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ホラーなのに全く怖くない話

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全力でダメ出し

 
前書き
初代の青鬼のVer.6.23を書いていきます。 

 
昔、街外れに洋館があったそこには、人伝に囁かれているこんな噂があった。青い化け物が出る、と……
ひろし達は見た目が古そうな洋館へと入り込んだ。

「お邪魔します」

「中は意外と綺麗だな」

外見はボロボロなのに中身は意外と綺麗で、本当に古い洋館とは思いきれないほど綺麗だった。

「なんだか寒いわ…」

「た…ガタガタ確かにガタ…そうだなガタガタ」

「なんだよびびし、タケってんのか?」

たけしは卓郎に「寒いだけだし!それに、びびしじゃねぇよ!」と突っ込んだ。そのとき、右からパリーン!と何か割れた音がしていた。

「「「「……!?」」」」

「お、おい…もう帰ろうぜ……ガタガタ」

「馬鹿馬鹿しい。お化けなど存在しませんよ…化学的に考えて…。ひとまず、私が確認してきます」

ひろしは右の方で何かが割れた音がしたところへと向かっていった。

「お、おい!ひろし、気を付けろよ!!」

*

「音がしたのはどちらでしょうか…。左も確認してみますか」

ひろしは自分から見て左のドアを開けようとしてみたが、鍵がかかっていて開けられなかった。

「どうやら、あっちの方ですね…」

ひろしは奥の方へと進んでみることにした。そこには、皿が割れていた。

「皿が割れていますね…。念の為に破片を1枚でも持っていくとしますか…」

ひろしは皿の破片を持っていくことにした。

「それにしても、誰かいるのであれば…ここを掃除しようと考えないのでしょうか。もし、出会ったら注意しておきますか…」

ひろしは、みんなが待っていたところへと向かってみることにした。しかし………

「……!!」

そこには、3人の姿が見当たらなかった。

「皆さん…?」

ひろしはどこかに誰かがいないかと奥を確認しにいった。すると、ひろしから見て右の方に何か、人のような影があった。

「誰かがいましたね…確認してみますか…」

ひろしは人影があったドアを開けようとしたが開かない。それでもひろしはガチャガチャと続ける。そのとき、扉が開いた。

「いました。」

「おっ、久しぶりの人間だ…こいつを餌としてk…「あなたはここの住民ですか?」え」

あのブルーベリー色の全裸の巨人(以下、青鬼)がひろしを食べようとしたときひろしが疑問となることを訪ねる。

「聞いてなかったと思うのでもう一度言います。あなたは、ここの住民ですか?」

「えっと…それは……」

「もし、そうでなければあなたは10万円の罰金か3年の懲役ですよ。」

「え…一応、ここの住民だけどなあ…;」

「言いますと、私も私で勝手に入り込んだのは申し訳ありません。ですが、いつでも人が来ても大丈夫なように、掃除をしたらどうですか。ここは綺麗なんですから、せっかく綺麗にしても皿1つ割ってしまっては意味がありません。あと、戸締まりの確認とかもするべきです。あとは、それ用のチャイムとかないのですか。なきゃ人は来てくれせんよ」

「うっ…うわあああああ!!!!!!!」

青鬼はひろしにいろんなことをダメ出しされて風呂から出て行きどこかへと去って行った…。

「まだ、言うことがありましたのに…」

ひろしはこにも何かないのかと確認していく。風呂のお湯を抜くと、そこにはプラスドライバーがあった。

「これでは錆びてしまいますよ…。またあとで言っておくとしますか…」 
 

 
後書き
洋館へと閉じ込められ、仲間とはぐれてしまったひろしだったが、そこにはブルーベリー色の全裸の巨人『青鬼』がいたが、彼はひろしを見て怯えていた。

次回もお楽しみに! 
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