面や資料を渡して来た。
しばらくするとVF-171Sと言うPS装甲のついた機体が出る様になって、撃墜される数が極端に減った。
統合軍からの連絡でPS装甲をSMSにも渡してよいかと、聞かれたので構いませんよと答えた。
VF-25メサイヤにもPS装甲がつき、VF-25メサイヤ改となった。
これで統合軍からの無駄死には減るだろう、SMSは腕利き揃いだからいらんと思うが。
最近ゼウスの連中がぞろぞろと外に、飯を食いに出る。
別に構わんが異常に多すぎるのが気になる。
コウタ「それは全員が『娘娘』に行っているからでしょう」
リュウイチ「『娘娘』? 中華料理の店みたいだが、おいしいのか」
コウタ「おいしいですけど目的は別です。ランカ・リーがバイトしているからです」
リュウイチ「ああ納得。未来のアイドルに今の内にお友達になろうって事か」
コウタ「そういう事です」
リズ「ウチはアイドルオタクが多いのね」
リュウイチ「確かに」
この後ランカは無断でミス・マクロスに出場し、最終審査まで残ったが惜しくも落選した。
しかも学校から停学処分を受けオズマには怒られると、散々であったが小さなプロダクションがランカを気に入り芸能界へ1歩踏み出した。
シェリル・ノームの帰る日が近づき、さよならコンサートが企画された。
だが帰れないんだよな、ギャラクシー船団が雲隠れするから。
そしてコンサート当日、ギャラクシー船団からSOS信号を受けた。
バジュラに襲われていると。
急遽SMSとゼウスに、救援出動がかかった。
リュウイチ「ウチは分かっていると思うが、これはギャラクシー船団の欺瞞だ。とは言え命令が出た以上、助けに行く。ゼウス発進」
一方SMSではジェフリー艦長が艦内放送をしていた。
ジェフリー「我々はこれより同胞ギャラクシー船団を救援に発進する。バジュラと一戦交えるが皆も帰るのだ、フロンティア船団に。マクロスクォーター発進」
2隻は転移とフォールドに入った。
ゼウスは転移であっという間に目的地に着いた。
リュウイチ「全機発進、ユーリしばらくナイト級母艦は沈めるな」
ユーリ「了解」
リュウイチ「艦長。後は任せた」
俺はブルーのコックピットに直接、転移すると出撃した。
調度その時、マクロスクォーターがデ・フォールドした。
ジェフリー「SMS全機発進!」
オズマ「スカルリーダー発進する」
スカル小隊を先頭に、次々と艦載機が発進する。
オズマ「リュウイチ状況はどうなっている?」
リュウイチ「俺達も今出たところだ、ギャラクシー船団との交渉は任せる」
オズマ「こちらはフロンティア船団から救援に来た。SMS所属スカルリーダーだ」
???「こちらはギャラクシー船団所属戦艦カイトス、救援に感謝する。しかし我々は本隊とはぐれ、本隊の状況は不明」
オズマ「了解した。フォールドは可能か」
???「フォールドは可能だが虫共が邪魔だ」
オズマ「バジュラ共を排除する。しばらく耐えてくれ」
???「了解した。急いでくれ」
ブルーはツインビームサイズを出すと、カイトスに食らいつくバジュラを薙ぎ払い始めた。
ゼウスは戦艦カイトスと空母ダルフィムに取り付くバジュラを排除、SMSは飛んで来るバジュラを駆除と別れた。
リュウイチ「おい、オズマ! 全然飛んで来るのが減らんのだが遊んでいるのか」
オズマ「そんな訳あるか。だが何故こんなに飛んで来る」
ルカ「隊長! 前方に巨大なバジュラの反応があります」
オズマ「くそったれー!! どおりで数が減らん訳だ。バジュラの巣か母船か、このままじゃ拙いぞ」
ルカ「そうだ! データーを取らないと」
スカル3が1機ナイト級母艦の、データーを取ろうと近づいて行った。
リュウイチ「オズマ! お前の小隊の1機があれに近づいているぞ。大丈夫か?」
オズマ「何! ルカ止せ。戻って来い」
ルカ「しかし、データーを集めないと・・・うわああああーーーー」」
アルト「隊長! ルカが奴に飲み込まれました」
行くか、仕方無い。
リュウイチ「オズマ。俺が行く、1機護衛に貸せ」
アルト「俺が行きます」
オズマ「2人共、気を付けろよ」
俺とアルトは、ナイト級母艦に近づいて行った。
リュウイチ「邪魔くさい。切り裂け!!」
ブルーがツインビームサイズで、ナイト級母艦の横を大きく切り裂いた。
リュウイチ「開いたぜ」
アルト「は、はい。先に行きます」
アルトのバトロイドを先頭に奥へと進んだ。
すると少し開けた場所に出た、そこで触手に絡まれたスカル3を見つけた。
アルト「ルカ!」
アルトのバトロイドが近づこうとするのをブルーが止めた。
アルト「何を?」
リュウイチ「右上を見ろ」
言われた所を見ると、見た事無い機体が居た。
アルト「お前は何者だ?」
???「・・・・・・・」
リュウイチ「死ね」
ブルーが問答無用で仕掛けた。
不明機は長いビーム砲を取り出すと、ブルー目掛けて撃った。
しかしブルーに当たる直前、ビームが曲がった。
???「?」
リュウイチ「『トランザム!!』」
ブルーが一瞬姿を消したかと思うと、不明機の目の前に既に近づいていた。
ツインビームサイズで不明機が、ビーム砲を持っている右腕を斬り飛ばした。
不明機はファイターモードに変形すると、全速で逃げて行った。
ランカの実の兄貴を殺す訳にいかんか、最近『死神』が大人しい。
リュウイチ「チィ。仕留め損ねたか、アルト。ルカは大丈夫か?」
アルト「はい、生きています」
ブルーに斬り落とした腕とビーム砲を持たせた。
リュウイチ「これはお前が持って帰れ。LAIに出せば何か分かるかもしれん」
アルト「分かりました」
リュウイチ「通路を戻るのも面倒だ。ちょっと下がっていろ」
ブルーはツインビームサイズを仕舞うと、ツインバスターライフルを出し構えた。
引き金を引くと眩しい光と共に、壁に大穴が開き外へ繋がった。
リュウイチ「先に行け。俺がこいつを持って行く」
アルト「はい」
外に出て充分距離を取るとユーリに連絡をした。
リュウイチ「ユーリもう終わった。消してくれ」
ユーリ「はーい」
しばらくすると巨大なエネルギー弾が、ナイト級母艦を飲み込み光の中消えて行った。
アルト「今のは一体?」
リュウイチ「ウチの始末屋の大砲だ。帰るぞ」
戦闘宙域に戻って来ると、ギャラクシー船団の2隻は既に居なくなっており、戦闘も終了していた。
リュウイチ「オズマ、無事連れ帰ったぞ」
オズマ「すまん。アルトそれは?」
アルト「奴の中でバルキリーと思われる、不明機と交戦。リュウイチさんが斬り落としました」
リュウイチ「逃げられたけどな。LAIで調査してもらえば、何か掴めるかもしれん」
オズマ「分かった。俺達の方で出しておく」
リュウイチ「それでギャラクシー船団の本隊は?」
オズマ「結局分からず仕舞いだ」
リュウイチ「そうか。無事だと良いが」
まあ予定通りに2隻だけ救出、俺達はフロンティア船団に戻った。
シェリル・ノームは帰る先が不明となり、フロンティア船団で芸能活動を始める。
またランカも映画出演を切欠に、人気が上昇多忙な毎日を過ごしていた。
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