ジオン公国転生記
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第31話 SEED DESTINY編 & 宇宙戦艦ヤマト2199編
ダイダロス基地を殲滅するとギレン兄に連絡し技術的な物を取れるだけ取ってと頼んだ。
俺達が集合するとアルカディア号が降りて来た。
急いで乗船しラル部隊に陸戦装備に着替えて貰った。
次はコペルニクスへと急いだ、もちろんラクスの暗殺阻止とミーアの死亡阻止である。
キラ達より早く野外劇場に来た俺達は散開して先に隠れていたザフト特務部隊を、静かに排除していった。
狙撃手のジェフ君にはサラと言う女の特徴を教えて必ず殺すようにお願いした。
ラスクが現れミーアと会った。
サラが動揺しているのが良く分かる、ミーアとラクスが会った瞬間銃撃が始まる筈がそれが無い。
自分自身で実行しようと懐から銃を出す瞬間にサラは頭部を撃ち抜かれ死んだ。
キラが葉書が落ちていたの拾い読んで納得した。
『ラスク・ミーアの暗殺阻止 サラは議長の犬 ジオン』
それを見てミーアも自分が邪魔になり殺される所だったのを理解した。
さあ、最後の戦いをしましょうか。
ユーリ「ギレン兄、ネオジェネシスの破壊に行って来る」
ギレン「『神の転生者』が分かったのか」
ユーリ「全然全く分かりません。ギレン兄は」
ギレン「デュランダル議長だと思っているが最後に撃たれて死ぬ筈だからな、最後まで分からん」
ユーリ「メサイヤ落とすまでとにかく注意しておくよ」
ギレン「本当に注意しろ。ここまで隠れた奴は初めてだからな」
ともかくネオジェネシスを撃たせる訳にはいかない。
アルカディア号をともかくメサイヤのいる宙域へ飛んでもらった。
ユーリ「アルカディア号はネオジェネシスの破壊を頼むが、ミネルバが邪魔して来る筈だからミネルバを落としてそれからだね。ラル隊は邪魔者の排除をお願い。新型ガンダム2機は俺が相手にする」
一方ネオジェネシスでは。
デュランダル「オーブが相手と思ったが、ジオンとは全軍かかれ」
ユーリ「作戦通りでお願いでもネオジェネシスには気を付けて、攻撃開始」
レイ「あの艦を落とせばとにかく勝ちだ」
シン「やってやる。ジオンが何だ」
ルナマリア「あたしはメサイヤの防衛に回る」
ユーリ「「来たな。デスティニーガンダムとレジェンドガンダム」
レイ「ドラグーン行け!
ユーリ「ファングドラグーン 切り裂けぇ」
レイのドラグーンとユーリのファングドラグーンでは数においても操作能力においてもユーリの圧勝でレイのドラグーンは全部切り裂かれてしまった。
レイ「化け物だな、あのパイロット」
俺はともかくレジェンドガンダムを狙った、ドラグーンの発射装置、左腕、左足を貫き戦闘力を低下させた。
レイ「すまんシン。1度下がらせてもらう」
シン「大丈夫かレイ」
レイ「気を付けろ。何か今までと違う」
シン「とにかく気を付ける、心配するな」
レイが下がるとシンはSEEDを覚醒させた。
俺はその時気付いたまとっていた雰囲気までが違う事に、そして何度か会った雰囲気に。
ユーリ「成程そう言う仕組みだった訳だ、こりゃあ分からなくなって当然か『神の転生者』さん」
シン「そうか、お前が『大魔王の転生者』か」
ユーリ「SEEDが覚醒しないと出てこれないとは、不便いや不憫か」
シン「俺は気にせんが、ただ主人公のくせに負け組になるこいつが許せなかっただけだ」
ユーリ「あー分かる最後なんて馬鹿にしていたアスランにボロ負けだもの」
シン「だから俺が勝ってやる」
ユーリ「アスラン達には勝てたかもね。俺相手じゃ結末は同じだけど」
シン「戦ってもいないのに余裕だな」
ユーリ「戦ってもいないのはお前だけだよ。俺は最初から戦っていた、決着だよ」
ファングドラグーンが周囲を飛び回っていた。
シン「何を言っている・・・・動かない、動け、動け! お前がやっているのか」
ユーリ「お前鈍いな、決着っていたじゃないか」
シン「ほどけ、ほどけ」
ユーリ「お前原作見てたんなら分かるだろ」
