【アンコもどき小説】やる夫は叢雲と共に過剰戦力で宇宙戦艦ヤマトの旅路を支援するようです
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第二次オールト会戦 七回目のサイコロ
前書き
サイコロの怖さを思い知る。
ガミラス戦力
ガイデロール級航宙戦艦 1隻 全長350メートル
メルトリア級航宙巡洋戦艦 19隻 全長283メートル
ガイペロン級多層式航宙母艦 14隻 全長410メートル
ケルカピア級航宙高速巡洋艦 7隻 全長240メートル
クリピテラ級航宙駆逐艦 254隻 全長160メートル
ブローグ・コモナリティ戦力
ローク級戦艦 9隻 全長1025メートル
キメラ級艦載機母艦 2隻 全長2707メートル
カラカル級ミサイル巡洋艦 5隻 全長403メートル
コラックス級ミサイル駆逐艦 127隻 全長259メートル
強いて言うのならば、この第二次オールト会戦は不幸な事故だった。
俺達のワープ方向で太陽系だと当たりをつけてブローグ・コモナリティが調査船を派遣。
その調査船の目と鼻の先にガミラス艦隊がワープアウトしてきたのである。
友好的接触を取ろうとするプローグの調査船にガミラスは拒絶どころか攻撃をしかけてこれを追い払ってしまう。
恒星間文明のしたたかさというか、やられたらやり返す準備は整っていたらしく、その数時間後にブローグ艦隊が即座にワープアウト。
その大戦力に驚愕したガミラス艦隊だが、事ここに至っては戰うしか手段が残っていなかった。
「出撃させろ。
事前の連絡どおり地球の基地航空隊と連動するぞ。
今出せる船は何隻だ?」
「jud.
現在、出撃可能なのはヴェネター級スター・デストロイヤー三隻、アクラメイター級汎銀河軍事用アサルト・シップ三隻、CR90コルベット30隻となっております。
もちろん、このエクゼクター級スター・ドレットノート叢雲もいつでも出撃ができるよう準備が整っています」
「じゃあ私の出番って訳ね!」
勢い良く立ち上がる叢雲を見て静かに一言。
「お前は俺とお留守番」
「……いいもん。
私、大きいだけの役立たずなんだぁ……駆逐艦時代のほうがよかったなぁ……」
いじける叢雲はしばらく放置して編成を武蔵さんに指示する。
後で機嫌を直す何かを用意しておこう。
「戦術ドロイドに指令。
全部持ってゆけ」
「かしこまりました。
地球側への通達は既に終了。ブローグ艦隊への支援の申し込み了承されました。
艦隊の出撃は一時間後、地球の基地航空隊を収容しブローグ艦隊を支援するのは三時間後と想定しています。以上」
こうして、第二次オールト会戦の幕が開いた。
ガミラス戦闘機隊
空間艦上戦闘機DWG109 デバッケ 342機
空間艦上攻撃機DMB87 スヌーカ 228機
空間雷撃機FWG97 ドルシーラ 144機
ブローグ防空網を抜けた戦闘機
空間艦上戦闘機DWG109 デバッケ 82機
空間艦上攻撃機DMB87 スヌーカ 215機
空間雷撃機FWG97 ドルシーラ 38機
ブローグ艦隊に攻撃できた戦闘機
空間艦上戦闘機DWG109 デバッケ 11機
空間艦上攻撃機DMB87 スヌーカ 119機
空間雷撃機FWG97 ドルシーラ 8機
ガミラス艦隊に帰還した戦闘機
空間艦上戦闘機DWG109 デバッケ 60機
空間艦上攻撃機DMB87 スヌーカ 16機
空間雷撃機FWG97 ドルシーラ 18機
撃沈
ローク級戦艦 9隻
キメラ級艦載機母艦 1隻
カラカル級ミサイル巡洋艦 5隻
コラックス級ミサイル駆逐艦 43隻
俺達がやったワープによる奇襲はガミラスの方でも原作でやっていた。
