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ジオン公国転生記

作者:正博
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第28話 SEED DESTINY編

 
前書き
 あんまり覚えて無いので話数短いです 

 
 俺達はそんなに久しぶりでもなくCE世界へ帰って来た。
 勿論、続編DESTINYであった。


 ユーリ「ギレン兄、ちょっとプラントへ行って来るね」
 ギレン「MS強奪事件に介入するのか」
 ユーリ「大正解。行って来るね」


 俺はストライクフリーダムをプラントに向けて飛ばした。
 だがもう既に始まっていました。
 ミネルバが敵の作戦にはまり隕石にワイヤーで動けなくされてました。

 アレックス「艦長! 岩に向けて砲撃をそしてスラスターで脱出を」
 タリア「それしかなさそうね。議長いいですね」
 デュランダル「任せる。艦長」
 ユーリ「そんな事しなくてもいいよ。ワイヤーぐらい切ってあげる、ファングドラグーン行け!」

 ミネルバに巻き付けられていたワイヤーが細切れになった。

 タリア「助けてもらってありがとう、でも貴方は?」
 メイリン「機体はフリーダムの様ですが」
 タリア「フリーダムではキラ・ヤマト」
 ユーリ「正解」
 アレックス「嘘を吐くな! お前ユーリだろ」
 ユーリ「あっ、ばれたか。えーとアレックスおひさ」
 デュランダル「ユーリと言うのはジオンのユーリ・ザビの事かね、アレックス君」
 ユーリ「流石、プラントのデュランダル議長」
 デュランダル「私の事をご存知とは恐れ入る」
 ユーリ「それより犯人逃げちゃったよ」
 タリア「アーサー敵艦は」
 アーサー「すみません。ロストしました」
 ユーリ「もう無理だね。ミラージュコロイド使われたみたい」
 デュランダル「艦長。彼の言う通りここまでの様だ」
 タリア「ふぅ、仕方ありません。メイリン全機帰投させて」
 アーサー「艦長! 緊急通信です。ユニウスセブンが地球に向けて落下軌道に乗ったそうです。今メテオブレイカーを積んでイザーク隊が急行中との事」
 デュランダル「艦長。我々も行こう、嫌な予感がするんだ」
 タリア「分かりました。アーサー面舵20ユニウスセブンへ最大速度で」
 ユーリ「俺も行こう」

 ミネルバは最大速度でユニウスセブンを目指した、野次馬を1機連れて。



 ユニウスセブンに着くと何故か戦闘が始まっていた。
 相手はジンハイマニューバだっけザフト同士が戦っていた。
 ミネルバからMS4機が発進、アレックスが1機に乗ってるそうだ。

 ユーリ「よし、俺も参戦」
 イザーク「フリーダム何故貴様がここにいる」
 ユーリ「君、全然進歩してないね。いや口撃力が上がったかな」
 イザーク「キラじゃ無い!その声、ジオンの青い機体の奴か」
 ユーリ「君、何故か白服になったんでしょう。いいの敵がいるのに」
 
 ユーリは後ろから斬りかかって来たジンを回し蹴りで蹴り飛ばすとビームライフルで止めを刺した。
 何故かこいつら急に俺に集中してきてる何故に?
 通信を聞いて納得した。

 ???「貴様ジオン兵か。ジオンさえいなければザラ議長の正義が・・・・」
 ???「ジオン兵ザラ議長の無念思い知れ・・・・・」

 さっきの会話で俺がジオンの人間と分かりザラ派を捕まえたジオンの俺を殺したがってる訳だ。
 俺じゃ無いのに恨むなら兄達を恨めって言う事で遠慮なく潰せる。
 
 ビームライフルを左手に持ちかえると右手にビームサーベルを持った。
 ジオン憎しで俺に集まてくるジンハイマニューバ達残り21機ってとこだね。
 ビームをIフィールドで拡散させ、ビームライフルでお返し爆散させた。
 斬りかかって来たジンハイマニューバを超スピードで切り刻み撃破。
 俺は相手に向ってどんどん進み撃破を続けた。

 ユーリ「邪魔!、邪魔!邪魔だ!」

 あっという間の出来事であった、バジュラ達と戦いレベルもう桁が不明な俺にとって今の攻撃はスローモーションにしか見えない瞬く間に殲滅完了。

 俺の攻撃を見ていたユニウスセブン破砕班達の手が止まってる。

 ユーリ「てめら、ユニウスセブンを落としたいのか。早く動きやがれ!」

 俺の一括に作業を再開した破砕班、俺は下に回るとファングドラグーン・フル・バーストを撃ち続けた。

 ジオンの連中を呼んでる時間は無い、仕方が無い奥の手を使うか。

 ユーリ「ギレン兄時間無いから奥の手使わせて」
 ギレン「ユニウスセブンか・・・・・よかろう、気を付けてやれ」
 ユーリ「ありがとう。来い『ブラッディ!』」

 ブラッディに光が灯り、エンジンが吠える滑走路までの時間が惜しいのか、格納庫でエンジンがフルパワーを出し滑走路までの道を直線で横切りそのままテイクオフしフォールドに入った。


