守護者に俺はなる!!!
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決着!
ユウ「後2分!!どこだ!砲弾は何処だ!!」
イライラしながら砲撃手を探していると、ウソップからの合図を確認した。
ユウ「あそこか!!」
急いでそこに向かう。到着した場所は時計台だ。
ユウ「ビビ!!」
ビビ「ユウさん!!」
ナミ「お兄ちゃん!!」
レモーネ「ユウ!!」
ユウ「ゾロとサンジの姿が見えないが…まぁいい。で、砲撃手は見つかったのか?」
ビビ「ええ!間違いなく砲撃手は時計台にいるわ!!」
時計台を指差しながらそう答える。すると、時計の部分が開いていく。そして、そこから声が聞こえた。
サンジ「ナミさ~ん!ビビちゃ~ん!!レモーネちゃ~ん!!」
ゾロ「お前達、そこにいたのか」
ウソップ「って、なんでそんなとこにいるんだよお前ら!!?」
確かに。砲撃手探してたのは分かるが、何で中に入ってるんだよ。
「ゲーロゲロゲロゲロ」
「オホホホホホホホホ」
そんな笑い声が時計台から聞こえて来た。
ナミ「なにあれ!!」
レモーネ「あれは!!」
ビビ「Mr7!!?」
まだ残っていたのか!?どうする…時間は既に1分を切っている!間に合うか…ええい!とにかく行動だ!!
ユウ「ビビ!!」
ビビ「えっ!?」
俺は素早くビビを抱きかかえ、箒で砲弾の場所に跳んで行く。
ユウ「敵は俺が引き受ける!お前は導火線を頼む!!」
ビビ「…分かりました」
ナミ「お兄ちゃん!?ビビ!?」
ナミが何か言ってたが、今はそんな場合じゃない!!
Mr7「オホホホホ!何をする気かな?」
しまった!!見つかった!!
ユウ「おらぁ!!」
俺はトランプを敵に投げる。
「ゲロー!?」
避けられたか。だが、それでいい。さて…
ユウ「後は頼んだぞビビ!!」
俺はそう言うと、俺達の周りをトランプで覆う。
Mr7「み、見えない」
「撃てばいいんだよ!!」
2人は俺目掛けて発砲する。今の俺はビビを送るのでいっぱいいっぱいだ!!そのまま銃弾は俺を貫いた。
ユウ「ガハッ!!」
ナミ「お兄ちゃん!!!!」
レモーネ「ユウ!!!!」
ナミ達は叫んでいる。だが…
ユウ「なんてな♪」
俺は、相手が撃つことは既に分かっていたから、能力を使って俺が撃たれたように見せた。
「アンタ、撃たれたはずじゃ!?」
ユウ「種も仕掛けも御座いません♪さて…チェックメイトだ」
Mr7「なに!?」
背後に振り返ると、先程投げられたトランプと入れ替わりビビが立っていた。
「ミス・ウェンズデー!!?」
ビビ「孔雀一連…スラッシャー!!!!!」
「「!!!?」」
ビビの攻撃は見事に命中し、2人は時計台から落ちていった。
ユウ「間に合ったか?」
俺はビビの所に下りていく。しかし、ビビの顔は絶望の表情だった。
ユウ「ビビ?」
ビビ「ユウ…さん。砲弾が…時限…式」
ユウ「!?」
俺は急いで中を確認する。すると、砲弾に時計が取り付けられていた。
ユウ「くそっ!!どこまでも!!!」
ペル「ユウさん!!ビビ様!!」
ビビ「ペル!!」
ペルも俺達の所にやって来た。
ビビ「大変なの!!砲弾が時限式で…もう時間が」
ペル「!!?」
その言葉を聞いて、ペルも驚く。
ユウ「…仕方ないか」
俺はある事をすることにした。
ビビ「ユウ…さん?」
ユウ「ビビ、今すぐ下に行け。ペル、ビビを頼んだぞ」
そう言うと、俺は箒を取り出し砲弾を下から吊り上げて飛び立つ。
ペル「まさか!?」
ペルは、俺がやろうとすることに気が付いたみたいだ。
ユウ「後は頼んだぞ」
そう言い残し、俺は空高く飛んで行く。
ビビ「ユウさん!!!!!」
飛んでいく俺に向かって叫ぶビビ。
ナミ「お兄ちゃん…まさか!?」
レモーネ「正気なの!!?」
ナミ達も驚いてるな。だが、もうこれしか方法はない。
ユウ「これくらい飛べば…」
俺は砲弾を持ち上げる。
ユウ「ふぅ…魚人空手、一本背負い!!!!」
空に向かって砲弾を投げ飛ばした。そして…
ドオ―――――――ン!!!!!!!!!!!!!!
巨大な爆発が、アラバスタ上空に広がる。
ユウ「まず…」
俺もそのまま爆発の余波に巻き込まれたのだった。
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