その為、先制攻撃を決意したガミラス側の奇襲でブローグ側が壊滅的な打撃を受けることになった。
だが、ブローグも一方的にやられた訳でない。
ローク級戦艦九隻から発射されたレールガンが二隻のメルトリア級航宙巡洋戦艦を撃沈。
艦載機の殆どを使用不能にしたのである。
そんな状況下で俺たちが介入する。
地球・漂流者艦隊
ヴェネター級スター・デストロイヤー 3隻
アクラメイター級汎銀河軍事用アサルト・シップ 3隻
CR90コルベット 30隻
T-65B Xウイング・スターファイター 90機
BTL-A4 Yウイング強襲用スターファイター/ボマー 90機
TIEシリーズ・スターファイター 204機
零式52型空間艦上戦闘機 100機
99式空間戦闘攻撃機 92機
地球・漂流者艦隊戦闘機隊
T-65B Xウイング・スターファイター 90機
BTL-A4 Yウイング強襲用スターファイター/ボマー 90機
TIEシリーズ・スターファイター 204機
零式52型空間艦上戦闘機 100機
99式空間戦闘攻撃機 92機
ガミラス防空網を抜けた戦闘機
T-65B Xウイング・スターファイター 27機
BTL-A4 Yウイング強襲用スターファイター/ボマー 31機
TIEシリーズ・スターファイター 156機
零式52型空間艦上戦闘機 82機
99式空間戦闘攻撃機 20機
ガミラス艦隊に攻撃できた戦闘機
T-65B Xウイング・スターファイター 9機
BTL-A4 Yウイング強襲用スターファイター/ボマー 27機
TIEシリーズ・スターファイター 71機
零式52型空間艦上戦闘機 44機
99式空間戦闘攻撃機 12機
地球・漂流者艦隊に帰還した戦闘機
T-65B Xウイング・スターファイター 8機
BTL-A4 Yウイング強襲用スターファイター/ボマー 8機
TIEシリーズ・スターファイター 115機
零式52型空間艦上戦闘機 11機
99式空間戦闘攻撃機 9機
撃沈
メルトリア級航宙巡洋戦艦 11隻
ガイペロン級多層式航宙母艦 8隻
ケルカピア級航宙高速巡洋艦 6隻
クリピテラ級航宙駆逐艦 157隻
「ちっ!
こちらのワープ攻撃を読んでやがったか!」
「そちらへの警戒を強めた結果通常飛行の戦闘機隊の方が戦果は大きいのよね。
頭痛いわ……」
俺達が頭を抱える中、侍女人形は冷静に戦況を分析していた。
「ブローグ艦隊の主力艦が思った以上に脆かったですね。以上」
「jud.
ガミラスが我々の対ワープ戦術も模倣したのがたのが大きいかと。
ガミラス側も戦闘機隊に多大な損害が出ており、敵空母4隻が駆逐艦8隻と共にワープで離脱しています。
我々は第二次攻撃をかけるべきです」
モニターに残存戦力が表示される。
残存戦力
ガミラス艦隊
ガイデロール級航宙戦艦 1隻
メルトリア級航宙巡洋戦艦 8隻
ガイペロン級多層式航宙母艦 2隻
ケルカピア級航宙高速巡洋艦 1隻
クリピテラ級航宙駆逐艦 89隻
ブローグ・コモナリティ艦隊
キメラ級艦載機母艦 1隻
コラックス級ミサイル駆逐艦 84隻
地球・漂流者艦隊
ヴェネター級スター・デストロイヤー 3隻
アクラメイター級汎銀河軍事用アサルト・シップ 3隻
CR90コルベット 30隻
ガミラスもブローグも退く気は無し。
そうなると砲雷撃戦に入ると同時に、戦闘機隊に第二次攻撃を命じる。
第二次オールト会戦は泥沼の消耗戦に突入しようとしていた。
近接砲雷撃戦 主力艦
ガミラス側 戦艦9隻 3,1,3,1,3,1,2,2,3 撃沈3隻 大破2隻
1 撃沈
2 大破
3 無事
漂流者艦隊 戦艦6隻 7,3,4,3,6,6 中破2隻 小破1隻
1 撃沈
2 大破
3 中破
4 小破
5 小破
6 無事