 イザーク「くっ、奴らに潰されたメテオブレイカーの分で威力が足りん。ともかく何でもいいこいつを削れ」
 シン「こいつを落としてたまるかぁ!」
 タリア「議長すみませんが、ミネルバは最後まで破砕作業をする為地上に降ります」

 破砕作業を続けるアレックスがそれに気が付いた

 アレックス「少しでも裂け目を大き・・・・・何だあれは飛行機何でこんなとこを」

 その謎の飛行機がユニウスセブンの下に潜ると、突然金色の輝きが宇宙を照らした。

 
 ユーリ「ユーリより議長さん聞こえていたら上の連中を撤退させてくれ。奥の手を使ってユニウスセブンを消す」
 デュランダル「出来るのかね?」
 ユーリ「出来るだからみんなを退けてくれ」
 デュランダル「信じよう・・・『こちらデュランダル議長だ、破砕作業している皆にすまないがこちらで破砕作業を行うので諸君には退去を命じるすぐに行動してくれたまえ』」
 イザーク「議長はなにを考えている。イザーク隊撤退だ」
 
 ユーリ「議長さん、ありがとう。さあストライクブラッディ、こいつを粉砕だ!」

 アーサー「先程のジオンのユーリ様の機体が変わっています」
 タリア「正面モニターに出して・・・金色の翼のフリーダム?」


 皆が見ている前でその機体はハイスピードでユニウスセブン下部を回り出した。
 その速度が段々早くなりやがて見えなくなった、代わりに金色の大竜巻が現れユニウスセブンを包み込んだ。
 10分程度時間が過ぎた時、金色の大竜巻は消え、またユニウスセブンも粉々に粉砕されていた。
 そして金色の輝きの翼を持つフリーダムは宇宙を漂っていた。

 
 アレックス「ユーリ大丈夫か、おい返事をしろ」
 ユーリ「なーにーちょっと今回はしんどかった」

 デュランダル「アレックス君。彼をミネルバに連れて来てくれたまえ。恩人を宇宙に置いて帰る訳にはいかないからね」
 タリア「よろしいんですか?」
 デュランダル「彼は大惨事を防いでくれた恩人なんだ。彼の事は私が責任を持つ」
 タリア「分かりました」


 アレックスがストライクフリーダムに触れようとした時、突然翼が分離し飛行機になって何処かへ飛んで行ってしまった。
 アレックスは驚いたが取り敢えずストライクフリーダムをミネルバに連れて行った。

 アレックス「ユーリ、ユーリ降りて来いよ・・・・・?おかしい。ハッチを開ける」

 アレックスがハッチを解放すると血の匂いと、倒れ伏したユーリの姿があった。

 アレックス「担架だ、担架を持て来てくれ。早く!」

 ユーリは医務室に運ばれ診断の結果、貧血で輸血すれば大丈夫と分かった。
 そして今は輸血をしながら眠っていた。

 俺は1時間程で目を覚ました。


 カガリ「ユーリ。目を覚ましたか、心配したんだぞ」
 ユーリ「やーあーカガリおひさと、えーあっアレックス」
 アスラン「もういい、アスランで。それよりお前の機体どうなっている翼が勝手に動いたり、コックピット内に輸血システムがあったり、前にはなかったぞ」
 ユーリ「そうかブラッディは帰ったのか」
 カガリ「ブラッディ物騒な名前だな」
 アスラン「もしかしてあの機体と輸血システムに何か関係があるんじゃないか」
 ユーリ「秘密事項です。それよりここってミネルバの中?」
 デュランダル「その通りだ。ユーリ・ザビ君」
 ユーリ「ありがとうございます、デュランダル議長。それとユーリでいいです」
 デュランダル「私も議長でいい。それでジオンが現れたと言う事はプラントは又ジオンの支配下に置かれるのかな」
 ユーリ「ケンカを売る様な真似をしなければ大丈夫ですよ」
 デュランダル「それは助かる。それと色々助けて貰ってありがとう」
 ユーリ「たまたまですよ。しかし地球連合の馬鹿はまだ続いているのか。やっぱりブルーコスモスじゃ無くロゴスを潰さないと地球連合はダメかな」
 デュランダル「これは驚いた私以外にもロゴスの存在に気付いているとは流石はジオン」
 カガリ「議長、ロゴスとはいったい」
 ユーリ「ブルーコスモスの親玉組織それがロゴス簡単に言えば死の商人」
 カガリ「じゃあロゴスを潰せば戦争は無くなるんだな」
 ユーリ「無理、無理、先にオーブが無くなるよ。オーブにだってセイラン家って言うロゴスに繋がった氏族がいる。つまりロゴスとは色んな組織、会社、個人それが正体でありロゴスが名前として上がらない理由。まあ心配する必要は無いよ、議長がメンバーのリストを押さえてる公表するタイミングを待っているだけだよね議長」
 デュランダル「これは全部お見通しか。そう言う訳でもう少し待ってもらえるかな姫」
 ユーリ「ところでカガリは何故プラントに、オーブ代表になったけど首になって亡命?」
 カガリ「そんな訳あるか、視察と会談だ」
 ユーリ「カガリってコロニーに行くとMS強奪事件に巻き込まれるよね。お祓いしてもらったら」
 カガリ「人が気にしてる事を」
 ユーリ「あっ無理か。強奪した人が恋人じゃ」
 アスラン「ユーリ、お前」
 デュランダル「ふふふ。私はそろそろお暇するよ、それでは」

