ホラーなのに全く怖くない話
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お約束は守るべきもの
前書き
前回、図書室の部屋で寝室の鍵を発見したひろし。そこには、あの青鬼がいた。2回目の物理(言葉)で逃げて行った青鬼。寝室の鍵がとこかと探していく内に、奥の方でドアがあり、確認しようとすると…
「ひろし!」
「卓郎!」
ドアを開けてきたのは卓郎だった。
「おい、お前ももう見たか?あの化け物」
「ええ。俄かに信じ難いですが、こんなところに気色悪く、頭が悪い、不潔の化け物がいるとは…」
「しかもあいつ、変態とかストーカー、ホモなど様々な種類がいるらしいぜ」
「気持ち悪いですね。こんなところさっさと出ましょう。それか、破壊しましょう」
「そうだな。俺は辺りを見てくる。それじゃあな」
「また後で」
卓郎はドアを開け、どこかへと去って行った。ひろしは目の前のドアを開ける。それは、ただドアノブが付いてるたけの意味のないドアだった。
「阿呆すぎて笑えます。ひとまず持って行くことにしましょう」
ひろしは+ドライバーでドアノブを外し、そして部屋を出た。ひろしから出て右を確認してみることにした。
「寝室はここだったんですね」
「それにしても奥のベッド怪しすぎです」
ひろしは奥のベッドを押した。すると、降りる場所があった。
「全く、落ちてこけて足をくじいたり、頭を打って死んだりしたらどうするんですか」
ひろしは穴のところを座り込んでからそっと飛び降りた。飛び降りたところには1台のグランドピアノがある。ピアノのドレミに血痕があった。
「血痕ですか。固まって取れなくなったりしたらどうするんですか。馬鹿なのですかあの青鬼は」
ひろしはハンカチに洗剤を付け、血痕を拭いた。すると、数字が941と書かれていた。
「941ですか」
テ-ン テ-ン テ-ン テ-ン
「やぁひろしくん」
「『やぁ』じゃありませんよ。普通、謎を解いてから来るものですよ。お約束というものをあなたは知らないのですか」
「え、あっ…はい……すみません…」
「ひとまず待っていてもらいますよ。私が謎を解いて鍵を取るまでは」
「はい…」
ひろしはあんな奴のことを無視したつもりで謎を解く。
「ピアノの形をした奴ですね。えっと…これがこうなってこれをこうするから…1416ですね」
ひろしは1416と入力をする。そして、ガチャッと開き、そこには子供部屋の鍵があった。
「じゃあ取ったからk「だからお約束というものを知らないのですか」え、待ったのに」
「私はここは謎解いて、物を取ってからと言いました。そして、また行うんですか?何、考えてるんです。そこはあえて襲わないのが普通ですよ」
「そんなこと知るかぁー!!」
青鬼は頭の中がパンクして、どこかへと逃げて行った。
「さてと…あんなホモのような奴はスルーして、子供部屋の鍵を差しに行きましょう」
ひろしは扉を開けた。そこは、あの2Fの左下の部屋だった。
「開けられるとしたらここですね」
ひろしは左上のドアに鍵を差し込みに行く。
後書き
なんだかんだで次回予告!子供部屋を開けるとそこには美香が。ただ、ここに留まりたい美香だった。そんな中、ひろしは襖のとこへと向かって行き…
「変なとこでスタンバってますねあなた」
次回もお楽しみに!
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