クソゲー シリーズ

ストーリーは面白いけど……… 

1、アルナムの牙 獣族十二神徒伝説とは？

アルナムの牙 獣族十二神徒伝説とは、pcエンジンで発売されたRPGのゲームである、シナリオは非常に高く評価されており、外伝シナリオを描いた小説やファンブックが販売され、のちにプレイステーション版が発売された

2、ストーリー

一人の少年が相も変わらず燦々と照りしきる太陽を見上げていた。
否、少年は陽を見ていたのではない。その太陽の向こうの、おそらくは彼の目がつくりあげた幻影を見つめていたのだろう。
これから歩むべき刻の流れに、少年は今、最初の足跡を記したのだ。
少年は震えた。そして少年は、遠い目で、彼の置かれた立場を明確に認識した。
もう後へは引けない。少年は、そう自分に言い聞かせた。
少年の名はケンブ。今、彼は旅立つ…。

“清都(せいと)”と呼ばれる中央府に統治されたこの世界は、気の遠くなるほど長い間、平和で安定した日々が続いていた。
しかし、永遠に続くと思われた“人間”達の平穏な生活は、突然の事件によって危機にさらされることになる。異形の怪物“肉叢(ししむら)”の出現である。
生命あるものを無差別に襲う肉叢の脅威は月日を追うごとに増大し、人びとの不安は最早頂点に達しようとしていた。
そして人間達は、彼等が常に“卑しまれた者共”と蔑んできた“獣族(じゅうぞく)”を、肉叢から我が身を守る為の“楯”として利用する策を講じたのである。
獣族の者達が、何時頃どの様にして生まれてきたのかは定かではない。
ジュツ族代表の防人として清都へ赴くケンブにとっても、一体自分が何者かは知る由もなかった。

3、このゲームの特徴

パーティーに加わるキャラは13人だが、一度に加わる人数は3人まで、イベントでコロコロ変わる、いずれも獣族の代表である。干支がモチーフで、主人公は犬である。
ステータスはhpの「体」とmpの「気」がある。お金に関しては戦闘で直接手に入れるのでは無く、倒したモンスターの数によって換金所で手に入れられるシステムである。

4、このゲームの内容

・バグ

多い……多すぎる。まずあるダンジョンにある、出口に見える場所から出ると画面全体がバグり詰む、終盤のダンジョンの頂上近くでイベントが発生した後、頂上に向かわず下に降りると降りたばっかりの階段に上れなくなり、下に降りても行き止まり、脱出気法も効かず詰む、とある仲間と組んでる時に、2人のレベルを上げ過ぎた状態で四天孔のボスに挑むとフリーズ、ラストダンジョンの奥にいるボスがいない時があって、もちろんクリア不可、あるキャラとの会話を終えて、建物の左側から出ると、クリアに必須なアイテムが入手出来なくなる………バグが多過ぎるよホントに！

・フリーズ

バグだけでなくフリーズも多い。
炎系の最強魔法を使うとフリーズ、なお使用キャラの初期カーソル位置が魔法であり、雑魚殺しに連打するとフリーズする。
ゲームの進行上入る必要のないタイミングで入るとフリーズするダンジョンがある、奪われた装備を盗むイベントがあるが、棚を調べずに出ると勝手にキャラが棚に動き、そのままフリーズ。終盤のとあるダンジョンから出る時、入り口とは別の出口から出てまたダンジョンに戻り、バグりまくった画面を1歩歩くとフリーズ、ちなみに別の入り口は行き止まりであり、ダンジョンに戻るしかない。

・最強武器(笑)

このゲームのタイトルとなっている「アルナムの牙」は“最強の武器”という設定でこのゲームに登場する……。この武器はイベントで強制に装備させられ、それまで装備していた武器は消える、が、この武器運が悪いと敵に対して殆どダメージを与えられない、役立たずだ。このイベントの少し前に「通常攻撃からの追撃で、ゲーム中2番目に強力な全体攻撃気法を無条件に繰り出せる」という超強力な「翠玉龍(エメラルドドラゴン)小太刀」を失う可能性があるので要注意である。

・その他のバグ

場所によって顔グラが別キャラになっている時があり、例えばスズメという綺麗なお姉さんキャラが口調はそのまま禿げたおっさんのグラで話してくるのには絶対にビックリするだろう。他にも、とあるキャラが設定上居るはずなのにいない、話しかけられない、イベントアイテム2つゲット、同じ魔法を2つ覚える、ある仲間がテレポートでダンジョンを脱出しようと提案するが出来ない！、持ち物の中に持ってないはずのアイテムがある、あるイベント後にメニューを出しっぱにしてると文字がバグり、二度と治らない、ボスがいないなどバグがあって…………どうするんだいこれぇ。

・戦闘面

数歩歩いただけで戦闘レベルのエンカウント、逃げるのコマンドが絶対に逃げられない、まわりこまれた！じゃなくて、ぜったにのがれられないの方である、戦士キャラと魔法キャラがいるが、魔法の方が圧倒的に強い、ラスボスで動かすのが初めてのキャラがいる、一部の剣が強過ぎてそれ以降変える必要が無い、普通に遊んでると主人公のレベルが追いつかない、戦闘でボロボロになったキャラが最後の一撃を与えるシュチュレーションがあるが、ステータスが正常の時があり、悲壮感が来ない。

・ロムの話

前に書いてある通り一度換金所に行かないと行けないが、めんどい。あと「あの武器が欲しいから稼ごう」としてもいくら稼いだか分からない。

・セーブデータ

一つしか作れない………詰み確定のバグに会った場合、そのデータは死。

・何この武器

終盤でとある盾と鎧が手に入るが、誰も装備できない、しかもそれがラストパーティなのでただのゴミ。

・セリフ

音声入りムービーシーンのセリフは字幕が無く、音量も小さいので聞き取りずらい。

・あっちだ(大嘘)

途中のセリフで「ジュケイの街はここから真東だ」とあるが西、そう西。

・声優とストーリー

声優は豪華であり、ストーリーも人種差別をテーマにした良いストーリーである。

5、このゲームのその後

このゲームは8万本売れたらしい、また、sfc版の発売も検討されたが中止された。そしてこのありえない量のバグについて
キャラクターデザインの人曰く焼きミスでなったという、でもそれじゃ説明出来ない物もあるんですがそれは…………。






 

会社は潰れたらしい