シナリオA MerryChristmas
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発端
【事務所】
ちひろ「やるじゃないですかPさん、女子高生を同時に二人もなんて」
P「誤解されそうな言い方はやめてください」
ちひろ「お二人には私の方からプロジェクトの説明と契約書の確認をしておきますね」
P「さて凛、なんであんなとこに居た」
凛「気分転換」
P「……お前レッスンは」
凛「ルキトレさんが先に限界きちゃったから早めに上がった」
P「マストレさん間に合わなかったか」
凛「二人同時にスカウト成功させたんだから遠からずランクも上がるだろうし」
凛「私もアイドル集め手伝ってあげる」
P「気遣いはありがたいんだけど凛が居ると絶対ややこしくなるからいいや」
凛「AVの勧誘と思われるよりはましだと思うけど」
P「…………はぁ」
ちひろ「あ、それとPさん志希ちゃんが探してましたよ」
ちひろ「なんでも面白いものができたからラボに来てくれって」
【事務所内】
志希「全マテリアル投入からのー、大実験♪夢のポーション発明は、THEアルケミストこと志希ちゃんに託されたー! 」
P「それで今度は何をやらかした」
志希「開口一番失礼だね」
志希「まあいいや。志希ちゃんからキミにこれをプレゼントしよう」
P「なにこれ?」
志希「志希ちゃん特製の薬ー、そうだなーハァハァスルⅠと名付けよう!」
P「名前からして嫌な予感しかしないんだけど」
志希「一嗅ぎできらりちゃんを圧倒する力が手に入るよ、一時的にだけどね」
P「スタドリの原液じゃねえか!」
志希「でも効果が切れた後に副作用があってねー」
志希「しばらく動けなくなっちゃうみたいな?」
P「副作用どっちだよそれ」
志希「そんなの使う人が決めるものなのだよ」
P「絶対使いどころ間違ってるからな」
P「……まぁあいつらに渡さなかったことだけは一応誉めてやる」
志希「にゃーはっはっは!照れるなー♪じゃあ次はもっとすごいの作っちゃうよー」
P「話が微妙にかみ合ってなくてPちゃん悲しい」
【事務所】
P「フー」ギシッ
P「今日の所はこれくらいでいいかな」ガタッ
P「……帰ろう」
凛「それじゃ一緒に帰ろうか」
P「そうだな夜道は危ないし途中まで送ろう」
凛「どこか寄り道するの?」
P「お前の家にな」
【都内某所】
P「ここからなら歩いても帰れるだろ」
凛「酷いよ置き去りにする気?」
P「歩いて五分もしないだろうが」
凛「だったらちゃんと玄関まで送ってよ」
P「お前の両親生暖かい目で見てくるから断る」
凛「やったね両親公認だよ結納いつにする?」
P「うちの両親は公認してないからなぁ」
凛「後で一緒にあいさつに行こうか」
P「実家の住所までばれたら俺はどこに行けばいいんだ?」
凛「みんな知ってるよ?」
P「事態は思ってたよりも深刻だった……!」
P「ほら親御さん心配するから早く帰れ」
凛「もうしょうがないな今日だけだからね?」
P「家には毎日帰れよ…」
【????】
仮面をつけたサンタ「メリークリスマス!凛!Pからのメッセージを伝えるね!」
仮面サンタ「『102号室で待ってるよ』だってサ!覚えた?」
凛「もう一度!!どこのホテル!?」
仮面サンタ「凛ちゃん!あんなかわいい婚約者がいてうらやましいなぁ…」
凛「いやだからどこのホテル?というかアンタ誰なの?」
仮面サンタ「それじゃまた!」タッタッタッタ
凛「……なんだったんだろ」
【自宅玄関前】
P「……鍵が開いてることにも驚かなくなった」ガチャ
P「ただいまー」トスッ
シーン
P「ん?誰も居ないのか」スタスタ
P「……味噌汁」カタッズズッ
P「……まゆだな、部屋は荒れてないしトイレか?」
「」スッ
P「な?!お前ッ」
「…………」
P「ま、まて話せばわかるッ!おいちょッ」
P「ぬわーーーーっっ!!」
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