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魔法少女リリカル☆イリヤ

作者:マッハ
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衝撃の出来事

 
前書き
リクエストは番外編でやろうと思います。あとクラスカード事件が終わってからですね。 

 
「どういうことですの?敵はいないしカードもないし...もぬけのカラというやつですわね」

「場所を間違えたとか?」

「まさか、それはないわ」

「もともと鏡面界は単なる世界の境界...空間的には存在しないものなの。それがこうして存在している以上必ずどこかに原因があるはずだわ」

つまり隠れてると、となるとクラスは暗殺者か?だとするとやっかいだな、暗殺者のクラスを相手取るのは正直俺達からすれば自殺行為だ

[なのはさんみたいにドカーンとド派手に魔力砲をぶっ放しまくって一面焦土に変えるくらいのリリカルな探索法をですね]

「それは破壊だしナノハのは魔法じゃなくて魔砲だと思う...」

「なのは?誰よそれ」

「こっちの話です。気にしないで下さい」

「.....」

「イリヤ?どうしたの?」

「気のせいかな?今何かが動いたよう」

その瞬間イリヤの首に短剣が突き刺さる

「美遊!」

「砲射!!」

敵がいない...やはり今回の敵は恐らく

「あうッ...!」

「イリヤ!大丈夫か!?」

[大丈夫物理保護が利きました!薄皮一枚です]

「敵の位置は不明」

「方陣を組むわ!全方位を警戒!」

「不意打ちとはナメた真似をしてくれますわね!」

「攻撃されるまでまったく気配を感じなかったわ!その上完全な急所狙い...気を抜かないで!ヘタすれば即死よ!」

「みんな!今回の敵はハサン」

「な...」

「そんな、嘘でしょ!?」

俺達は既に囲まれていた。だがそれが後に無意味に終わるとは思いもしなかった

「まさかハサン・サッバーハとでも言おうとしたんじゃないでしょうね?」

「そのまさかですよ。こいつらは群にして個、個にして群の群れですよ」

「立ち止まらないで!的にされる!包囲を突破するわ!火力を一点集中!イリヤ!美遊」

「はい!」

「...イリヤ?」

な!?イリヤがさっきの状態から動いてない!?しまった!相手の英霊が何か分かっていながらとんでもないミスをしてしまった

「か..からだが...うごか...ない..っ!」

[魔力循環に淀みが!?物理保護が維持できません!]

「まかささっきの!(毒!?)」

「イリヤ!」

俺は一目散にイリヤの所まで走ろうとした
だがそれよりも敵の投射した攻撃の方が早かった
イリヤが!そう思った瞬間回りがはぜた

sideイリヤ

からだが動かない、声も出ない。
まるで...王手をかけられた駒みたいだなーとか思った

リンさんの判断は冷静で正確だったし

今回の敵だって前回に比べたら決して強くはないはずなのに

ただひとつ、最初の一手でおくれをとった
たった、たったそれだけのことで死んじゃうの?

どうすれば?どうすればよかったのかな?
あれ?そういえばルビーが何か言っていたような

[ド派手に魔力砲をぶっ放しまくって一面焦土に]

そっか、それなら簡単だ

「なっ」

「!?!? 交差(クロス) !モードレッド!」

今度はちゃんと覚えていた


「なに..これ」

辺り一面がクレーターのようなものになっていた。これを...これを!

「私がやったの?」

「イリヤ...」

「ミユ...リンさん...ルヴィアさん...それに....ソウ!?」

「はぁっ!はぁっ!なんとかディフェンドが間に合った。あと一歩で俺も巻き込まれてた」

「!?!?そんな...(私が...私のせい..?)」

そして
ようやくすべてを思い出した

「イリヤ?」

「なん..なの?どうして私がこんなこと...敵も...ミユもソウ達まで巻き込んで...もう..もう」

「イリヤ!」

「もういや!!」

「に」

「「逃げやがったーッ!?」」

sideout

終わった?これで?こんな結末で?
間違いなくイリヤはこれ以上関わり合いたくないと思っているはず。それにまだ鏡面界は健在
昨日の今日だ。恐らく

「はぁあ!」

「ちょっと総刃!?何して」

俺が斬り込んだ草むらから人が現れる

「なっ、まだ残っていた!?」

「違う!こいつはまた別の敵だ!凛さん!最後のクラスカードはこれですか!?」

「そんなはずないわ!別の所で観測されてるもの!」

「それじゃこの敵はなんですの?」

つまるところ8枚目のクラスカードって事だ
相手は剣士、それも長い刀を武器にしている
今はこいつを倒す事だけを考えろ!イリヤの事はこれが終わってからだ!

「....」

「....」

相手の動向を探る、あの長さだ。扱い辛いのは承知のうえ、ならあれを使いこなすほどの英雄だってことだ

「!」

動いた!っ!これは!?

[まずい!右下に避けろ!]

ゼロの言うまま右下に転がるように避ける。

「 多重次元屈折現象(キシュアゼルレッチ) !?そんなただの剣士が!?」

これはひじょうにまずい。だがこちらは二人!

「砲射!」

美遊の攻撃を避けるが俺がそこに燦然と輝く王剣を叩き込む。それを受けて消えるサーヴァント

「なんだったんだ?今の敵は...それよりクラスは...っ!?アサシン!?」

「そんな!2枚目のアサシンのカードですって!?」

「嘘!?」

それからイリヤの事を任されて家に帰る

「ゼロ、家の中の反応は?」

[イリヤの部屋には誰もいねぇな。別の部屋に二人、もう1つに一人、あとも一人だ]

恐らくバレたんだろう。なら俺は窓から入るだけだ。
けど、これからのイリヤの行動は...多分
 
 

 
後書き
シリアスですねぇ、あ、リクエスト、何をやって欲しいかとかをつぶやきに書くのでそこにお願いします 
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