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魔法少女リリカル☆イリヤ

作者:マッハ
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ご挨拶

「あー!やらかした!?」

それだけでざわつく課内、身内もなんだなんだと寄ってくるがそんな事は気にする事じゃないなんたってこれ以上に大切な事はないんだから

「パパ?やらかしたって何を?」

「...挨拶」

「おはようはちゃんとしたよ?」

あー、もう!ヴィヴィオ可愛いなおい!ってそんな事考えてる場合じゃなかった。

「パパね...ママ達の家に挨拶行ってないんだ」

「?」

「まぁママ達と結婚するよって言ってないの」

「!」

それを言うと分かるヴィヴィオ。子供でもこれくらいは分かるようだ。そんな事よりこの一大事、二つ共溺愛してるし恐いよ

「総刃君?さっき大きな声出してたけどどうしたの?」

気になったのかなのはとフェイトは時間が取れるとやって来る。総刃は事実を伝えた

「なのはとフェイトの実家への挨拶に行ってない」

「「あ」」

ポカーンとしてる間、さてどうしましょう。最愛なのはの実家は頭下げれば許してくれると思う。優しいし。けど...プレシアさんはちょっとご勘弁願いたい

「か、母さんもきっと話せば納得してくれるよ。密かに応援してくれてたし...姉さんを取らなかっただけマシだと思えば...ね」

考えるだけで恐い事言うなぁ。フェイトも性格が悪くなってきたような...
悩む総刃、これからどうするか。まずは日にちを取って挨拶に行くべきだと。その時自分一人じゃダメで最悪その家の娘と自分達の娘を連れていかないといけない事

「なるようになるよ!きっと」

「不安しか残らないんだが...まぁこの話がつくまで結婚は無理だな」

「今からでも挨拶しに行こう!」

「そうだよ!母さんもきっと歓迎してくれるよ」

「いやあの」

すごい速い変わり身、というかプレシアさんはきっと間違った方向の歓迎しかしてくれないと思う。あーあ、こういう時犠牲にできる人がいてくれたらなぁ...ハサンになって分身...はダメだ。もしバレたら結婚を許してもらえない

「何悩んでるのよ?」

「アリサちゃん。なんか久しぶり」

「それは忘れてたこの作品の作者が悪いのよ。それで頭抱えてどうした訳?」

「困った事なら私達も手伝うよ?」

「アリサ...すずか...なのは達の実家に挨拶行ってない」

言うとえ?と言う顔をする。何か間違った事言ったかなと考えると

「アンタ...家族に許してもらってもないのに結婚するなんて宣いてた訳?」

ぐさりと刺さる音が

「えっと...ダメだよ恭也さんなのはちゃんの事溺愛してるんだし」

ぐさくさと刺さる

「プレシアさんもね」

一気にズドンと重みがのし掛かる

「イリヤちゃん達は?」

「...マダデス」

「アンタ寒中水泳でもしてきたら?」

酷い!何もそこまで

「そういえば私は?」

「へ?...っあ」

「も・し・か・し・て・わ・す・れ・て・た?」

ここは謝るが吉だな

「すみませんでした」

「今日一緒に寝ようね♪」

「ダメだよ総刃!すずかの所に行ったら寝取られちゃう!」

寝取られ?

「すずかちゃん人の夫を誘惑しないで欲しいな♪」

「ごめんねなのはちゃんフェイトちゃん。もう既に私の家は私と総刃君が結婚するの賛成なんだ♪」

「そうだね♪でも本人が嫌々だと意味ないと思うな~」

こ...この人達音符を巧みに使って相手を威嚇してるよ。ヴィヴィオは...アレ...ナンデニランデルンデスカアリササン

「私が除け者みたいじゃない!私だって中の人みたら一番ヒロインしてるんだから!」

中の人なんていませんよ?

「アリサちゃんは黙って♪」

「嫌よ!こればっかりは譲れないわ!総刃は私が貰う!」

何故か片手で抱えられて連れていかれるが

「アリサちゃん私から逃げられると?」

「すずかの氷結魔法はあたしに効かない事くらい!」

「炎なんてズルい!」

「ズルくないの!」

「それ私の台詞!?」

「じゃあアリサは私かエリオから速さで勝てると?」

「真っ向から勝負よ!倒して行動不能にしてから屍を越えて「ええかげんにせんかぁあああ!」っ!?はやて!」

うるさ!?はやての怒鳴り声が課内に響き渡る。総刃のやらかした以上に。注目の的になっている

「もううち以外のリア充爆発してまえばええねん。というか部隊長権限で「それは止めて」...みんな声揃える事ないやんか。仲いいんやないか!」

「何いってるのはやてちゃん?私達は元から仲がいいよ?」

「そうだよ?ただO・HA・NA・SHIするだけで」

「別に問題はないよ?」

「問題大アリや!六課崩壊するわ!こんな事で部隊潰すな!」

「私達には大切な事なの」みんな

廊下の隅っこで...というかソファーの隅にリインが隠れてるのを見つけた。またはやてはリインフォースに仕事押し付けて...いや今回は騒がしいから見に来たと言った所か。でもなぁ

「くだらん事や!とにかく総刃君はこの問題を早急に解決する事、分かったか?」

「...はい」

「全く」

ズカズカと帰っていくはやて。俺達はそれを見届けると

「さぁ総刃?私と愛の逃避行するわよね?」

「なんでさ...というかアリサは関係ないだろ!?」

「関係あるわよ!主に私が独り身になる事!」

「ヴァイスに告ってればいいだろ!?」

「なんでそこでヴァイスが出てくる訳?アンタやっぱり馬鹿じゃないの?自分が好かれてる事にすら気づかないなんて...どこの主人公よ?」

「いや好かれてるのは分かってるけど俺は今でさえ辛い状況なんだし」

「それはアンタの優柔不断さが招いた結果」

ぐぬぬ、何も言えない。確かに俺は色恋沙汰に関しては優柔不断かもしれないけどさ...それでも俺が決める権利くらいあるような...あーもう!

「分かったよ!もうどーんと来い!あとから嫌とか聞かないからな!」

「えぇ望む所よ!というかアンタを好きになった日から思ってたわよ!...///っいや!」

パチンと乾いた音が鳴る

「...なんで今叩いた?」

「え?は、恥ずかしいから///」

うぉ!?三人が砂糖吐いてる!?

「...甘っ甘なの」

「...甘いね」

「...うん甘い」

みんなの辛い評価

「...とにかくみんなの家に順番に行くぞ!なのはとフェイトはヴィヴィオを連れて」

こうしてある意味の地獄廻りは始まった

 
 

 
後書き
今回はこのくらいにして他に手をつけますね 
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