 議長は医務室から出て行った。 

 デュランダル「(ジオンは何処まで知っている。もしや私の計画までも)」


 ミネルバMS格納庫では。

 シン「なんでここにフリーダムがあるんだ?」
 レイ「こいつはフリーダムじゃあ無い別の機体だ」
 ルナマリア「ジオンのユーリって人の機体らしいわ」
 シン「ジオンってオーブを2度連合から救ってくれたあのジオンか」
 レイ「そうだしかもその時の司令本人だそうだ」
 ルナマリア「しかもユニウスセブンを粉砕したのもその人らしいわ」


 俺は2時間で復活した。
 しかし軍艦それもプラントの新鋭艦である為、アーモリーワンに着くまで食堂で待っていて欲しいと頼まれたのでお茶を飲みながら時間を潰していた。
 そこにシン達3人がやって来た。

 ルナマリア「シン、シンってば、あそこでお茶飲んでいる人がさっき言っていた人よ」
 シン「どこ、どって子供じゃないか」
 レイ「シンお前今の聞こえていたら、不敬罪で銃殺刑だぞ。ジオン第5王子ユーリ・ザビ様だぞ」
 ユーリ「聞こえてるよ。シン君、レイ君、ルナマリアさん」
 3人「!」
 ルナマリア「シン謝ってきなさいよ。私達を巻き込まないで」
 レイ「同感だ。早く謝るべきだ」
 シン「分かったよ。行きますよ」
 
 シンは緊張しながら俺に近づいて来た。

 ユーリ「なーにー、シン・アスカ君、赤服でMSインパルスガンダムのエースパイロット」
 シン「えっ、何で俺の事を」
 ユーリ「レイ・ザ・バレル君、同じく赤服でMSザクファントムのエースパイロット」
 ユーリ「ルナマリア・ホーク、同じく赤服で紅一点MSザクウォーリアのエースパイロット。妹がメイリン・ホーク、MS発着管制官で同じミネルバに搭乗」
 ルナマリア「凄い全部当たっているメイリンの事まで」
 レイ「当たり前だ、手元を良く見ろデーターがハッキングされている」

 俺は暇だったので、食堂の注文用端末をいじってミネルバのデーターベースにアクセスしていた。

 レイ「すみませんが止めて貰えないでしょうか。軍規上の秘密もありますので」
 ユーリ「うん、もういいよ。全部見終わったし」
 ルナマリア「個人情報全部ですか?」
 ユーリ「違うよ。ミネルバの全部」
 シン「そんな馬鹿な」
 ユーリ「じゃあさ、個人情報に搭乗するMS名記入する。それも新型セカンドステージだっけそれのインパルスガンダムなんて書く?」

 レイは艦内用通信端末に行くと

 レイ「レイです。艦長か議長をお願いします」


 暫くすると艦長と議長が現れた。

 デュランダル「困ったお人だ」
 タリア「どうやってそれ見せて。これ艦内カメラどころか武器コントロールユニットまで、これだけでミネルバの全てが動かせます。個人的に欲しいぐらいです」
 ユーリ「問題点とその対処法と、この艦の改善案も記入してあるから」
 デュランダル「なんてお人だ1時間足らずで、ミネルバを裸にしてしまった」
 ユーリ「違うよ。MSも問題点と対処法、それと改良案も作ったから」

 俺は、取り敢えずアスラン達の部屋へ移された。

 
 タリア「議長これ本当に凄いですわ。これだけの事でミネルバの推力が30%も上がるなんて」
 デュランダル「流石はジオンの開発第一人者だけの事はあるか」
 タリア「そんなにも凄いんですか?」
 デュランダル「戦闘力、開発力全てでトップらしい。ユニウスセブンを見ただろ」
 タリア「見た目は温厚そうなのに」
 デュランダル「彼はいざとなると政治力でもギレン総帥に並ぶと言われている。ジオンは総帥とユーリ君の2人も手強い駒がいる」
 タリア「戦争はしたくないですね」
 デュランダル「全くだ」


 ミネルバはアーモリーワンに戻った。
 俺は他にも行きたいとこが在ると言ってすぐ出て行った。
 ただ帰る前に議長にプレゼントを手渡して帰った。
 議長は、それを見ると一瞬顔がこわばりすぐに笑い出した。
 タリアが何かと尋ねると議長はそれをタリアに見せた。
 タリアも一瞬驚きそして笑った。
 俺が手渡した物それは、ハイパ-Nスタンピーダーの図面と『お騒がせしました』の文字である。


 
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