大乱闘!スマブラウォリアーズ!!
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5バトル「友のために!」
前書き
前回投稿から約半年近く、これでは完結まで書くと何年かかるかわかりませんね
とある事件に遭遇し、サムスとクッパの戦いを目撃した高校生・赤座真理雄
そして彼はスマブライザーを使い、マリオのフィギュアとスマブラライドすることによりマリオに変身する力を手に入れ、地球に襲いかかってくるヴィラン達と戦うことを決意するのだった。
真理雄「(え~と、ヴィラン達と戦うためには残りのスマブラ戦士達を見つけなければならない。おっさん(任天堂博士)の話によるとまだ見つかってないのはドンキーコング、リンク、フォックス、ピカチュウの4人ってわけか) 」
机の上で考える真理雄
すると
桃子「真理雄くん!真理雄くん!!(小声) 」
さっきから真理雄の隣の席にいる
桃子が小声で真理雄に話しかけてくるが
真理雄「うるせぇなモモ!俺は考えごとしてんだよ!! 」
と真理雄が叫んで立ち上がった瞬間
ゴッチィーンッ!!☆ミ
真理雄「いってぇ~!? 」
真理雄の頭に痛みが襲いかかった。
その理由は…
九葉「赤座、私の授業中に考えごとをするだなんていい度胸だな 」
真理雄のクラスの担任である女教師・九葉(くよう)先生によるゲンコツを食らったからであった。
九葉先生
眼鏡をかけた美人教師なのだが怒ると怖く
真理雄「く…クッパ先生!? 」
真理雄や一部の生徒達からその怒りの面よりクッパ先生と呼ばれていた。
九葉「私の名前は九葉だと何度言えばわかるんだーっ!! 」
バッキィーンッ!!
真理雄「ぎゃーっ!? 」
だが、先生の前でそのあだ名を言うと物凄い目に遭わされるので禁句とされていた。
その後
真理雄「いてて、クッパの奴、あんなに怒らなくてもいいのによ 」
九葉先生から説教を食らい、居残りを受けたせいで帰りが遅くなった真理雄
真理雄「こりゃ今日はゴリハラとのスマブラバトルは無理かもな 」
と真理雄が思ったその時
スッ!
真理雄「おっ! 」
真理雄はゴリハラを発見すると
真理雄「おいゴリハラ!いいとこで会ったじゃん!スマブラバトルしようぜ! 」
早速バトルを申し込む真理雄であったが
真代「真理雄か、悪いが俺はもうスマブラはやらん 」
バトルを拒否されるだけでなく何と!?ゴリハラはスマブラを引退すると言ってきたのだった。
真理雄「ど…どうしちゃったんだよゴリハラ!? 」
真代「実は師範である親父からゲームをやる暇があるなら修行しろと言われてな、だから俺はもうスマブラはやらん! 」
ゴリハラの実家は空手道場であった。
スッ!
そう言いながら真理雄の前から去るゴリハラ
真理雄「ま…待てよゴリハラ!? 」
理由に納得のいかない真理雄がゴリハラを止めようと追いかけたその時
ぴたっ!!
ゴリハラは急に足を止めると
真代「なぁ真理雄よ 」
真理雄「何だよ? 」
真代「こんなところにジャングルなんてあったか? 」
スッ!
ゴリハラが指さした先には
バァンッ!!
昨日までにはなかったと思われるジャングルがあった。
すると
ガシャッ!ガシャッ!
ジャングルの奥からドンキーコングシリーズに登場する敵キャラのクレムリン軍が姿を現したのだった。
真代「何だこれは!?実写版ドンキーコングの撮影か!? 」
そう思うしかないゴリハラ
その時
ギャギャッ!!
真理雄達に気づいたクレムリン軍が真理雄達目掛けて向かってきた。
真理雄「やべぇっ!? 」
スッ…
慌てながらスマブライザーを取り出そうとする真理雄より先に
真代「うぉーっ!! 」
真理雄「ゴリハラ!? 」
ゴリハラはクレムリン軍に向かっていくと
真代「そりゃぁーっ!! 」
ドカァッ!!
ゴリハラはクレムリン軍目掛けて拳を繰り出した。
普通の人間ならばブッ飛ぶ威力なのだが
ニヤッ!
真代「なっ!? 」
ゴリハラのパンチを食らったクレムリン軍はブッ飛ぶどころか平気な顔をしており
ギャシャァーッ!!
真代「うぉっ!? 」
ゴリハラに襲いかかってきた。
スマブラキャラに通常の攻撃は一切通じないのだ。
真理雄「ゴリハラ!? 」
スッ!
ゴリハラの危機を目撃した真理雄はスマブライザーを構えると
カチャッ!!
真理雄「スマブラライド! 」
カチッ!
スマブライザーにフィギュアをセットし、スイッチを押しながら『スマブラライド』と叫ぶと
『レッツ!スターティングバトル!』
ジャキンッ!!
真理雄はマリオに変身したのだった。
そして
マリオF「おらぁーっ!! 」
ドカッ!!
ギャシャァーッ!?
マリオに変身した真理雄はクレムリン軍をブッ飛ばした。
マリオF「大丈夫かゴリハラ! 」
真代「あぁ、その声は真理雄か!?何故マリオになっておる!? 」
マリオF「説明は後だ!とにかく敵は俺が引き付けておくからお前は逃げろ! 」
バッ!
自ら敵を引き付ける真理雄を見て
真代「す…すまぬ! 」
後は真理雄に任せて去ろうとするゴリハラ
マリオF「さぁクレムリン共、マリオが相手をしてやるぜ! 」
ダッ!
さっそうとクレムリン軍目掛けて突っ込むマリオであったが
ギャシャァーッ!!
マリオF「くそっ!!こいつら数が多すぎだ!? 」
1対多数の前にさすがのマリオも苦戦を強いられ
そして…
ガブゥッ!!
マリオF「ぎゃあぁーっ!? 」
とうとう噛みつきの一撃を食らってしまった。
ガブガブゥッ!!
一人がマリオに噛みつき、また一人がマリオに噛みつく無限ループのなか
マリオF「(ま…まずい!?ダメージ率が70…75…80%とどんどん上がってきやがる!?) 」
ダメージ率が100%になれば自動的に変身が解除されてしまう
もはやこれまでかと真理雄が思ったその時!
ドカァッ!!
ギャンッ!?
マリオF「えっ!? 」
マリオの目の前で一匹のクレムリン軍が倒された。
どうやら飛んできたタルが命中したらしいのだが
そのタルは何故飛んできたのかというと
真代「ふんっ!! 」
ゴリハラがタルを持ち上げてはクレムリン軍目掛けて投げつけていたからであった。
するとクレムリン軍の一部が狙いをマリオからゴリハラに変えて向かっていく
マリオF「ゴリハラ!?何で逃げないんだよ!? 」
マリオが大声で叫ぶと
真代「嘗めるな!!この俺、剛里原真代、友を見捨てて生きるくらいならば共に死ぬを選ぶわい!! 」
バァンッ!!
ゴリハラは自身の命より真理雄との友情を優先したのだった。
マリオF「ゴリハラ、お前って奴は… 」
そんなゴリハラの友情に感動する真理雄
だが感動したのは真理雄だけではなく
ドンドンドンッ!!
真代「な…何だ!? 」
ゴリハラの元へDKと書かれたタルが向かうと
バッカァーンッ!!
タルがひとりでに割れ
真代「こ…これは!? 」
バァンッ!!
タルの中からスマブライザーとドンキーコングのフィギュアが現れたのだった。
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