7 無事
小型艦戦闘
ガミラス艦隊 90隻中撃沈15隻
グローブ艦隊 84隻中撃沈73隻
漂流者艦隊 30隻中撃沈25隻
第二次航空攻撃
TIEシリーズ・スターファイター 115機 中100機撃墜
空間艦上戦闘機DWG109 デバッケ 60機 中2機撃墜
「純粋な火力は、必然的に出力に比例する。
波動エンジンによる小型化があるとはいえ、こっちのデカブツのシールドが破れるとは思えない」
俺は祈るような気持ちで会戦を眺める。
ガミラスは単縦陣でこちらは単横陣。
スターウォーズ系の艦船は前面に火力が集中する形になっているからこの陣形がベストだった。
「司令官……」
叢雲が俺の手を握る。
彼女にとってもこの砲雷撃戦の結果は大事なのだ。
この砲雷撃戦の結果では、初手波動砲以外ならば叢雲が無敵で暴れられると証明できるからだ。
そうしたら、こちらは安心して叢雲を出撃させることができる。
「我が艦隊敵を射程におさめました。
攻撃を開始します。以上」
ヴェネター級スター・デストロイヤーの重ターボレーザー砲塔の砲撃が、メルトリア級航宙巡洋戦艦の装甲を貫いて大爆発を起こす。
こちらの攻撃にガミラス艦隊の隊列が乱れるが、こちらの攻撃は乱れない。
「敵艦発砲しました。
二番艦・三番艦・四番艦に攻撃を集中。
二番艦と四番艦は中破判定」
向こうも攻撃を集中させるとこっちのシールドを抜くという訳だ。
過信は禁物。
「小型艦の戦闘はどうなっている?」
「jud.
こちらの総崩れです。
こちらの航空攻撃は失敗し、TIEシリーズ・スターファイター100機を失い攻撃続行は不能。
ガミラス艦隊は分断されていた我々とグローブ艦隊の各個撃破に成功しました。
グローブ艦隊の小型艦艇がミサイル艦でミサイルを撃ち尽くしたのが原因かと思われます」
無表情だった鹿角さんの顔色が悪い。
主力艦の殴り合いに勝ったはいいが、小型艦の殴り合いでパーフェクトゲームに近い大敗を喫してしまった。
これで敵がどう出るか分からなくなってきた。
「やる夫!
地球艦隊の沖田提督から通信よ!
地球艦隊が駆けつけてくれたわ!!」
司令室では司令官と呼ぶ叢雲が俺の名前の方を呼んでしまい、思わず恥ずかしそうに顔を赤める。
モニターのガミラス艦隊も変化が出る。
新たな増援を警戒して撤退の準備に入ったのだ。
「今回は完敗だな。
これは……」
「二回目という事で、名将が指揮していたんでしょうね。
簡単には行かないって事よ」
「敵の撤退に合わせて、戦場での救助活動を始めるそ。
地球側へブローグ・コモナリティの紹介をしないといけないな」
モニターの閃光にため息をつきながら、俺たちはそのまま見続けるしかする事が無かった。
こうして地球人類は、新しい星間種族との接触に成功した。
第二次オールト会戦残存戦力
ガミラス艦隊
ガイデロール級航宙戦艦 1隻
メルトリア級航宙巡洋戦艦 3隻
ガイペロン級多層式航宙母艦 2隻
ケルカピア級航宙高速巡洋艦 1隻
クリピテラ級航宙駆逐艦 74隻
ブローグ・コモナリティ艦隊
キメラ級艦載機母艦 1隻
コラックス級ミサイル駆逐艦 11隻
地球・漂流者艦隊
ヴェネター級スター・デストロイヤー 3隻
アクラメイター級汎銀河軍事用アサルト・シップ 3隻
CR90コルベット 5隻
後書き
証拠写真
https://twitter.com/hokubukyuushuu/status/952510781404323841
連続更新はここまで。
ブローグ・コモナリティの艦艇は『EVE ONLINE』のカルダリ連合から。
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