ジオン公国転生記
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第45話 銀河漂流バイファム編 & ス―パ-ロボット大戦OG2
レジスタンスの基地と合流時が来たな、みんなとはここまでか。
ユーリ「次はレジスタンス基地だな。みんなと別行動するかな」
ラル「そろそろ表舞台から消えますか?」
ユーリ「あんまりジオンが表に出たくないしね。ゴールも近いし別れるか」
廃墟の街で休息を取っている時に俺が言った。
ユーリ「悪いんだが俺達はここまでだ」
クレーク「急にどうして?」
ユーリ「あんまり時間が無いから手短に話す。もうじき敵襲があるだけどそれは大して重要じゃない。その時にジェダさんが仲間を連れて助けに来る。みんなはそれからレジスタンスと行動を共にする」
ロディ「ジェダさんが来るのか」
ユーリ「俺達は別世界の人間だ、あまり大勢に知られたくない。それにエンディングが近いからな」
スコット「エンディングって?」
ユーリ「もう少しがんばれば本当に親に会えるんだよ。ただしククト星じゃなく宇宙でだ」
クレア「何故宇宙なの?」
ユーリ「君らより先に地球軍が救出するからだよ。最終的に君達はジェダさんと宇宙に上がり地球軍と合流ハッピーエンド」
ラル「だからもう我々の協力は必要ない。だから表舞台から消えるのです」
ケイト「表舞台から消える?」
ユーリ「俺達の敵がまだ倒せてないのでね。始末する為に君達とはお別れだ」
マキ「もう会えないの?」
ユーリ「それは俺にも分からない。会える物なら幸せ一杯になっている姿を見に来てやるよ」
ラル「ユーリ様。時間の様です」
ユーリ「敵が来たらしい。リーダー戦闘準備だ。じゃなみんながんばれよ」
俺は振り向かずそのまま手を振り『ブラッディ』に乗り込み、ラル部隊と発進した。
ユーリ「ラルさん応援部隊の始末頼むね」
ラル「ユーリ様まさか!」
ユーリ「何も言わない。俺は俺の役目を果たすだけ。第一幸せになったあいつらを見るまでは死ぬ訳にいかないよ」
そう言って俺は宇宙に上がった。
目の前にはククト星の大軍勢が見渡す限りを埋め尽くしていた。
ユーリ「まさかね。ミューラァの上官の上官が『イレギュラー』とはね。ガイラ」
ガイラ「フン。ハッピーエンド目前で地獄へ良いシナリオだろ。ユーリ」
ユーリ「よくもまあこれだけ『イレギュラー』を作ったもんだ」
ガイラ「仏の監視者など先に無に帰ったわ、次はお前だ。そうだあのガキ共は捕まえて死ぬまでこき使ってやる」
ユーリ「・・・・・」
ガイラ「いや、死ぬ直前に回復させて永遠に苦しませてやろう」
ユーリ「・・・・・」
ガイラ「何だ反応無しかつまらん。潰せ!」
ユーリ「戯言タイムはもう終わりか。貴様の最後だからもっと聞いてやるぞ。続けろよ」
ガイラ「おお、言う事はもう無いわ。暇潰しにちょうど良かったぞ」
ユーリ「終りか・・・・・じゃ死ね」
ハーロック「すみませんユーリ様。今度から誘ってください」
ユーリ「ハーロック! てめえ手を出したら他所へ転属だ」
ラル「ここにいる者であなたの部下はおりません」
ジオン竜馬「俺達総帥直轄になったもんでユーリ様に命令権はないんで」
ハーロック「そう言う事です」
ユーリ「・・・・ギレン兄後で覚えてろ。分かったよ、その代わり死ぬなよ。ガイラ言い返すわ」
ガイラ「ほう」
ユーリ「潰すだと潰れるのは貴様だ! 潰せ欠片一つ残すな。ぶっ殺せ!!」
「「「おうーーー」」」
ガイラ「たかが少数で何ができる」
ギレン「『イレギュラー』と言ってもこの程度か逆包囲されているのも気付かぬとは。潰せ」
ギレン兄の声が聞こえて来た途端、ジオン軍がククト星の軍勢の周囲に現れた。
