魔法少女リリカル☆イリヤ
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私の想い
前書き
フェイト視点です。
sideフェイト
私はあの子に負けた。母さんにジュエルシードを届けるはずが...もう、私は
「局員突入!」
「プレシア・テスタロッサ、貴女を逮捕します」
「....」
母さん...逃げて...
「こっちに何かあるぞ!」
「私のアリシアに近づかないで!」
アリ..シア?それはあの子と戦ってる最中に思い出した昔の記憶にあった名前、考えないようにしてたけど私は
「局員を退避させて!」
「な!?」
「フェイトちゃん!?」
「違うわ、そんな出来損ないと一緒にしないで、アリシアは...」
あああああああ、そこで私の何かが壊れた
「う、撃てー!」
「目障りよ」
「そんな...あれだけいた局員を一瞬で」
......
「もう時間がないわ約半分のジュエルシードでアルハザードに辿り着くなんてできない。でももういいの、この子を亡くしてからの時間、この子の身代わりの人形を娘扱いするのも、聞いていて?フェイト...貴女の事よ」
嘘だ、私は、私は!
「....あんたのそれは本音か?」
「何が言いたくて?異界の魔導師」
「俺にはフェイトにもう関わるなと言ってるように聞こえたが」
え?でも母さんは私の事が
「何を馬鹿な、私の思ってる事を伝えただけよ。」
「どういう事ですかリンディさん」
「なのはさんには前に話したけどプレシア・テスタロッサはとある事故で娘、アリシア・テスタロッサを亡くしているの。その事件で研究していたのが」
「プロジェクトFate...よく調べたわね。そうよ。私はアリシアを蘇らせようとした。そうしてできたのがフェイトよ」
「自分の娘に研究名をつけたのかよ。」
「そうよ、だってフェイトはアリシアと似てるけどただの鏡合わせ、利き手も違う。私を母さんと呼ぶ、そして魔力光が違う」
そう...私はフェイト...アリシアじゃない。母さんの期待に応えられなかった
「俺の知ってる親ってのは血が繋がってなかろうと家族と見てしかもよくしてくれる人だがな。少なくともあんたはフェイトだけじゃないアリシアの親失格だ。アリシアがそんな事を望んでるとでも?」
「黙りなさい!貴方に何が判るっていうの!いいわ。もう話す時間さえ惜しい。最後に教えてあげるわ。フェイト、私は貴女を作った時から貴女の事が...大嫌いだった」
聞きたくなかった。私はただの作り物、偽者で贋作でアリシアの代わり
回りは色々とやってるがもう、私に残されたものなんて何もない...
連れて行かれるままにされた
side総刃
「艦長!時の庭園内に魔力反応を複数確認、いずれもAクラス、数は...何これ!?100、150、どんどん増えていきます!」
「ジュエルシードの発動も確認!」
「小規模ですが次元震発生!徐々に大きくなっています!」
「4人とも、先に行っててくれ。俺はフェイトの様子を見てから行く」
「早く来てね!」
俺はフェイトの連れて行かれた部屋へ行く
[いいのか?それを使うと]
「目の前で困ってる人がいるのに手を差し出さないなんてできない。それにプレシアはフェイトの事を嫌ってるがそれが心からの本心じゃないはずだ」
部屋に着く、中に入ると目の光が無くなったフェイトがベッドの上に座っていた
「フェイト、部外者の俺が言えた事じゃないがここで終わっていいのか?」
sideフェイト
「フェイト、部外者の俺が言えた事じゃないがここで終わっていいのか?」
誰かが言う、終わり...そう、私は終わった
「俺の知ってる奴に自分の身が普通の人間じゃないって知っても尚前に進み続けてる少女を知っている」
それはその子だけ、私は違う
「フェイト、お前はお前だ。アリシアじゃない。ならその事を証明しに行かないと。それに周りには頼れるやつらがいるだろ?助けを求めろよ」
きっと母さんはまた私の事を否定するはず
もう、嫌われるのは嫌だ
「お前の感情(きもち)教えてくれよ」
「私は...母さんと一緒にいたい...助けて!」
「あぁ、その言葉を待ってた。絶対お前もプレシアも勿論アリシアも助けてやる!」
「バルディッシュ、ごめんね。私間違ってたでも!もう後ろは見ない!前を向いて歩いていく!」
[勿論です]
「行こう!」
「あぁ!」
私は前を向いて歩く!きっと希望があると信じて!私の想い(きもち)を伝える為に!
後書き
感情や想いにきもちってつけるのいいですよね
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