シン「原作は最後バラバラにされて、まさかそんな」
ユーリ「お前とっくにバラバラなんだよ。じゃな『神の転生者』さん。バイバイ」
シン「嫌だ、嫌だ、俺は」
俺はビームサーベルでコクピットを貫いた。
遠くでネメシスが沈んでいく。
ユーリ「こちらユーリ、全機撤収」
俺達はジオンに帰って行った。
後には何かを探すインパルスガンダムの飛び回る姿が寂しげに見えた。
ギレン「そうか特異な状態でないと出てこない場合があるのか。ともかくよくやった」
ユーリ「これからは『神の転生者』をますます探しにくくなるかもね」
ギレン「探すさ、どんな手を使っても俺達の世界に決着をつける為に」
ユーリ「決着がついたら俺は又旅がしたいな」
ギレン「そうだな。漂流国家ジオンってのも面白いかもな」
ジオンは又静かにこの世界から旅立っていった。
新しい世界へ着いた様だ。
ユーリ「ギレン兄、着いた様だけど地球滅んでるみたい。コロニーも無いし、人類滅亡した世界?」
ギレン兄は頭痛がするのか、こめかみを押さえていた。
ギレン「ユーリ、キシリアが来るぞ」
ユーリ「キシリア姉ならいつも・・・・まった、俺急用を思い出したからこれで」
ギレン兄が俺の右腕をホールドして離さない。
ギレン「逃がすと思うか、一蓮托生と言う言葉を知っているな」
ユーリ「俺、大馬鹿だから分かりません。だからその手を離して」
キシリア「兄上、兄上」
『来たーーーーーーーーーー!』
キシリア「兄上、重要なお話があります」
ユーリ「それじゃお邪魔みたいなので俺はこれで。キシリア姉の邪魔になるから手を離して、ギレン兄」
キシリア姉「いーえ、お前にもお話があります。お座りなさい」
ユーリ「すみません、キシリア姉。俺急用があるのでまた今度」
キシリア「座れと言ったら座れ!」
ユーリ「・・・・・はい」
キシリア「もう2人共分かっている様ですね」
ギレン「宇宙戦艦ヤマトの世界だろ。新か旧か知らんが」
キシリア「2199新作です」
ギレン「何故分かる?」
キシリア「遊星爆弾の形状が違います」
ギレン「それで何がしたい?
キシリア「決まってますヤマトをイスカンダルまで護衛するのです」
ギレン「お前ジオンに16万8000光年の旅をしろと、ガミラスと戦えと」
キシリア「今のジオンには簡単な事」
結局、キシリア姉の迫力に負けて行く事に、俺流石に自信無いギレン兄責任取ってね。
キシリア姉の作戦により『メ号作戦』への参加が決まった、地球艦隊を守ると言うものだ。
ユーリ「アルカディア号発進して艦長」
艦長「アルカディア号発進!」
はあっー、冥王星付近まで来ちゃたよ、やだやだ。
索敵員「敵艦隊捉えました」
ユーリ「艦載機全機出撃せよ、俺も出るからまあ好きにやって」
艦長「パルサーカノン準備、艦隊戦だ、行くぞ!」
俺もストライクフリーダムで出撃した。
ユーリ「今日は自由。好きにやってけど、攻撃の通じない奴は後方に下がる事。それとガイデロール級1番でかいの。あれはアルカディア号の目標だから手出し無用。あっ、今日の戦闘報告書出してね」
まずは最初にクリピテラ級駆逐艦、これに勝てないようじゃ無理だよね。
グレートマジンガーから
ジオン兵「ネーブルミサイル!」・・・・・『ズガンンンンンンン』
おお通用した。地球製ロボットの攻撃が通用した、まあ駆逐艦程度沈められないと。
ジオン兵「超電磁ヨーヨー!」・・・・・『ズガンンンンンンン』
ジオン兵「ボルテスバズーカ!」・・・・・『ズガンンンンンンン』
ジオン兵「ゲッタートマホークブーメラン!」・・・・・『ズガンンンンンンン』
駆逐艦クラスは排除出来るな、次はデストリア級巡洋艦ちょっと強いクラスだな。
キシリア「ファンネル!」・・・・・『ズガンンンンンンン』
ジョニー「沈め!」・・・・・『ズガンンンンンンン』
ジオン兵「バスターミサイル!」・・・・・『ズガンンンンンンン』
ジオン兵「アイアンカッター!」・・・・・『ズガンンンンンンン』
いける、いけるぞ攻撃が通じる・・・・・・ただ最初の2機、無視だ無視。
ケルカピア級高速巡洋艦だてに高速じゃない早い!