ガイラ「な、何だこれは。貴様ら『イレギュラー』が怖くないのか」
ギレン「死なねば良いだけの事だ。第一死んだ後等そこの馬鹿者以外気にするか。1度転生出来れば充分よ」
ユーリ「ギレン兄! 他は好きにしろ、もう知らん。だがガイラは俺の獲物だ、手を出して奴は味方でも叩き潰す」
ギレン「お前こそ好きにしろ」
ジオン軍対ククト星イレギュラー軍の戦いになった。
ジオン竜馬「何だなんだ、この程度か。ウチの大将気にし過ぎだぜ。弱すぎて退屈だぜ」
ラル「全くだ。弱い上にもろい。訓練の的にもならん」
ハーロック「パルサーカノンは使うな。突き抜けて味方に当たる。対空砲火で充分だ」
ドズル「これは武器はいらんな。体当たりで潰せ」
ハマーン「プル隊好きに遊べ。遊び相手にもならんかもな」
『イレギュラー』軍がドンドン減っていく。
ユーリ「おい! ガイラ真面目にやってるのか」
ガイラ「馬鹿にして。ククト星全部隊を上げろ」
ククト兵「それが地上に謎の部隊が現れ壊滅状態です」
ユーリ「おいハーロック。まだあの連中遊んでいるのか?」
ハーロック「地上で別れたきりですから、そうでしょう」
ユーリ「あっそう。まあいいや俺部下いなくなったし。ガイラ暇だ遊ぼうぜ」
ガイラ「わしのARVプラグを用意しろ!」
ユーリ「プラグ・・・・・!ああバイファム13に出てた奴、思い出した」
ガイラ「このストーリーを無視したプラグはどうだ」
ユーリ「お前眼鏡をつけろ。ウチの部隊を見て見ろ、どこにバイファムに出た作品がいる。お前のはただの新旧違いなだけ。うちは世界観ぶち壊してるの」
ガイラ「何を言っている?」
ユーリ「第一もっと強いARVは無かったのか。俺の吐いた血はどうなる」
ギレン「見たら分かるだろ。無意味。無駄。戯け者。大馬鹿者。早くしろお前だけだ愚図」
ユーリ「何でだろう。今この瞬間だけはギレン兄を殺したい」
ガイラ「貴様舐めるな。食らえ」
ガイラはプラグの腰からミサイル攻撃を仕掛けて来た。
ユーリ「『ブラッディ』お前の好きにしろ。全く本気出ないから俺」
『ブラッディ』も本気出ませんと言わんばかりに、出力3%で翼斬りを実行コックピットを切り裂いた。
ガイラ「何故だ。俺とお前は同格の筈なのに・・し・・ぬ・・・の・・・・い・・・・や・・」
ユーリ「こっちが何故だと聞きたいわ! 『ブラッディ』反応弾発射」
『ブラッディ』から反応弾が発射され、ガイラは消滅した。
ユーリ「おい。本当に終わりか。無いのか2段変身とか。パワーアップ形体になれよ。こんな終わり空しすぎるぜ」
キシリア「アホなセリフを吐く暇があれば瓦礫の撤去急ぎなさい。もうじき子供達の艦が通りますよ」
ユーリ「おっと、急いでお掃除」
それからしばらくしてレジスタンスの艦が通り過ぎていった。
ユーリ「早く両親に会えるといいな、みんな。カチュア、ジミー2人共元気に暮らせ。じゃあな」
ギレン「馬鹿者ジェイナス号を地球軍に送り出せ。何の為に綺麗に残したのだ」
ユーリ「忘れてた。行ってきます」
その後、無人のジェイナス号が地球軍に戻って来た為奇跡の艦として残される事になった。
落書き通路に『みんな、おめでとう。また会いに来る』と言うメッセージが1つ増えていた。
そしてジオン公国機動船団はこの世界から消えて行った。
といつもなら別世界に旅立つ筈が何故かまだバイファムの世界にとどまっていた。
ユーリ「親切なククトニアンのジェダさんね。『神の転生者』」
ジェダ「上手くいったと思ったのだがな。『大魔王の転生者』何故気付いた」
ユーリ「バッドエンドの種がまだ2人残っているからね。カチュアとジミーを殺せばそうなる」
ジェダ「あれだけの『イレギュラー』と戦わせて地球の子供達が無事で帰れば消えると思ったのに」
