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機動戦士インフィニット・ストラトスF91

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君を見つめて












私は...クロスボーンバンガードのIS母艦、ザムス・ギリの格納庫で、自分の専用機「ブルーティアーズ」に、アンジェリカにもらったミニブーケを付けていた。

こんなもので、生き延びれるとは思えないのですが...

「お姉さま、街での噂聞きましたか?」

「知りませんわね...いったいどういう物なのですか?」

「我々の作戦により、多数の死者が出ているというデマなのですが。」

「デマではないですの...」

シーブック...貴方は今どうしておられるのですか?...いけない、私はもうオルコット家の女として生きていくと決めたのに...

{アンジェリカ大隊、発艦準備に移れ!}

「では、お姉さま。先に参ります。」

「えぇ。(来なさい、ブルーティアーズ!)」

青、白...差し色に黒。大きなレーザーライフル、スターライトmkⅢ。アンロックユニットである、ビット、ブルーティアーズ。私の専用機であり、第3世代として作られた、ノンフルスキン装甲のIS。

{セシリア様、カタパルトへ。}

{分かりましたわ。セシリア・オルコット、ブルーティアーズ、行きますわ!!!}











{アンジェリカ大隊は、フロンティア1番島の資源採掘島に真っ直ぐ向かいますわ。パワードスーツ隊は、正面の艦艇、パワードスーツに攻撃。IS隊は我のフラッグに続け!}

そう言って、先頭のIS、アンジェリカのベルガ・ダラスからビームフラッグが映し出された...オルコット家の紋章?

{お姉さまは、遅れている機体がいましたら、喝を入れてやってください。}

{分かりましたわ。勉強させていただきます。}
















レアリー艦長が、整備室に入ってきた。

ここには、俺とローラさんしかいない...

「どうしましたか、艦長?」

「出撃です、フロンティア1にクロスボーンの混合部隊が来ているので、ローラ少尉、シーアークの停泊している港のブロックを守ってください。シーブック君は、待機。いつでも出られるようにしてください。」

「「了解。」」








ヘビーガン、海軍の開発した、小型ISの量産機であり、いまだ主力の座を保っている。しかし、クロスボーンの高性能ISの前では無意味であった。

「一体何機の敵がいるのよーー!!!」






{シーブック君!出撃しなさい。}

下手こかなきゃ...死にはしない...

{F91はシーブック・アノーで行きます!}

{シーブック君、PICを利用して機体を立たせられるわね?}

{やってます!やれてますよね?}

PICを起動させ、宙に浮き、機体を立てる。

{えぇ、1番上のレーザーライフルを使って!}

そこには、小型のレーザーライフル。

{えぇ?!合うんですか?}

{F91用よ、調整はすんでいるわ。}

{F91をカタパルトにのせろー!}

「動いて、良かったですね!」

「あぁ、リィズちゃんのお陰だよ。」

「(お母ちゃんがあんなものを作っていたなんて!)」

{シーブック!カタパルトに乗れ!}

「お兄ちゃんが?」

{ガンダム、行きますっ!!!}


 
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