魔法少女リリカルなのはVivid ーオーブ列伝ー
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第10話 心のデータ整理
前書き
今回は短いです
ヴィヴィオ達は今までのオーブのデータを集めていた。
「ヴィヴィオ?ご飯だよ」
ヴィヴィオの部屋に入ってきたのはフェイトだった。
「あっ!フェイトママ」
フェイトはチキンドリアをテーブルに置いた。
「何を見てるの?」
フェイトはヴィヴィオに聞いた。
「ウルトラマンオーブのデータを見てたんだ」
ヴィヴィオは画面をフェイトに見せた。
「確かヴィヴィオが初めて見たのがウルトラマンオーブなんだよね?」
フェイトはそうヴィヴィオに言った。
「うん!初めて見た時は大きな体で魔王獣と戦う姿を見てカッコいいって思ったんだ!」
ヴィヴィオはそう言ってフェイトの顔を見た。
「確かにオーブは大きな体に似合わずに人々を守ってたね」
フェイトはそう言ってオーブの戦いの映像を見ていた。
「それにマガシルバゴンの時はピンチになっても最後まで諦めなかったんだよ」
ヴィヴィオはマガシルバゴンの戦いのデータをフェイトに見せた。
「確かマガシルバゴンって土の魔王獣だったよね」
フェイトはそうヴィヴィオに聞いた。
「うん!土の魔王獣だよ」
ヴィヴィオはそう言った。
「それ以外にも水と火の魔王獣が居たんだよね」
フェイトはそうヴィヴィオに聞いた。
「うん!水の魔王獣は体から異臭を放ちながらミッドの街の水を臭くしたんだよ」
ヴィヴィオはそうフェイトに言った。
「確かそのときにガムやディエチが魔王獣の撃退法を探したんだよね」
フェイトはそうヴィヴィオに聞いた。
「うん!」
ヴィヴィオはそう頷いた。
「オーイ、ヴィヴィオ!ラムネ買って来たんだがいらないか?」
ガイはそうヴィヴィオの部屋に入って聞いた。
「あっ、ガイさん」
ヴィヴィオはガイに近づいた。
「ガイくん朝やけに早く出て行ったみたいだけど何かあったんですか?」
フェイトはガイに聞いた。
「ああ、知り合いに会いに行ったんですよ」
ガイは片手に帽子を持ちながら外に出ようとした。
「あの、ガイさん!」
ヴィヴィオはガイに声を掛けた。
「何だ?」
ガイはヴィヴィオの方を向いた。
「あの、今からアインハルトさん達と一緒にウルトラマンオーブのデータを集めるんですけど手伝ってください」
そうヴィヴィオはガイに言った。
「ああ、別に構わないぞ」
ガイはそう言ってヴィヴィオと一緒に下に向かった。
ーーーーーー
無限書庫で調べものをしているヴィヴィオ達五人はウルトラマンオーブのデータを探していた。
「う~ん、中々無いね」
そうリオは言った。
「あっ!」
アインハルトは何かを見つけた。
「アインハルトさん何かありましたか?」
ヴィヴィオはアインハルトに聞いた。
「オリヴィエがゆりかごに乗った日から2年後にオリヴィエによく似た女性が海の都市アルノイトという国によく目撃されたみたいです」
アインハルトはそう全員にその情報を見せた。
「そんな事があったんですね」
そうヴィヴィオは画像を見て言った。
「オリヴィエ・・・」
ガイはその画像を見て涙を流していた。
オリヴィエが生きていたらまた演奏をしたかったと。
「あれ?」
ヴィヴィオは1枚の画像が目に入った。
それは赤と銀と黒のウルトラマンが暗黒の巨人と戦っている画像だった。
「それは確かオリヴィエとクラウスが初めて見た巨人同士の戦いの記録ですね」
アインハルトはそうヴィヴィオに言った。
「コロナ、何か見つかった?」
リオはコロナに聞いた。
「う~ん、怪獣の記述はいくつかあるんだけどオーブの記述はあんまり無いね」
コロナはそうリオに言った。
「そっか」
ーーー6時間後ーーー
閉館時間になりガイ達は無限書庫を後にした。
ガイは歩きながらオーブニカを吹き始めた。
「それにしても昨日のオーブの新たな姿は怖かったね」
そうリオは歩きながら言った。
「でもあの時のオーブはいつもと違うように見えたな~」
ヴィヴィオはそう言って空を見た。
「どんな力にも光と闇があるからな」
ガイはそう言って歩き始めた。
4人はこの間のオーブの戦いが凄まじかった事を思い出しながらガイの隣を歩き始めた。
続く
後書き
ガイのウルトラヒーロー大研究
ガイ 今日のヒーローはこの人だ!
ウルトラマンノア
ガイ 伝説の巨人ウルトラマンノアさん。かつてダークザギを封印するために自身の力を失ったんだ。
ガイ そして今日の怪獣は?
ネロンガ 「ギャオオオオン!」
ガイ 透明怪獣のネロンガ。電気を食べると透明になり食べないと姿を現すんだ。
次回も見てくれよな
次回予告
なのはさんに連れられて工場で手伝いをするガム・タカヤマとミライ・ヒビノは空から落ちてきた巨大ロボの調査を始めた。
そいつがミライを救うことができたら素晴らしい事だな。
おい、何だか様子が変だぞ?
次回 暴走する正義
電光雷轟闇を射つ!
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