ユーリ「いやジェイナス号でジミーの落書きを見ていなければ消えてたよ」
ジェダ「さっさと殺せばよかった。役作りで宇宙船に乗らなければ爆破出来たものを」
2人はマシンに乗らずに生身で互いに銃を向けあっていた。
「「ドキュンンンン」」
お互い同時に引き金を引き心臓部分に命中し互いに倒れた。
しばらくして立ち上がったのはジェダだった、ジェダは防弾チョッキを着こんでいた。
「ドキュンンンン」「ドキュンンンン」「ドキュンンンン」「ドキュンンンン」
ジェダは念入りに頭に2発・心臓部に2発撃ち込んだ。
ジェダ「良し邪魔者が来ない内にどちらかを殺せば」
「ドキュンンンン」
ジェダが振り返った瞬間、頭部を銃弾が貫いた。
ユーリ「よいしょと。ああ服に穴が開いた。『ブラッディ』だとダメージ受けるけど銃ぐらいじゃ殺せないよって言っても聞こえないか。今回はやばかった『神の転生者』まじ忘れていたもんな。ジミーの落書きを見て無けりゃ危なかった。さあ帰って次の世界どこだろうな」
そして俺が帰ると今度こそジオン公国機動船団はこの世界から消えて行った
ユーリ「ギレン兄着いたみたいだけど・・・・ここどこ?」
ギレン「火星の裏側だ」
ユーリ「どこの世界でしょう?」
ギレン「お前も良く知っている世界だ。スーパーロボット大戦OG2の少し前だ」
ユーリ「何故にゲームの世界へ」
ギレン「取りたい技術が満載だからだ」
ユーリ「まさかL5戦役の最終日って言わないよね」
ギレン「よく分かったな。どうせなら『ホワイトスター』も貰おう」
ユーリ「それってパクリだよね。ダメだよ人のネタ取るのは」
ギレン「仕方が無いか。お前が責任もって『ホワイトスター』の全てを盗み見取って来い」
ユーリ「仕方ない。見てきます」
ギレン「クリスタルはいらんぞ。変な物に変わられてはたまらんからな」
ユーリ「ほーい。行って来る」
月を周るとありました『ホワイトスター』でけえ。
無理・無理・無理・大きすぎて俺のおつむに入らない。
仕方ないペンダントで『ホワイトスター』の図面俺の部屋に出ろ。
追加、クリスタルはいらない。
まあこれで後は中を見たいんだけど、エアロゲイターとの戦い真っ最中って事無いよね。
よく見ると『ホワイトスター』に大きな穴があいてるって事は、クロガネとヒリュウ改が入ったで終わったのかな。
しばらく様子見していると出てきましたクロガネとヒリュウ改が本物だ。
戦いは終わった様だ『ブラッディ』に認識疎外をペンダントでかけて内部へ侵入。
うわ、ボロボロ派手に壊されてる元素変換装置だけは欲しいんだよね、転生者そんなに多くないから普通の人でも物を放りこんで色んな物に変えれるのって便利だよね。
それらしき区画にきたけどここもだいぶ潰されてる便利すぎるから使うの控えていたけどペンダントで元素変換装置でろ。
どんと出ました元素変換装置よし覚えたしこれはペンダントに収納。
後はいーらない奥に行ってクリスタル覚えたら怖いのでこれで帰ろう。
帰ってからジオン公国機動船団に元素変換装置を40基設置。
これで転生者でなくとも欲しい物資が手に入る。
さて『ホワイトスター』の図面で俺の部屋が埋もれていました。
まあ今は作らないけどねだってアインスト化されたら困るから別の世界で考えよう。
後半年待って狙うはシャドウミラーの技術、未だに作れないASRS・戦力補充に人造人間、ペンダントでやれるけど転移装置は欲しい一般兵も転移出来れば移動・奇襲が楽だよね。
後はテスラライヒ研究所・マオ社・イスルギ重工等もチェックする。
半年後が楽しみだ。
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