キシリア「ファンネル!」・・・・・『ズガンンンンンンン』
ジョニー「沈め!」・・・・・『ズガンンンンンンン』
ジオン兵「スペースバズーカ!」・・・・・『ズガンンンンンンン』
ジオン兵「ゴッドアロー!」・・・・・『ズガンンンンンンン』
よしよし、これなら充分可能性がでてきたぞ・・・・でもね、我慢、我慢だ!!
さあ問題は、ガイデロール級戦艦だ、アルカディア号が通じればガミラスと戦える、多分。
艦長「三連装パルサーカノン、撃てぇ!」・・・・・『ズガドワンンンンンンン』
艦長「アンカーチューブ発射、乗り込め!!」
うん、何とかやれそうだ?・・・おい待て! あの馬鹿共、艦内白兵戦やってやがる! ラル部隊陸戦装備で乗ってたのはこれか、これの為に誰がキャプテン・ハーロックをやれと言った。
もうヤダ俺帰りたいよ、言う事聞かない奴ばかり。敵艦に海賊旗上がったよ、良かったね。
ジオンに帰った俺は戦闘報告書まとめると、ギレン兄に投げ渡した。
キシリア「兄上。戦闘報告書見てもらえましたね」
ギレン「読んだ」
キシリア「これで行けますわ」
ギレン「お前これを見たのか」
キシリア「見なくても分かります、圧勝でしたから」
ギレン「これにはこう書いてある『行けません』」
キシリア「ユーリ!何故嘘を書くのです。あれだけ圧勝ならガミラス等恐れるに足らずです」
ユーリ「・・・・・・・・・・・・・・・」
キシリア「ユーリ! 返事をなさい」
ギレン「キシリア。俺もユーリの意見に賛成だ。何故だか分かるか」
キシリア「何故です?」
ギレン「今回ユーリがテストに行ったのは敵の情報集めとこちらが外宇宙で戦えるかだ」
キシリア「ええ知ってますわ。だから敵艦を拿捕してきたではありませんか」
ギレン「ユーリは安全性を考え、今回スーパーロボットしか連れて行かなかった。安全性を考えて戦艦を戦艦で沈める様に指示した。ところがだMSで参加した馬鹿がいる。敵艦の内部に空気や人体に害する成分これを調べずに勝手に白兵戦を命じた馬鹿がいる。私でも賛成などとてもできんよ」
キシリア「・・・・・・・・・・」
ギレン「キシリア。お前は前の失態を忘れたのか。だったらヤマトは全部お前にくれてやる、お前について行くと言う者を連れてイスカンダルでもどこへでも行くがいい。私達はこの世界から去る」
キシリア「・・・・・・・・・・」
ギレン「流石のユーリも今回の件許さんだろう。自分の仲間達を何も情報も無い敵艦に放り込まれたんだからな全員隔離中だ。ユーリは帰ってから一睡もしておらん。隔離病棟の前でじっと耐えているそうだ。
キシリア「・・・・・・・・・・」
ユーリ「ユーリがさっきまで座っていた床を見て見ろ血が付いているだろう。お前を殴りたいのをこらえていたんだ。あいつはあいつなりにお前の夢を叶えてやろうとしたのが今回の様子見作戦だ」
キシリア「・・・・・・・・・・」
ギレン「いかにあいつの魔改造されているといってもMS,スーパーロボットか行った事の無い外宇宙で、機体はどうでもいい隊員達が無事でいられるかそれを心配しての作戦をぶち壊されてみろ。ユーリは誰よりも仲間を大事にする。もうあいつの目にはお前は映らん言葉も聞こえんそれだけだ」
キシリアは、執務室を出て行った。
その頃、ジオン公国機動船団を偵察する飛行機がはるか上空を飛んでいた。
ガミラスの空間高速偵察機FG156スマルヒであった
その機影は、当然ジオンでもキャッチしておりギレンに報告されていた。
ギレンは笑っている様だった、そして呟いた。
ギレン「フフフ巻き込まれたかだがキシリア最後のチャンスだ、でないとユーリはペンダントにこう願うだろう『俺の中にあるキシリアの記憶も存在も全て消してくれ』。失敗したら2度とお前をこうは呼ぶまい『キシリア姉』と心から親愛を込めては」
後書き
短いですが、ガンダムSEED DESTINY編終了です。
次は宇宙戦艦ヤマト2199編です。
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